のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1561

2018-07-25 00:09:39 | 新しい子猫たち 

彼の家をついに建て直す計画があった。居候みたいに住んでいる ジイサンもバアサンも金はそこそこ出来たし、新しく建て直す時に、そこそこ金を出せる程度の金もあって、ぜひそうして欲しいと頼んでいた。ココシロ絡みの会社も金はそこそこ貯まり、彼も彼の奥さんの銀行口座にも金はあった。


 


瑠璃興業と香奈オフィス の連合軍 は我々が斡旋すれば家を建てる金は ガーンと安くできる。ついては庭に新しく家と云うか マンションみたいな家を建て、今の家はそのままにしてもいい とまで言った。庭は広く、彼の家の井戸水からの配管は触らない とも言った。


 


ココシロは ココとも相談して、ナニか出てきた時の相談条項もちゃんと作った。万一 ナニかの鉱物が見つかったら、適正な価格のある程度の比率を払う、それも一気ではなく、徐々に。香奈オフィスもまだ世間に公表しないで、香奈オフィスに運営を任されている、小型の発電所だけであの鉱物を混入してテストしている段階だった。一気に世界の資源問題に影響を与えたくはないのだった。


 


家を建てると云うよりは地下を調査する事にも似て 結構深く掘った。地下何階の地下室を作るかのようだった。