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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

コンサート「NHZ紅白音合戦2017」思い出深く終了!

2017-12-30 16:10:11 | 活動報告


当日は駅近とは言えず住宅街にあるこの会場に、
参加者が皆ちゃんと集まれるか、
またお客さんがいらして下さるのかなど、
いろいろな心配がたくさんありましたが、
風情のある小黒恵子童謡記念館、そして、
風格のあるベーゼンドルファーのピアノ、
それらがかなり好評で終えることができました!

このコンサートでは、
3年生の高い技術の演奏が光りましたが、
2年生の積極性とその着実な歩みが際立っていました!



中でも3曲連続演奏した髙城美希さんの、
それぞれの曲への熱心なアプローチ、
今回ゼミでソロデビューした末村勇木君の、
果敢なチャレンジもありました。
チャレンジと言っても何がと言うものではなく、
地道な研鑽のひとつとして意味がありました。
他にも同様の熱演がたくさんありました!

アンケート結果は下記です。

●本日の演奏・曲目で良かったものは何でしょうか。
1.タルティーニ作曲 ソナタ ト短調「悪魔のトリル」 1票
2.J.S.バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
 BWV1001 よりアダージョ 2票
3.シューマン作曲 幻想小曲集作品73 3票
4.パスクリ作曲 ベッリーニのオマージュ 3票
コールアングレがオペラのアリアを歌っているようでした。
5.川尻信徳作曲 潮風は陽だまりの町を抜ける 1票
6.新舟由希江作曲 夢路に咲く花 6票
7.アラリー作曲 コンクールのための小品 作品57 0票
8.モーリス作曲 プロヴァンスの風景 より第4、5曲 3票
9.ドビュッシー作曲 「ベルガマスク組曲」より「月の光」 1票
10.ラフマニノフ作曲 楽興の時 作品16 より第3、4曲 7票
11.グアンギーヌ作曲 コンチェルト 4票
トロンボーンの熱演、楽しかった。
12.ハダット作曲 テューバのための組曲 2票
13.長生淳作曲 パガニーニ・ロスト 4票
14.チャイコフスキー作曲 弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」
 作品70 より第1楽章 14票

●司会者やスタッフにひと言お願い致します。
司会はすべってましたネ!
スタッフはテキパキとした行動に感謝!
ありがとうございました!
落ち着いて音楽を楽しめる雰囲気でした。
このコンサートはすっかり年の瀬の風物詩になりましたね。
テキパキとしたスタッフの方の働きと、
司会の方の楽しい進行のおかげでより楽しめました。
手作り感がとてもよかったです。
慣れていないような司会に癒されました。
演奏の合間の小話がよかったです。
司会者さんの進め方がよかったと思います。
素人感がとてもよかった。
スムーズな進行でとてもよかったです。
とても楽しく聴くことができよかったです。
ありがとうございました。
それぞれも「小さな幸せ」の紹介がよかったです。
素敵でした。
お疲れ様です。
延ゼミの演奏会に来るのは初めてでした。
とても楽しかったです。
お疲れさまでした。
よく頑張っていた。
とは言え、演奏中の出入りはやめたほうがよいと思う。
せっかく台本がおもしろいので、声優アニメソングコース並みの
朗読をして欲しかったです。でも、ヴァイオリンとチェロを
持ったら豹変してカッコよかったです。
司会ごくろうさまでした。
こじんまりした雰囲気がよかったです。

●その他
このホールは音響がいいですね。
サロンコンサートを意識しての設計でしょうか。
「夢路に咲く花」は幻想的ですね。
作曲者のイメージしたものがよく伝わってきた。
ラフマニノフの世界が入り込んでいました。
トロンボーンの熱演、楽しかった。
「フィレンツェの思い出」は各パートのバランスが
とてもよく伸び伸び溌剌としていました。

コンサート「NHZ紅白音合戦2017」いよいよ本日!

2017-12-28 03:57:12 | 活動報告


今年もあと4日を残すところとなりました!
今頃よく思うことは、
1年経つのはどうしてこんなに早いのだろう?
年末はどうしてこんなに忙しいのだろう?
ですが、そんな中でもほんの束の間のひととき、
すごく雰囲気のある小黒恵子童謡記念館で、
非日常体験して下さい!

ちょっと真顔の菊池莉子ことリコピンです。
コンサート「延ゼミの館」で演奏した、
ドビュッシーの前奏曲は強い意志を感じさせ、
強い印象を残しました。
今回のNHZ紅白音合戦でも紅組でサン=サーンス/リストの、
「死の舞踏」を演奏する予定でしたが、
オクターヴ連続の過酷な編曲で手の不調があり、
今回は大事をとって降板することになりました。
楽しみにしていただいていた方には残念ですが、
その代わりに!当初ステージ担当予定であった、
1年先輩でやはり特別選抜生の有泉香里ことかおりんが、
ラフマニノフの「楽興の時」作品16第3、4番を演奏!
リコピンも演奏はしませんが、
ピアノ譜めくりで登場します!

当初お知らせしていた出演者と変わったのは、
〈Round4〉フランス近代対決
【紅組】8.モーリス作曲 プロヴァンスの風景 より第4、5曲
     ピアノ 西村香奈→髙城美希

〈Round5〉ピアノソロ対決
【紅組】10.サン=サーンス作曲 リスト編曲 死の舞踏 作品40
     ピアノ 菊池莉子
   → ラフマニノフ作曲 楽興の時 作品16 より第4、5曲
     ピアノ 有泉香里

何と髙城さんは3曲連続演奏になりました!
また、開演時間は13:30です。
よろしくお願い致します!

