フォト

2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

2012年のフォトアルバム(5)

2013-01-27 21:51:09 | 活動報告


昨年末の12月28日のパソナグループ本社ビル、
地下ホールのコンサート「La 鐘」の、
フォトスライドをゼミのホームページ、
「Photo(演奏会フォト)」のページにアップしました

全体に木の色で落ち着いた照明の雰囲気が特徴で、
この日はたいへん近くからの撮影で、
演奏者の表情までとてもよく撮れています

このソプラノサクソフォーンの三宅君、
バリトンサクソフォーンの田中君、
そして卒業生NOBU-ZEMI DIPLÔMÉの西條君と、
なかなかカッコイイ写真が撮れました

この3人は春にライヴを行うとのことです。
延ゼミのサクソフォーン奏者は、
やりたいことを楽しんでやっている様子に好感が持たれ、
いつも生き生きと演奏しています
今後の活躍にご注目下さい

今、3月のコンサート「奏春譜」の準備が進んでいますが、
3月22日(金)のヤマハ銀座店の東京公演で、
この三宅、田中、西條トリオがひと足早く演奏します
ぜひ、こちらでこの人たちをチェックしてみて下さい
きっとまた、何かやらかしてくれるのだと思います

2012年のフォトアルバム(4)

2013-01-23 02:10:18 | 活動報告


延ゼミでは所謂「トラ」、
正式名称・エキストラですが、
ゼミ生以外の賛助出演は極力ご遠慮いただき、
ゼミ生では人が足りない時には、
卒業生グループであるNOBU-ZEMI DIPLÔMÉから、
賛助出演するということが多いのです

なぜなら、延ゼミで行っているコンサートは、
さまざまな会場や演奏環境がいいこと、
演奏以外の面でもマメに行き届いていることなど、
ゼミ生以外の人に提供するにはもったいないからです

にも関わらず、トラの常連さんみたいな人が、
たまに現れて来るのです
2回続けてということはないのですが、
どうもこの写真のグループに属する、
2年生チェロの山本渉君と2年生ピアノの鷲見彩花さんも、
そんな感じの人たちです。
ヴァイオリンとヴィオラの佐藤 2と、
この編成で「室内楽」という授業を履修しています
(注)「佐藤 2」とは佐藤桃子、佐藤彩音の二人のことですが、
   姉妹ではありません 共に2年生なのでどちらかと言えば双子

この時は、コンサート「秋男」でシューマンを演奏、
マイクのバランスに苦戦しましたが、
このカルテット 「室内楽」で、
とてもとてもたくさんあるグループの中から、
何とベスト5に選ばれたという強者たちなのです

Congratulations

3月のコンサートのタイトルが決定しました

「奏春譜」

(注)この文字を見ると、
   NOBU-ZEMI DIPLÔMÉの平泉奏さんを思い出しますが、
   別に平泉さんに春が来たわけではありません
   というか、このコンサートまでに来てもらいましょう

22日(金)に東京公演(ヤマハ銀座店6階コンサートサロン)
29日(金)に横浜公演(ヤマハ横浜店 B1F music HARBOR)

22日は弦楽器による大曲やサクソフォーン、クラリネットなど、
29日はエレクトーンが中心に楽しめます。
詳細はまもなく明らかに どうぞご期待下さい

2012年のフォトアルバム(3)

2013-01-18 02:03:45 | 活動報告


たくさんのコンサートを行うことは、
それだけでもたいへんです。
しかし、そのコンサートにお客を呼ぶことは、
もっとたいへんかもしれません。
クラシックというジャンルは芸術性を問うわけで、
優れた演奏者だからと言ってお客が多いわけではなく、
お客にウケることをやるわけでもない。
それでも、演奏者それぞれの個性は演奏のみならず、
選曲や編曲、演出などによって際立たせることができます

そんな中で、ゼミのコンサートへの出演率が高く、
コンサートの冒頭でとても印象的なシチュエーションや、
後半の落ち着いたプログラム順での演奏など、
演出効果の高い局面での抜擢率No.1奏者が、
この写真の本藤美咲さんです

これは、実はサクソフォン四重奏で、
ソリッドスクエアで行われた、
「ノエルの仕度~珠玉のクラシック~Ⅰ」の、
ボザ作曲「アンダンテとスケルツォ」の本番です。
この日はクリスマス前ということもあってか、
衣装がいつもよりカジュアルです

それでも他の3人も揃えています

この続きはゼミのホームページの
「Photo(演奏会フォト)」のページからご覧下さい。
この写真はもちろん1枚を切り取ったものです。
他の3人も写っています

大学は今年度の授業がすべて終了し、
これからは後期試験に入っていきます
今日から、和声や対位法などが始まります

2012年のフォトアルバム(2)

