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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

ベストパフォーマンス2015!再版中!

2016-09-27 05:56:54 | 活動報告


延原ゼミではこれまで10年以上にわたり毎年、
記念すべき演奏を録音ゼミの協力で録音してきました。
昨年度の収録分がようやくかたちになりました。

最初、もりりんは
「皆の顔を切り抜いてピアノから飛び出させたいです。」
と言いました。
何かアニメっぽいジャケット表紙になるのでは?と、
「ふ〜〜ん、だったら演奏者全員の写真集めないとね。」
と返したら、本当にいつの間にか素材を集めてました。

そして、「できました!」と送られて来たものは!
それはそれは味のあるユニークなジャケットでした!
もりりんこと森内彩加(4年サックス)は、
創造性に満ちた紛れもない逸材、延ゼミの宝!です。



センスの光るゼミCD「ベストパフォーマンス2015」は、
塩竈復興支援公演で演奏するための、
プーランク作曲「3つのノヴェレッテ」より第1、3曲を、
9月に急いで収録して完結、塩竈で初お目見えして即品切れ、
現在も予約待ちの方が10名程いらっしゃいます。



コンサートミストレス、西村麻衣のウェニャンは原田愛先生の伴奏、
昨年度、室内楽トップの金管五重奏のグランドバレーファンファーレ、
冨岡和男先生の委嘱でつくられたヘスのファンタジーは、
やはり昨年度のNo.2サックスカルテットのメンバーで、
現在演奏助手の佐藤春花さんと池田葵ちゃんの演奏、
ゼミ生のアレンジによるサックス四重奏の新境地など、
サックス中心の聴き応え抜群の内容になっています。

材料費のみでお分けしています。
お問合せは nobu_zemi@mymelody.com まで。

次のコンサートは10月15日(土)に、
恒例になったゲートシティ大崎での演奏です。
ノヴェレッテ=短編小説=読書の秋
そんなお話のある音楽をお届け致します!




塩竈復興支援公演スナップ(3)

2016-09-25 21:20:31 | 活動報告


塩竈には遊ホールというコンサートホールがあります。
今回の復興支援公演では敢えてそこでのコンサートは行わず、
本塩釜では有形文化財の杉村惇美術館で行いました。

ここの大講堂は昔ながらの建築で、
教会の大聖堂を想わせる残響です。
また、古風なアップライトピアノが調度品のようで、
ゼミがアップライトピアノで演奏するのは、
2008年以来の千葉山王病院・緩和ケア棟以来になります。

ソロで演奏する場合は、この残響への憧れもあります。
しかし3重奏になると、音がかなり飽和状態になります。
アップライトピアノとこの残響の中で演奏しうるクラシック曲、
そこが今回のたいへん難しい課題になりました。

ゲスト演奏として宮城県在住の卒業生チェリスト、
明珍幸希さんとピアニスト、森由利子さんを迎え、
宮城県在住の1年生ヴァイオリン、髙橋沙織さんによるトリオ、
既存のクラシックのピアノ三重奏曲は音が多く飽和になるためNG、
そこでピアノソロ曲であるプーランクの3つのノヴェレッテを、
この編成に編曲しての演奏になりました。



チェロとピアノによる演奏でサン=サーンスの「白鳥」や、
ピアソラの「アヴェマリア」も演奏されトリを飾りました。



最後は会場の皆さんと「花は咲く」を歌いました。
ここでのコンサートの最初を飾る「彼方の光」を、
簡単ではありますが録画しYoutubeに載せました。
そちらもどうぞご覧下さい!
https://www.youtube.com/watch?v=lVsZ23W4dAQ
(共有しているSNS上で観ると視聴回数にカウントされませんので、
できればYoutubeに移ってご覧下さい!

帰りは18時頃の仙台からの新幹線でした。
昼食は二日間とも落ち着いて取ることのできない、
本当にタイトな慌ただしい旅行で仙台に寄る暇はありまんが、
皆のリクエストでが牛タンを食べることになりました。
乗換の15分で牛タン弁当10個調達に成功!




