ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(2/2)2

2024-02-22 14:04:00 | メディア
甲斐バンドの両国国技館ライブ版「ナイト・ウェイヴ」が終わると奥さんの投稿…
「私のスマホには、日付が変わると『今日は○○の日』とか
『○月△日生まれの有名人』といった情報が表示されます

いつもなら、わざわざサイトにアクセスしたりはしないんですが
『1月9日生まれの有名人』の先頭に、岸部一徳さんのお名前が挙がっていたので
(『おお!と思って』と付け加えられ)…ページを開いてみると

他にも、ジミー・ペイジやJ.Kシモンズ、大林宣彦監督に龍虎さん
松鶴家千とせ(さん)、尾崎建夫さん、真栄田郷敦(さん)、見取り図の盛山さん
(『そして女性陣は』)…西田佐知子(さん)、井上真央さん等々」…と、時折「さん」を省かれる甲斐さん

「各界のそうそうたる皆さんに混じって、宮地佑紀生さんのお名前を発見し
失礼ながら、星座占いは、あてにならないかも知れないと思った次第です」…までお読みになり
「ハイ、宮地佑紀生はですね、えー、名古屋…地元の元スーパースターですね、ハイ
えー『元』って付くのが、ちょっと悲しいんですけど、ハイ…えー、色々…ちょっと問題がありまして
えー、元スーパースターになってしまいました、ハイ」と説明なさったあと

「ちなみに…前日の1月8日生まれの母は、毎年、誕生日を迎えるたびに
『私は、プレスリーとデヴィッド・ボウイと同じ誕生日なのよ!』と
マウントを取って来るのがお約束です」と読み終えられ
「そうなんだ!?プレスリーとデヴィッド・ボウイ、同じ誕生日なんてスゴイな!ほぉー!

…と、食いつかれてましたが(笑)「(奥さんの母上が)マウントを取って来る」のあとに
奥さんが「書こうか?ヤメようか?」と悩んだのが
自分の誕生日と同じ誕生日の有名人には、かつて甲斐バンドのツアーメンバーでいらした
ベーシストの坂井紀雄さんがおられるものの
プレスリーやボウイに比べると、ちょっと…といった内容だったらしく(失礼!)
「宮地さんのことだけでも失礼なのに、坂井さんをオチに使えないよねぇ…」と自粛したんだとか…(苦笑)

それはともかく…「1月9日生まれの有名人」は、他にも数多いらしたみたいだけど
奥さんが選んで、投稿に挙げた皆さんは、甲斐さんがお好きだったり、面識がおありだったり…など
甲斐さんのツボにハマりそうな方々だった訳ですが(笑)

「えー、でも、1月9日ってさ…1月9日(生まれ)の男たちって、あの…松鶴家千とせさん以外って
みんな大柄ですよね?スゴイね、ナンか…へぇー!
ナンか、大林宣彦監督…しかも、あの…監督か、バンドならリーダーやってる人ばっかりですよ
だって、岸部一徳、ジミー・ペイジ、J.Kシモンズ…えー、ねぇ?
ナンかスゴイなあ!…で、みんな大柄で、ハイ」
…という風に、括られたのは「えっ!?そこ?(笑)」と想定外だったようです(笑)

ちなみに…奥さんと同じ誕生日の有名人には、坂井さんの他にも、かのトーマス・エジソンを始め
セルジオ・メンデス、バート・レイノルズ、クロード・チアリ、シェリル・クロウ
マリー・クワント…といった海外勢や、伊能忠敬氏
ホリさん、岸井ゆきのさん、内田也哉子さん、唐十郎さん、鳩山由紀夫元総理、池部良さん

剛たつひとさん、奥さんご贔屓の清水紘治さん、甲斐さんのお好きな岡田惠和さん
そして、アレ以来、あまりお見かけしなくなった山本モナさん(汗)等々
体格の良さやバンドのリーダーでは括れない皆さんがいらっしゃいます(笑)

ともあれ…「まっ、真栄田郷敦ね…真栄田郷敦は、もうホントに声が…声が素晴らしい、特に…
演技もイイですけど、声が素晴らしいですよねぇ
(真栄田さんご出演の)『エルピス』…結局、僕は、えー、3回り観てしまって…
録画を2回り観て…『もう観ないだろう』と思って、消したんですよ

したら、しばらくして、Netflixで始まって…
『ああ、ダメだあ!』って言って、またNetflixで、もう1回り観てですね
ナニ…ナニをやってんだろう…まあねぇ、アレは、ホントに気合い入ってた

