忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

消費増税の向こう側に・・・

2014-03-31 23:45:28 | のんき的経済問題
うむ・・・ かなり久しぶりに記事を作ります。

正直、仕事の方に考えるスペースを割きたかったので、あえて書いていなかった節もあるんだけど。


「消費増税」って、のんきのブログの中でも一つのテーマ的な存在でもあったので、改めて消費増税が行われるにあたって、一つの区切りも付けておきたいって思ったわけ。

そもそものんきが「消費増税が必要だ」と訴えるようになったのは、この本に出会ってから。

「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)
クリエーター情報なし
扶桑社


書いてある内容としては年金の問題で、内容はのんきが記した年金シリーズをどうぞご参照ください

思考の発端はこの本だけど、年金についての解説はのんきのブログの方が詳しいです。(*^^)v
シリーズ 年金問題
↑のんきの記したシリーズ「年金問題」の一番最後のお話です。
冒頭で過去の記事を紹介しているので、できれば一番最初から見てね。(*^^)v

年金の本なのになぜ「消費税」を意識し始めたのかっていうと、単純に年金のお話だけでなく、消費税のお話も紹介されていたから。

消費税というよりも、「社会保障」のお話やね


団塊の世代が後期高齢者、つまり75歳となる年=2023年になると、社会保障のための財源が圧倒的に不足するようになることが試算されていて、現行の法制度のままで煤で行くと、社会保障のための財源が金額で凡そ15兆円ほど足りなくなるのだそうです。

「たかが15兆円」なんて思うかもしれませんが、社会保障、特に「高齢者医療と介護のための財源だけ」で15兆円も不足するということなんです。

ちなみに、現行の法制度では、国民基礎年金の国庫負担分が1/3から1/2に引き上げられていて、この金額にも消費増税の1%分が当てられる事となっています。

前記した年金を含まない社会保障財源の不足分が15兆円で、これが消費税率で3%~4%分になるわけですが、消費税は1%が地方交付税、1%が地方交付金として地方財源として充てられますので、実際には5%でも増税額は足りない、というのが本当のところです。

仮に日本の経済成長率がGDPの3%であったとしても、500兆の3%であり、その額は15兆円。そのうちの何パーセントかが割合として税金になるわけですから、社会保障の財源に充てようとしてもはした金にしかならないことがわかると思います。


経済成長では社会保障の財源が不足する分を補てんするにはあまりにも不十分だということです。


このことをのんきが訴え始めたのが2010年。当時は「消費増税の理由」がのんきが訴えていたような「社会保障の財源として充てるため」ではなく「日本の借金の返済に充てるためだ」という出まかせを世に振りまいている愚か者たちが大量にいました。

また、実際にのんきも「経済に目覚め始めたころ」であり、ちょうど三橋貴明さんが「日本の借金ではなく政府の借金であり、日本の国債の保有者は95%が日本国内の企業や国民であり、政府の借金は国民の資産である」と盛んに訴えている時期でもありました。




これは当時(2009年12月)頃の動画であり、本当に三橋さんは先見の明のある人だったと思います。
公共事業の出動により、政府が国民に代わってお金を使い、銀行にうずもれている資産を民間企業の手元まで流動させることが景気を回復させ、結果的に政府債務を減らすことに繋がるんだという考え方をのんきは彼から初めて学びました。


ですが、同時に三橋さんは「だから消費増税を行う必要などない」と訴えていたのです。

ですが、のんきのブログでは、そうではないと、社会保障の財源を確保するため、消費増税派必要なのだと訴えていたわけです。

これは、「消費増税が何に使われるのか」という理由を三橋さんを含め、多くの国民が誤って判断していたからなのです。

政府が予算組みを行う時には、事前に「予算総則」なるものが制定されます。
2011年以来、この予算総則に、

消費税の使い道は、基礎年金と老人医療と、介護。この3分野以外には国に入った消費税は使わない

ということが記されてます。ルールとして定められている以上、消費税をそれ以外の目的に利用する事は出来ないんです。


さて。のんきが「消費税」と同時にそもそも「政治と経済」に対して関心を持ち始めたのは2009年。「麻生内閣」が誕生したことが理由でした。

マスコミの報道のあり方に「異常さ」を感じたからです。


麻生さんが何かを発言するたびに、報道が変わるんです。しかも180度。
普通の感覚の持ち主なら、「おかしい」と気づくよね

当時は、はっきり言ってのんきは麻生さんを支持していたわけじゃありません。
数多くいる政治家の中の一人だという感覚くらいしかなかったんです。

そう。「何で麻生さんを?」ってたまに聞かれるけど、のんきが麻生さんを支持するには支持するなりの、きちんとした理由があるってことです。


で、以下が麻生内閣において定められていた、いわゆる「消費増税法」。

附則
(税制の抜本的な改革に係る措置)

第104条 政府は、基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引上げのための財源措置並びに年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための施策に要する費用の見通しを踏まえつつ、平成20年度を含む3年以内の景気回復に向けた集中的な取組により経済状況を好転させることを前提として、遅滞なく、かつ、段階的に消費税を含む税制の抜本的な改革を行うため、平成23年度までに必要な法制上の措置を講ずるものとする。この場合において、当該改革は、2010年代(平成22年から平成31年までの期間をいう。)の半ばまでに持続可能な財政構造を確立することを旨とするものとする。

2 前項の改革を具体的に実施するための施行期日等を法制上定めるに当たっては、景気回復過程の状況、国際経済の動向等を見極め、予測せざる経済変動にも柔軟に対応できる仕組みとするものとし、当該改革は、不断に行政改革を推進すること及び歳出の無駄の排除を徹底することに一段と注力して行われるものとする。

~中略~

三 消費課税については、その負担が確実に国民に還元されることを明らかにする観点から、消費税の全額が制度として確立された年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための施策に要する費用に充てられることが予算及び決算において明確化されることを前提に、消費税の税率を検討すること。その際、歳出面も合わせた視点に立って複数税率の検討等の総合的な取組を行うことにより低所得者への配慮について検討すること。


ってか・・・眠くなってきたので続きは明日にします。



日本の未来は明るい!!






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