塩竈復興支援公演スナップ(2)

2016-09-22 09:07:47 | 活動報告




世の中にある復興支援ソングはつい最近つくられた曲ですが、
コンサートではそのような曲とは別に郷愁を誘う、
昭和初期の歌、そして、大正時代につくられた歌が歌われました。

3年島田萌衣さんがまず歌ったのは、島崎藤村作詞の「椰子の実」。
プログラムノートには詩に現代語訳までつけ、
ただ聴いただけでは何と歌ったかわからない箇所もあり、
タイトルと旋律のシンプルさとは相反しています。それはまた、
この曲の旋律が通常の言葉のイントネーションと異なっており、
それがいっそう詩の聴き取りを難しくしています。
日本語は抑揚が少ないため、イントネーションに合わせると、
憶えやすい、また親しみやすい旋律になりにくいことも要因です。

大正時代につくられた竹久夢二作詞の「母」は、
短いながらも熱い思いの伝わる曲調です。

日本歌曲は選曲からさまざまな意味で難しいと言えます。
それでも現代は、日本語を大切に作曲されるべきと考えます。

伴奏の有泉さんは、ヴァイオリン、ホルン、歌の伴奏と、
さまざまな伴奏で経験値を上げたことと思います。



島田さんは前半のMCも行い、お客のハートを掴みました。
始まったばかりのコンサートで、
元気なノリを示し続けることは、なかなか難しいことですが、
コンサートに終始活気があったのはMCのおかげです。
後半のMCの貞賴さんもその持ち前の元気で、
お客の笑いを勝ち取りました!



翌日、西塩竈にあるホテルから、
杉村惇美術館への移動、さらにそれを終えてから本塩釜駅への移動、
市からバスを出していただきました。



塩竈復興支援公演スナップ(1)

2016-09-21 05:13:47 | 活動報告


9月17〜18日の塩竈復興支援公演が滞りなく終了しました!
市を挙げて支えていただきました!

1日目、着いてから2時間半の全体リハーサルを経て、
ふれあいエスプ塩竈ホールの本番で、
モーツァルトのホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495より第1楽章を
演奏する3年の神尾帆南さん。

モーツァルトは、ロマン派や近代の音楽、ポップスに比べ、
ごまかしがきかず格段に難しいと感じる局面が増えました。
レパートリーのまだまだ少ないホルンのソロ楽曲として、
モーツァルトを選ぶことは果敢な挑戦でもあります。
さまざまな選曲の中で、今日のクラシック曲の代表とも言える、
モーツァルトを堂々と演奏していました!

そして、ピアノ伴奏もオーケストラの音が尊重されているため、
どうしても日本人が演奏するには指が届かない、掴めないなど、
楽曲を損ねないようように編曲に少し手を加える必要があります。
そんなこの曲を巧みに演奏したのは2年の有泉香里さんです。

今回は図らずも皆のドレスの色が奇麗に分かれました。
中でもこのレモン色のドレスの神尾さん、
照明の色やホルンと同調してその出で立ちはもはや神



こちらは、行きの新幹線の中の模様です。
朝8時30分集合は、今までの復興支援旅行の中では最も遅いです。
塩竈は仙台から比較的近いためです。
集まってすぐに昼食用のお弁当が配られます。
次のご飯まで時間がとれず夜になるため貴重な食事です。

左から4年オーボエの貞賴さん、3年ファゴットの小俣さん、
そして神尾さんです。
前日までは皆がかなりの肉食希望だったのに、
「うなぎと牛すき弁当」を横目に、
この「お魚づくし弁当」を選んだ3人
前回から買っているこの「お魚づくし弁当」は、
煮魚、焼き魚と4種類以上の魚が入っている豪華さです。

