のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

すこしずつ冬仕度

2010-11-14 | のどのどぬ人

11月14日

米沢では、もうすっかり木々の雪囲いも終わった様子。
2,3日前、朝起きて車を見てびっくり!なんでこんなにキタナイの?!
大陸風に吹かれてやってきた黄砂のせいでした。
やっぱりどうにも気になって今日は夕方洗車へ。
でもみんな考えることは同じですね、洗車マシンは順番待ちでありました。

いつ雪が降ってももうおかしくないけれど、今夜もまだほんのりあたたかい。
とはいえ、冷え込む夜はいつも急にやってくるから、
今日は物置から灯油缶を出し、羽毛布団にカバーをかけて。
あ~また冬がくるんだなぁ。

(ゆ)

近づいてゆく山の紅葉の残つてゐる

2010-11-14 | のどのどぬ人

11月14日

日曜日, 酒田にて.
土門拳記念館, 今は企画展示室を全部使って「土門拳の昭和」展をやっています(一番奥の展示室は「風貌」の写真).

伊豆の漁師の写真から, 浅草の街の賑やかな感じ, 横須賀海兵団の訓練風景, そして出征の場面, など, 昭和11・12年くらいの写真から展示は始まります.
日中戦争へと目まぐるしく進んでいく自分の生活の周り.
写真家はどんな気持ちでシャッターを切り続けたのでしょうか(それからもう十数年も経つと, 右から左へ書かれていた日本語もいつの間にかしっかり左からになっていて…. 色んなことがガラリと変わってしまった, まさに激動の時代だったんだなぁ).

中に一枚, 浅草の花火屋さんの写真があって, 一本ずつバラ売りされているその花火に, なんだか胸が詰まってしまいました.
小さいころお寺の夏祭りで, 同じように並べられた花火を買ってもらった記憶がすっと甦ってきて…(いつからあの屋台は開かれなくなってしまったんだろう).
そんな経験が写真にはあるから, 素敵です.

(ド:天童・格知学舎の紅葉. 空気が, こう佇まいを整えている感じ. まだまだ見ごろでした~)