2013-01-13 18:41:54 | 活動報告


昨年の写真の中で、照明があり美しい写真が撮れるのは、
大学のビッグマウスでした
スモークを使えるのもこの会場だけで効果があります

ピアノを弾いているのは、2年生の末次さん。
延ゼミを1年生の時から履修し、
この写真ではこのコンサートのテーマの「秋男」、

シューマンを演奏していますが、それまでは
フランス音楽を中心に研鑽を積んできました
来年度はさらなる飛躍の年になりそうな予感

末次さんにぜひ注目下さい

昨年11月7日(水)に行った「秋男(シューマン)」の
模様を収めたフォトスライドはこちらからどうぞ

10日(木)に恒例の作曲コースによる、
作品発表演奏会が催されました

延ゼミの作曲家、木村、迫の2名の作品と、
数々の演奏者も毎年延ゼミから多く参加しています

1、2年生の作品は、
「これからどのような方向性を導き出すのか?」
今後を見守りたいと思います

3年生は来年度にはオーケストラ作品を書けるかどうかの、
評価対象でもあると思いますので、
それぞれの意識も高く方向性の違いがよく出ました。

木村作品「9人の奏者のためのエニアグラム~enneagram~」
現代的な新しいスタイルを提示していました。
編成はフルート、クラリネット、ホルンに弦楽四重奏、
それにティンパニを含む2人の打楽器と、
変則的で新鮮な音響性に注目しましたが、
今までの木村さんの作品から考えた時に、
もう1歩何か抜け出たものが欲しかったと思います。
書法の手堅さはあると思いますので、
効果的な手法や音の選別をよく吟味することと、
リアリティがもっとあれば群を抜く音楽になります

迫作品「未必」も大編成室内楽で、
編成はフルート、クラリネット、サクソフォン四重奏、
トランペット2人、トロンボーン2人、打楽器2人と、
やはり変則的で、フルートとクラリネットの用法が、
如何に活かされるかがポイントでした。
トゥッティとしては難しいバランスですが、
オーケストレーションはよく考えられていました。
狙っている音楽と実際がよくマッチしていました。

月城里彩作品「蛙馬ーあまー」は弦楽四重奏とピアノで、
近代的な作風ではありましたが、
手法と音楽表現はよくわかりました。

オーケストラ作品は4年生の岡出莉菜作品「Link」で、
法則に基づいたLinkの構成をとっていますが、
音楽の内面の構築性は乏しく、
デジタルな音像の連続に聴こえました。

木村、岡出作品は理論から結論を導く構成、
迫、月城作品はエモーショナルな音像から手法を選ぶ構成、
このまったく好対照さが印象に残りました

2012年のフォトアルバム(1)

2013-01-07 00:33:50 | 活動報告


今日から2013年の授業が始まります

ところが曜日によっては、
今年度は正規授業が終わってしまっています
そして、ゼミも今年度は終了してしまったのです

それでも、3月のコンサートに向けて、
準備をしなければなりません

今日からは、
ゼミのホームページに新たにアップした、
「Photo(演奏会フォト)」のページの写真を、
順次紹介していきたいと思います。

この写真は10月7日(日)にゲートシティ大崎で行った、
コンサート「音楽の運動会~心に彩りのリレーを~」から、
映画「ライオンキング」より「愛を感じて」を演奏する、
橋口さんのヴォーカル、田村さんのフルート、
沼田さんのピアノの様子です。

この曲は7年前のゼミの編曲によるもので、
ヴォーカル以外の楽器も映えるようにつくられています。
マイクを使ったゲートシティ大崎では、
気持ちよく響いたと思います

このコンサートの写真はすべてで103枚収められています
どうぞ
こちらからご覧下さい!

2013年あけましておめでとうございます!

2013-01-03 11:16:54 | 活動報告


あけましておめでとうございます

2013年、それはゼミが10年めを迎える年です

この10年は短くもあり長くもあり、
ひたすら突っ走った感があります。

この写真の都築さんは3年間を延ゼミで過ごしました。
いろいろなソロ楽器の伴奏で何度もコンサートに挑み、
うまくいくこともあれば残念な結果に終わることもありました。
無理なことはせず、ある時は演奏を延ばしたこともありました。
そんな少しずつ歩んだ3年間でしたが、
成長と共に着実に表現を磨いてきたのだと思います

今年はサントリー・レインボウ21へ出演することになりましたので、ご報告をさせていただきます。

洗足学園音楽大学・延原ゼミの卒業生を中心とするグループ、NOBU-ZEMI DIPLÔMÉから須々木由子さん(サックス/2011年大学院修了)と小坂友紀子さん(ピアノ/2011年大学院修了)の二人が、サントリーホール主催レインボウ21(音楽大学対抗コンサート企画コンペティション)に洗足学園音楽大学/大学院の代表として、サントリーホールでの企画プレゼンテーションに挑んだ結果、日本の音楽大学の中から企画「クラシック×ジャズ~ジャズに魅せられた作曲家たち~」が採用されました。これは、洗足学園音楽大学/大学院としても6年ぶり2回目のことです。

つきましては、洗足学園音楽大学公演として2013年6月4日(火)にサントリーホール・ブルーローズにて演奏会を行うことが決定しました。

今回のことは、大学院研究科長の後押しをいただき、那須田務先生(大学院副論文担当)にテーマの選定などの相談をしてお世話になりました。

演奏会にあたっては、洗足学園音楽大学/大学院の代表としてコンサートの演奏、運営、スタッフにおいてもNOBU-ZEMI DIPLÔMÉ、延原ゼミのメンバーを中心として推進していければと考えています。

私自身としましても、ここ10年の間に務めてきた演奏会実習におけるゼミの活動と、大学院修士副論文指導における音楽研究の、両者の特性を活かした結実として、たいへん嬉しく思っています。

NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ、ゼミを今まで応援していただいた方に感謝を致します。また、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ主宰 延原正生