意外にも神尾さんはすでに食べ終わっています。
そして何やらその神尾さんと話をする小俣さん。

それに比べて終始味わいながら弁当を堪能する貞賴さん。
眼を潤ませてゆっくり味わっています

「食べることがいちばんの幸せ!」
と言ったかどうか…。

塩竈復興支援コンサート・リハーサル

2016-09-14 09:35:39 | 活動報告


塩竈復興支援コンサートまであと3日になりました。
このところ台風がよくやってきますが、
公演日は何とか台風は避けられそうです。

先週から全体練習が始まりました。
いろいろとまだ足りないことがあって、
いつものようにぎりぎりのところですが、
復興支援コンサートと冠して、
本当に意義のある公演ができるのかどうか日夜問いかけます。

今回のコンサート、ピアノを用いない編成として、
オーボエ、クラリネット、ファゴットの
リードを用いる木管楽器による三重奏、
トリオダンシュ(Trio d'anches)が特徴です。

この編成は4重奏ではない3重奏で、
楽曲として一人一人の奏者に求められるものが多く、
響きとしても澱みが許されない難しさがあります。
つまり、和音として聴かせるには、
それぞれの楽器の音色やバランス、音程が嵌ることに、
荒が目立つ編成であると思います。



今回はイベールの5つの小品、
モーツァルトのきらきら星変奏曲を演奏します。
モーツァルトは特に有名な曲で、
そのオリジナルに木管三重奏がどこまで迫れるか…!



会場の皆さんで歌う「花は咲く」「ふるさと」の、
歌の練習も行っています!



【プログラム】
〈17日15時開演・ふれあいエスプ塩竈 ホール〉

1.エルガー作曲 愛の挨拶
  クラリネット 藤本港 ピアノ 末次実玲
2.マスネ作曲 タイスの瞑想曲
  ヴァイオリン 髙橋沙織 ピアノ 有泉香里
3.モーツァルト作曲 ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495より第1楽章
  ホルン 神尾帆南 ピアノ 有泉香里
4.涙そうそう
  オーボエ 貞賴惠 ピアノ 遠藤龍軌
5.イベール作曲 5つの小品より 第1、2、5曲
 モーツァルト作曲 「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」
 による12の変奏曲 ハ長調K.265より
  オーボエ 貞賴惠 クラリネット 藤本港 ファゴット 小俣涼音
- 休憩 -
6.島崎藤村作詞 大中寅二作曲 椰子の実
 竹久夢二作詞 小松耕輔作曲 母
  ソプラノ 島田萌衣 ピアノ 有泉香里
7.多々良聡樹作詞 延原正生作曲
 復興応援ソング「これがわたしのすべきこと」
  学生全員による合唱 ピアノ 末次実玲
8.サン=サーンス作曲 白鳥
 ピアソラ作曲 アヴェ マリア
  チェロ 明珍幸希 ピアノ 森由利子
9.プーランク作曲 延原正生編曲 3つのノヴェレッテより第1、3曲
  ヴァイオリン 髙橋沙織 チェロ 明珍幸希 ピアノ 森由利子
10.ふるさと
  皆さんで歌いましょう ピアノ 遠藤龍軌

〈18日13時30分開演・杉村惇美術館大講堂〉
【プログラム】
1.村松崇継作曲 延原正生編曲 彼方の光
  ファゴット 小俣涼音 ホルン 神尾帆南 ピアノ 遠藤龍軌
2.マスネ作曲 タイスの瞑想曲
  ヴァイオリン 髙橋沙織 ピアノ 有泉香里
3.ドビュッシー作曲 亜麻色の髪の乙女
  クラリネット 藤本港 ピアノ 末次実玲
4.涙そうそう
  オーボエ 貞賴惠 ピアノ 遠藤龍軌
5.イベール作曲 5つの小品より 第1、2、5曲
 モーツァルト作曲 「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」
 による12の変奏曲 ハ長調K.265より
  オーボエ 貞賴惠 クラリネット 藤本港 ファゴット 小俣涼音
- 休憩 -
6.島崎藤村作詞 大中寅二作曲 椰子の実
 竹久夢二作詞 小松耕輔作曲 母
  ソプラノ 島田萌衣 ピアノ 有泉香里
7.多々良聡樹作詞 延原正生作曲
 復興応援ソング「これがわたしのすべきこと」
  学生全員合唱 ピアノ 末次実玲
8.サン=サーンス作曲 白鳥
 ピアソラ作曲 アヴェ マリア
  チェロ 明珍幸希 ピアノ 森由利子
9.プーランク作曲 延原正生編曲 3つのノヴェレッテより第1、3曲
  ヴァイオリン 髙橋沙織 チェロ 明珍幸希 ピアノ 森由利子
10.花は咲く
  皆さんで歌いましょう ピアノ 末次実玲