来年の予定をお知らせ致します。

2月22日(木)12:10-12:50
第339回アトリウムコンサート
幕張テクノガーデン・アトリウム2階喫茶コーナー

3月13日(火)16:00開演予定
奏春譜 2018
大倉山記念館 ホール

2018年も延原ゼミをよろしくお願い致します!

コンサート「NHZ紅白音合戦2017」作曲作品

2017-12-22 04:18:47 | 活動報告


延原ゼミの特徴のひとつとして、
作曲作品を他のクラシック作品と並べて演奏すること。
プログラムにどう入れるかということはいつも考えどころです。

そんな中、ハートのある音楽を書く新舟由希江さんの、
ピアノ曲「夢路に咲く花」が紅組で演奏されます。
短い曲なのですが、白組の川尻信徳君作曲作品
「潮風は陽だまりの町を抜ける」との対決になります。

写真は、作曲の新舟さん(左)と演奏するピアノの髙城美希さん(右)。
この曲をどう演奏するかは本番まで検討されます。



今回は何と3曲を演奏することになりました。
いつも積極的でとても熱心にピアノを弾いています。
また、感受性や発想がユニークで演奏に表現が息づいています。

そんな髙城さんは作曲者が残した楽譜を辿って、
その意味を紐解く作業に向いていて好きなのだと思います。

NHZ紅白音合戦2017 プログラム

〈Round1〉ヴァイオリン対決で幕開け!
【白組】1.タルティーニ作曲 ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
     ヴァイオリン 鈴木多恵子 ピアノ 見原さやか

【紅組】2.J.S.バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ BWV1001 よりアダージョ
     ヴァイオリン 腰髙多恵(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

〈Round2〉いきなり卒業生対決!
【白組】3.シューマン作曲 幻想小曲集作品73
     サックス 田中愛希(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ) ピアノ 末次実玲(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

【紅組】4.バスクリ作曲 ベッリーニのオマージュ
     コーラングレ 土屋愛菜(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ) ピアノ 末次実玲(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

〈Round3〉ゼミ生作曲ピアノ小品対決
【白組】5.川尻信徳作曲 潮風は陽だまりの町を抜ける
     ピアノ 前田望

【紅組】6.新舟由希江作曲 夢路に咲く花
     ピアノ 髙城美希

〈Round4〉フランス近代対決
【白組】7.アラリー作曲 コンクールのための小品 作品57
     トランペット 末村勇木 ピアノ 髙城美希

【紅組】8.モーリス作曲 プロヴァンスの風景 より第4、5曲
     アルトサックス 小嶌志歩 ピアノ 髙城美希

〈Round5〉ピアノソロ対決
【白組】9.ドビュッシー作曲 「ベルガマスク組曲」より「月の光」
     ピアノ 前田望

【紅組】10.サン=サーンス作曲 リスト編曲 死の舞踏 作品40
     ピアノ 菊池莉子

〈Round6〉知る人ぞ知る楽曲による金管対決
【白組】11.グアンギーヌ作曲 コンチェルト
     トロンボーン 日比野龍人 ピアノ 佐藤文香

【紅組】12.ハダット作曲 テューバのための組曲
     テューバ 西田文 ピアノ 小坂友紀子(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

〈Round7〉濃ゆいゼミ生あおvsたっち
【白組】13.長生淳作曲 パガニーニ・ロスト
     アルトサックス 石丸青空、金樹治 ピアノ 勝又奈々

【紅組】チャイコフスキー作曲 弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」作品70 より第1楽章
     ヴァイオリン 橘純子、筆氏くらら ヴィオラ 山口亜純、藤岡瑞季
     チェロ 橋本総司、大友美侑

コンサート「NHZ紅白音合戦2017」が今年も

2017-12-21 03:05:57 | 活動報告


1年が経つのは早いもので2017年ももうあと10日!
延原ゼミで恒例となった年末行事、
NHZ紅白音合戦がまた今年もやってきます!

今年は場所を地元高津の小黒恵子童謡記念館に移し、
年の瀬の慌ただしい日々に会場のベーゼンドルファーのピアノで、
2017年最後のコンサートを行います!

今のゼミの2年生の勢いはとどまることがなく、
おそらくはこの2年生が4年生になる2年後は、
ゼミとして何か大きな成果が上がる予感がします。

その象徴はこの音楽教育コースである前田望さん、
ピアノを弾く他にトロンボーンを吹き、
吹奏楽団やアンサンブルによる活動を行い、
音楽を多角的にとらえ理解できる素養は素晴らしく、
さまざまな音楽性を内面に持つ逸材です。

今回もピアノソロでドビュッシーの「月の光」、
作曲コースのゼミ生、川尻信徳君の作曲作品、
「潮風は陽だまりの町を抜ける」を演奏します!



前田さんは、11月に行った川崎市中央支援学校でプロデュースをし、
少し前に行われた音楽教育コース定期演奏会でも、
ピアニカのアンサンブルによるピアソラの演奏をしました。
ピアニカのアンサンブルはタンゴに合い、
あたかもバンドネオンを彷彿とさせるあたりに、
発想の面白さとパフォーマンス性の高さを感じさせました!
音楽教育コースならではの特性が出た発想の新鮮さが、
コンサートをより楽しめるものにしていました。