まあ、でも、ナンか、ああいう風な気合いが入ったドラマが、こう…バカーン!と出て来ると
全体的に、ナンか、底上げするっていうかね
『ブラッシュアップライフ』もそう…そうだったしね、ナンか…
ナンか、こう…やっぱり上がって来ますよね、全体がね」
…と、ドラマの話に広がって行ったことも、ちょっと意外だったみたいです(笑)

ただ…「エルピス」も「ブラッシュアップライフ」も、年末年始にかけて
地上波やTVerで、全話一挙放送されていたので、我が家もチラチラ観てたんだけど
甲斐さんが、真栄田さんの声に惹かれていらしたとは知らず
注意力散漫で、今もどんなお声だったか?思い出せません(苦笑)

もっとも、ドラマ自体は、TBSでは制作できないということで
プロデューサーの方が退社なさって、フジテレビでオンエアーにこぎつけたってくらい
実際の冤罪事件をモチーフに、テレビ局の人間がテレビの在り方について、一石を投じる…といった
確かに「気合い」が必要な問題作だったし

真栄田さんは、最初、ちゃらんぽらんな仕事ぶりのディレクターで
保身のために仕方なく、冤罪事件に関わり始めたのが、事件を深く調べる内に、どんどんのめり込み
テレビ局の上層部や、政治的圧力に逆らってでも、事実を報道しようとする
気骨を備えた報道マンになって行く姿を、鬼気迫る演技で表現なさっていて
甲斐さんが、3回くらいご覧になったというのも納得の力作でした

余談ですが…我が家の購読紙の文化欄に「回顧2023」という記事が掲載されていて
その書き出しには…「『もう1回やり直すっていうのは出来ないですよね?』『出来ますよ』
数々の賞を受けたバカリズム脚本のテレビドラマ
『ブラッシュアップライフ』にこんな会話が出て来る。
人生を何周も生き直して磨き上げてゆく主人公・麻美が、2度目の落命の直後に
死後案内所の受付係と交わすやり取りだ」…とあり

昨年、阪神タイガースが「日本一」になったのは、岡田監督の采配…
「例えば、抑えの切り札と見込んでいた投手が不調と見るや
別の投手に差し替える、見事な修正力」…が、光ったからだ、に始まり
村上春樹さんが、40年以上前の中編を長編小説に書き直されたことや
黒澤明監督の「生きる」が、カズオ・イシグロさんの脚色で
英国映画「生きる LIVING」として甦ったこと

甲斐さんも涙されたという「ゴジラ -1.0」は
「『ブラッシュアップライフ』さながら、1945年の名作まで遡った感があった」とか
大谷翔平選手と藤井聡太八冠は「日々の鍛練を怠ることなく
状況に応じて、投球や打撃、戦術を修正し、磨き上げて来た」といった
より良い方向への「修正」に関するあれこれが振り返られていた一方で

「修正の機会が何度もありながら、手が施されて来なかった
ジャニー喜多川氏の性加害問題や、宝塚歌劇団の劇団員が死亡した問題」は
「メディア報道も含め、もっと早い段階で何とかすべきだった」とか
「政治資金の問題は、収支報告書の数字の修正・訂正で済むレベルではなく
政治の在り方そのものの修正が求められている」という、負の「修正」面も多々あり

「では、私たちは、修正や訂正、ブラッシュアップをして何を目指すべきなのか
地位や名声、収入のためとは思いたくないところだ
大谷選手は、総額1千億円の大型契約の内、97%をチーム編成のために後払いにした
最優先させたのは、勝利の喜びなのだ

ちなみに『ブラッシュアップライフ』の麻美は、何度も人生を磨き上げ
先端的な研究医やパイロットにもなった。でも、最後に選んだのは
地元の幼なじみとの平穏な日々だった」…と締めくくられていたけど
研究医やパイロットになったのも「オオアリクイ」に生まれ変わりたくない(笑)という
自分の事情のためばかりではなく、幼なじみ達を助けるため、必要に迫られて…という一面もありましたよね?

このドラマが始まった当初は、赤ん坊から人生をやり直すのは、時間的にちょっと大変でも
全てがリセットされるのではなく、前の人生の記憶をとどめたまま
新しい人生に向かって、再チャレンジ出来るというのは、最も理想的な展開じゃないか!(笑)
…と思ったんですが、多少の時空の歪み…前世で親しかった人と疎遠な生活になったり
知り合うはずの人と出会わなかったり…はありつつ

自分が命を落とした日や、友人の身に重大な事件が起こる日などは、前世と変わらずやって来るため
それを阻止するために、職業を選んだり、日程や時間を調整したり…と
綱渡り的に奔走する主人公の姿を観ていると、人生の周回を重ねるごとに
ますます「記憶」に翻弄されることになるんだなあ…と少し切なくなってしまいました(苦笑)
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