いよいよ復興支援コンサート!

2016-09-08 07:40:31 | 活動報告


塩竈復興支援コンサートまであと10日を切りました!
演奏する曲目のリハーサルもだんだん増えてきました!

この日は、宮城に住んでいた髙橋沙織さんのヴァイオリン、
ピアノの有泉香里さんによるマスネ作曲『タイスの瞑想曲』。

とても個性的なキャラクターの髙橋さんは1年生、
これからの活躍が期待できます。

また、昨年度から収録を続けているゼミのCD
「ベストパフォーマンス2015」の最後の収録曲として、
プーランク作曲『3つのノヴェレッテ』第1、3曲も、
塩竈のコンサートで演奏する曲としてレコーディングしました。

こちらは公演に参加する髙橋さんと、
チェロの橋本総司君、ピアノの小林ゆずかさんで、
今回の復興支援公演に持ってゆくためにレコーディングされました。
この曲は塩竈では卒業生の明珍幸希さんによるチェロ、
ピアノの森由利子さんのピアノで髙橋さんが共演します。
さらに10月には、ゲートシティ大崎・アトリウムで、
レコーディングメンバーによる演奏が行われます!


レコーディングは今回自前で挑みました!
ゼミには演奏の他、録音専攻のメンバーもいて層が厚いのです。
音楽音響デザインコースで録音が専門の大津瑳里奈(写真左)さん、
そして、飛田はるなさん(写真右)も来てくれました。
マイクを何本も立て、録音編集まで行うことを、
ゼミの中でできるなんてとても素敵です!
録音の出来上がりが楽しみです…。

夏の作戦会議

2016-08-29 01:55:38 | 活動報告
そろそろ夏休みも終わり、後期が始まろうとしています!
しかし、準備が始まっていて軒並み忙しくなっています!
そこで、夏休み中もいろいろとミーティングをして、
後期のコンサートやイヴェントに備えています!
まずは4年生二人の作戦会議をレポート!



ヤケに楽しそうじゃないか?
そんなことはありません…ミーティングです!

西村(右)「腹減った〜!何かくれ〜!」
森内(左)「ほんと腹減った〜肉、肉、肉!」



ただの飲み会じゃないの?
いえいえそんなことはありません…ミートです!
そうじゃなくて、ミーティングです!

西村「卒業したら今住んでいる所を出て、
   ホームレスになります。家をくれ〜!」
森内「麻衣ちゃんは卒業したら、
   延原先生の家にテント張るんだって?」



ただの飲み会じゃないの?
いえいえそんなことはありません…
飲み食べ放題です…

西村「小顔ポーズ!」
森内「麻衣ちゃんの隣だと私、小顔に見えるよね!」

かなり腹一杯飲んで食べてしても、
次のお店に行くとまた何かと食べれる二人でしたとさ。



こちらは別の日の晩餐会の模様です。
この写真のメンバーですべてではありません!
左側二人は卒業生で、
大学院2年で吞みっぷりが素敵なオーボエの愛菜。
2番目はあの!葵ちゃんで、卒業してテレビのお仕事をしています!
そして、希少な機材が操れる歌科、もろこめ(萌衣)(学3)。
宴席には必ず参加?しかしトータルに忙しいもりりん(学4)。
こんなゼミの主要メンバーが集い、ミーティングをしています!

「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」盛大に終了!(3)

2016-08-13 16:43:18 | 活動報告


このコンサートのいちばん人気だったのが、
柗井拓野君、花岡奈生さんのサックス、
西村京一郎君のピアノによるトリオでした。
演奏したのはこのコンサートのタイトルでもある、
ナイジェル・ヘス作曲Fantasyとモンティ作曲チャルダッシュを、
それぞれ楽器を持ち替えて演奏しました!



サックス2本とピアノでは、
バランスとしてはピアノが小さくなるのですが、
この日はピアノにはマイクを用いてうまく聴こえていました。
楽譜に忠実というよりは個性的な演奏にこだわり、
即興的で絶えず自分らしさを刻もうとするスタイルです。
それらが今回の選曲ではよく活きていました。



サックスカルテットはレパートリーとしてたくさんありますが、
サックスソロやアンサンブルの曲は、
全体にフランス近現代の技巧的な曲が多いので、
最近はロマン派のアレンジも増えてきているようです。
新たなレパートリーの開拓が望まれています。

ゼミのホームページで、
昨年度のコンサート写真のアップを進めています。
なかなかアップするのが遅れ、
1年後という遅さになってしまいました。
すでに懐かしい感もありますが、
ゼミの行ってきた年輪を感じさせます。

最近の2015年度コンサートの写真アップ
6月13日(土)さよなら2400室コンサート
       洗足学園音楽大学旧2400室
8月3日(月)コンサート「8月3日はハチミツの日!」
       新川崎三井ビル アトリウム
9月2日(月)かわさき区ビオラコンサート「夢詩夏」
       川崎市役所第3庁舎 1階ロビー
       このコンサートの模様は音楽の街・かわさきが、
       YouTubeにアップして下さいました。
10月3日(土)コンサート「秋男(シューマン)」
       ゲートシティ大崎 アトリウム
※残念ながら、7月5日(日)に横浜美術館(2回目)で行った、
 「夢詩夏2015」の写真は撮っていませんでした。

「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」盛大に終了!(2)

2016-08-11 11:02:25 | 活動報告


1曲目に演奏したのは4年生のフルート、林百恵さんでした。
無伴奏というのはピアノがない、つまり和音楽器がない分、
曲想を捉えにくいことがあり、和声的に音楽を聴く人には、
慣れるまでにやや時間がかかるかもしれません。
しかし、その奏者の音色や、特にフレーズの吹き回しについて、
特徴が出やすく芸術性やパフォーマンス性を強く出すことができます。

このフランス近代の作曲家ピエール=オクターヴ・フェルーの
「無伴奏フルートのための3つの小品より第3曲TOAN-YAN(端陽)」は、
装飾音の扱い、曲調に伴う強弱の付け方に演奏の難しさがありましたが、
作曲者の東洋的な曲芸をイメージした幻影のような世界が、
このコンサートのFantasyを準えていました。

コンサートの導入として、非現実な空間を演出できたと思います。



この日はビルの方の計らいで、
ステージにあたるピアノの周りをラヴェンダーが埋め尽くしました。
ビルのアトリウムが「ラヴェンダーの咲く庭」になったようでした!
生花と造花があったのですが、
生花はゼミ生へのプレゼントとしていただきました!



「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」盛大に終了!(1)

2016-08-06 17:51:39 | 活動報告


3日のコンサート「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」
好天に恵まれ、風もなくいいコンサート日和になりました!
広報が行き届き今年も、
本当にたくさんのお客さまがいらっしゃいました。
始まってすぐに150部のプログラムがなくなってしまいました!
順調とは言えないリハーサルの進展具合でしたが、
本番はきっちり延原ゼミ伝統の高いクオリティを出せました!

プーランクは毎年レパートリーとして多く演奏されますが、
演奏する側は陽気な曲調とは異なり一筋縄ではいきません。
今回もそんなプーランクの三重奏曲を採り上げたのが、
2年生のサックスの嘉野聡美さん、濱岡珠恵さん、
そして、今年卒業のピアノの藤野ひかりさんです。
今回夏?ラヴェンダー?効果か青系のドレスが多かったですね!



この日、サックス2本とピアノのトリオを演奏した組は2組、
いずれも今のゼミのサックス専攻生の層の厚さを知らせました。

また、MCがラヴァンダーの花言葉「繊細」に因んで、
「他の人より繊細なところ」を各奏者の紹介をしましたが、
嘉野さんは「身長が大きい」と言われると傷つくそうで、
濱岡さんは鼻が繊細過ぎて、
ワインの素敵な香りでもくしゃみが止まらなくなるという、
エピソードが紹介されました。



導線確保の関係で追加椅子が出ず恐縮でした。

アンケート回答より記入式の部分すべて
●出演者にひと言お願いします。
・花岡さんの切れ味のある音が良かったです。
・すばらしい演奏でした、とても感動しました。
・とてもすばらしい曲ばかりで日頃の練習を思いました。
・素晴らしい演奏に引き込まれました。また楽しみにしています。
 有り難うございました。
・どの楽器も激しく動かせていたのがすごいと思います。(9歳)
・若さ溢れる演奏が楽しかったです。
・こんな間近で演奏が聴けるなんて感動しました!
・普段なかなか聴けないトロンボーンのソロが聴けて良かったです。
 いい音なんですね。
・皆さん演奏も衣装も素敵でした。午後からも頑張れます。
・また聴かせて下さい。MCもよかったです。
・なおちゃんおつかれ!!
・お昼のひととき楽しめました。
・真摯に取り組んでいる姿に感動です。
・司会者の方のコメントが楽しかったです。
 どの演奏も素敵でした。またぜひ聴かせて下さい。

●スタッフについて、お気づきのことがありましたらご記入下さい。
・スタッフの皆さんがいらっしゃるから、
 本日もスムーズに流れたものと思います。
 縁の下の力持ち、気配り合格です。
・プログラムの説明がありよくわかりました。
・一生懸命に頑張っていました。
・昨年も来ましたが、今年の演奏は格段に良かったです。
 お疲れ様でした。
・慣れない場所でごくろう様です。

●今日のコンサートをどのようにお知りになりましたか。
・三井ビル内にある立て看板で知りました。楽しみにしていました。
・偶然仕事でこちらに来て知った。
・サウザンドシティマンション(近隣のマンション)への広告
 またよろしく!
・三井ビルのポスター
・ポスティング
・洗足のホームページで。
・ゼミ生
・口コミです。
・チラシ(マンションの郵便受けに入っていた)

ありがとうございました!

「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」いよいよ本日!

2016-08-03 08:13:52 | 活動報告


コンサート「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」が、
いよいよ本日になりました!

例年、この新川崎三井ビルではくだけたタイトルで、
コンサートを行っていました。
例えば昨年は「8月3日はハチミツの日!」です。
これは数年前にコンサートタイトルを絞りきれず、
ビルの管理の方に3候補くらいの中から選んでもらったことがありました。
その際、まじめなタイトルは選ばれず、
いちばんくだけたものが選ばれたのです!
ここはオフィスビルなので学生にノリが楽しいとのことでした。

それ以来、学生色を出していましたがそんな余裕もなくなり、
今年は延原先生提案で、このタイトルになりました。
今回のテーマは作曲家ナイジェル・ヘスにスポットをあて、
長調と短調のみが異なる同じ旋律を持つ、
映画「ラヴェンダーの咲く庭で」の中に現れる2曲、
「Fantasy」と「ラヴェンダーの咲く庭で」を聴き比べるものです。
長調と短調、和声の変化でこんなにキャラクターの異なる、
しかもいずれも名曲と言える完成度です。
ぜひ、ご一聴下さい。

「ラヴェンダーの咲く庭で」を演奏するのは、
フルートの横山理子さん、ピアノは藤野ひかりさんです。
この二人は2度目の共演となり、この曲は初めてです。
もともとはヴァイオリンの曲ですが、
ゼミ生の箕浦花帆さんの編曲によります。

今回はいずれも個性豊かで力のあるピアニストが登場します!

「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」いよいよ明日!

2016-08-02 05:29:24 | 活動報告


延原ゼミのコンサートの特徴として、
殆どのコンサートでMCを行っています。
いつもテーマを決めて演奏者から情報を募り、
親しみやすい紹介を行っています。
曲や演奏の印象は残ってもその人自身の印象が残りにくいことや、
知らない曲や馴染みのない楽器の演奏でも、
聴いていただいている方に親しんでいただくためです。
また、室内楽は合奏系の演奏よりも完成度を上げることが難しく、
演奏だけではご満足いただけないこともあるかもしれません。
そんな中、コンサートのコンセプトも説明しています。

コンサート「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」での、
MCは声楽専攻3年の島田萌衣さんです。
声楽専攻のMCはやはり他の専攻とは違うものがあります!
今回のMCのための演奏者情報は、
「他の人にはない繊細なところ、または鈍感なところ」です。
それぞれの演奏者について、ひと言コメントします。
コンサートのそんなところもお楽しみいただけます!



島田さんは学生の中でもかなり活動的で、
自分が出演するだけでなく、
さまざまな他のコンサートにも足繁く通い、
状勢を客観的に捉える眼を持っています。
かつては、音響デザインコースに在籍した彼女の分析力と、
声楽専攻の感受性は相対すると言っていいスキルで、
その両面を持つことはユニークな個性を体現しています。



そんな島田さんも参加する、
新川崎三井ビルの次のゼミコンサートにあたるのが、
宮城県塩竈市における復興支援コンサートです。
今回は9月17日(土)〜18日(日)で行きます。
9名の現役生、2名の現地卒業生を迎え2回のコンサートを行います。

9月17日(土)15:00開演
ふれあいエスプ塩竈・ホール(JR東北本線・塩釜駅すぐ)

9月18日(日)13:30開演
塩竈杉村惇美術館・大講堂(JR仙石線・本塩釜駅から徒歩10分)

「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」ポスティング

2016-07-24 22:56:16 | 活動報告


いよいよ新川崎三井ビルでのコンサート、
「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」が迫ってきました!
ビルのある鹿島田・新川崎のマンションに、
コンサートチラシをポスティングしてきました。

ラヴェンダーこそ咲いてはいませんでしたが、
とても閑静なマンション群で都会的な空気を吸ったのは、
4年生のもりりん、1年生ピアノの佐藤舞さん、椛島さん、
そして歌科の新木さんでした!
皆、東京・神奈川ではないオーガニックな方々(笑)なので、
知らない南武線沿線のちょっとした観光になったのです!

そして、その後にコンサート会場となる新川崎三井ビルへ。
何と言うことでしょう!
今年からポスターを掲示する案内板が大きくなっています!
よって、ここで皆で記念撮影!
いい思い出つくり?になりました(笑)



赤いカラーコーンさえなければ、
都会の緑道をオシャレに散歩するとてもいいカット!
今回のモデル?は佐藤舞さん。



気持ちを込めてポスティング!



皆ポスティングは初めてでしたが、
マンションの許可を得て行うとこの仕事のイメージも変わります。
また、皆でやれば本当にすぐに終わります。
これで、たくさんのお客さまがいらして下さることでしょう!

「夢詩夏2016」を終えて!(3)そして〜

2016-07-17 04:31:31 | 活動報告


1年生ソプラノの逸材、新木莉央さんは、
いろいろなジャンルを歌えるセンスを持ち合わせ、
多彩な声種を使って「おひさま」を披露しました。

声はその魅力が聴いている人にわかりやすく、
その人のキャラクターさえも感じさせます。

その意味で、新木さんは大きな可能性を持っています。
これからどのような歌を唱っていくのか楽しみです。

次のコンサートは、8月3日(水)12:10〜12:50
恒例の新川崎三井ビル・アトリウムでのコンサートです。
今回は「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」と題し、
ナイジェル・ヘス作曲の「ファンタジー」と、
「ラヴェンダーの咲く庭で」の同じ旋律を持つ2曲を中心に、
幻想的な夏のお昼を演出します。



1.フェルー作曲 無伴奏フルートのための3つの小品
より第3曲TOAN-YAN(端陽)
 フルート 林百恵

2.ストヨフスキー作曲 ファンタジー
 トロンボーン 日比野龍人 ピアノ 坂口慧

3.プーランク作曲 オーボエ、バスーンとピアノための三重奏曲
より第1楽章
 ソプラノサックス 嘉野聡美 テナーサックス 濵岡珠恵 ピアノ 藤野ひかり

4.百花繚乱 - 彩 - (HIRO)
 ピアノ 遠藤龍軌 カホン 宇田川麻衣

5.ヘス作曲 箕浦花帆編曲 ラヴェンダーの咲く庭で
 フルート 横山理子 ピアノ 藤野ひかり

6.ヘス作曲 延原正生編曲 2本のサックスとピアノのためのファンタジー
 ソプラノサックス 花岡奈生 テナーサックス 柗井拓野 ピアノ 西村京一郎

7.モンティ作曲 チャルダッシュ
 アルトサックス 柗井拓野、花岡奈生 ピアノ 西村京一郎
 
MC:島田萌衣
ステージ:佐藤文香、髙城美希
チラシ・プログラム配付:金子由希絵、荒谷悠斗、大友和美
事前チラシポスティング:森内彩加、椛島理華子、佐藤舞、藤井梨乃
チラシ作成:雨川笑子
プログラム作成:箕浦花帆

「夢詩夏2016」を終えて!(2)

2016-07-14 05:41:49 | 活動報告


ヴァイオリンの高橋さん(写真左)は、
1年生ベーシックオーケストラのコンサートミストレスを務め、
これから期待が高まります!
ピアノの佐藤文香さん(写真右)も華やかで力強い音を持つ、
多方面な伴奏のできる1年生です!

この二人が選んだ曲目はピアソラのリベルタンゴでした。
このリベルタンゴは、さまざまな編曲があり、
今回の版は原曲にさまざまなアレンジが加えられ、
たいへん技巧的なものでしたが、
怯むことなく堂々とした演奏になりました!

この写真からは想像できないような、
凛々しいパフォオーマンスとのギャップが見物でした

「夢詩夏2016」のアンケート結果です。
●今日の中で、どの曲目、演奏がよかったでしょうか。
1 おひさま~大切なあなたへ 2
2 無言歌集 より作品19-1、30-9、30-10 1
3 ピアノソナタ第13番 変ロ長調K.333 より第3楽章 1
4 リベルタンゴ 4
5 オブリヴィオン、
 4つのバラードとロマンスより第3曲いっしょに旅に出よう 1
6 映画「ディア・ハンター」より「カヴァティーナ」 1
7 フルート五重奏のための5つの小品 よりI Allegro 1
8 Soon 2
9 ヴォカリーズ 作品34-14 1
10 デュオ・コンチェルタンテ 作品3 より第6番 2
11 ピアノ三重奏曲 ニ短調作品120 より第1楽章 4
12 パッサカリア 1
13 オーボエとピアノのためのソナチネ 3
14 ファンタジー 2

●出演者にひと言
すばらしい演奏をありがとうございます。
延原先生のMC、良かったです。
皆様若々しく魅力的と思いました。応援しております。
皆様、楽しい時間をありがとうございました。
1年生のみなさんがんばって下さい。
ピアノトリオがよかったです。
少し詰め込み過ぎと思ってしまうほど、
すべての曲を聴き込んでしまいました。本当によかったです。
延原先生、おつかれ様でした。
皆さん、元気な演奏をありがとうございました。
音楽が好き〜、がよく伝わってきました。

今後も精進していきたいと思います。
ご来場ありがとうございました。