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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

夏の作戦会議

2016-08-29 01:55:38 | 活動報告
そろそろ夏休みも終わり、後期が始まろうとしています!
しかし、準備が始まっていて軒並み忙しくなっています!
そこで、夏休み中もいろいろとミーティングをして、
後期のコンサートやイヴェントに備えています!
まずは4年生二人の作戦会議をレポート!



ヤケに楽しそうじゃないか?
そんなことはありません…ミーティングです!

西村(右)「腹減った〜!何かくれ〜!」
森内(左)「ほんと腹減った〜肉、肉、肉!」



ただの飲み会じゃないの?
いえいえそんなことはありません…ミートです!
そうじゃなくて、ミーティングです!

西村「卒業したら今住んでいる所を出て、
   ホームレスになります。家をくれ〜!」
森内「麻衣ちゃんは卒業したら、
   延原先生の家にテント張るんだって?」



ただの飲み会じゃないの?
いえいえそんなことはありません…
飲み食べ放題です…

西村「小顔ポーズ!」
森内「麻衣ちゃんの隣だと私、小顔に見えるよね!」

かなり腹一杯飲んで食べてしても、
次のお店に行くとまた何かと食べれる二人でしたとさ。



こちらは別の日の晩餐会の模様です。
この写真のメンバーですべてではありません!
左側二人は卒業生で、
大学院2年で吞みっぷりが素敵なオーボエの愛菜。
2番目はあの!葵ちゃんで、卒業してテレビのお仕事をしています!
そして、希少な機材が操れる歌科、もろこめ(萌衣)(学3)。
宴席には必ず参加?しかしトータルに忙しいもりりん(学4)。
こんなゼミの主要メンバーが集い、ミーティングをしています!

「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」盛大に終了!(3)

2016-08-13 16:43:18 | 活動報告


このコンサートのいちばん人気だったのが、
柗井拓野君、花岡奈生さんのサックス、
西村京一郎君のピアノによるトリオでした。
演奏したのはこのコンサートのタイトルでもある、
ナイジェル・ヘス作曲Fantasyとモンティ作曲チャルダッシュを、
それぞれ楽器を持ち替えて演奏しました!



サックス2本とピアノでは、
バランスとしてはピアノが小さくなるのですが、
この日はピアノにはマイクを用いてうまく聴こえていました。
楽譜に忠実というよりは個性的な演奏にこだわり、
即興的で絶えず自分らしさを刻もうとするスタイルです。
それらが今回の選曲ではよく活きていました。



サックスカルテットはレパートリーとしてたくさんありますが、
サックスソロやアンサンブルの曲は、
全体にフランス近現代の技巧的な曲が多いので、
最近はロマン派のアレンジも増えてきているようです。
新たなレパートリーの開拓が望まれています。

ゼミのホームページで、
昨年度のコンサート写真のアップを進めています。
なかなかアップするのが遅れ、
1年後という遅さになってしまいました。
すでに懐かしい感もありますが、
ゼミの行ってきた年輪を感じさせます。

最近の2015年度コンサートの写真アップ
6月13日(土)さよなら2400室コンサート
       洗足学園音楽大学旧2400室
8月3日(月)コンサート「8月3日はハチミツの日!」
       新川崎三井ビル アトリウム
9月2日(月)かわさき区ビオラコンサート「夢詩夏」
       川崎市役所第3庁舎 1階ロビー
       このコンサートの模様は音楽の街・かわさきが、
       YouTubeにアップして下さいました。
10月3日(土)コンサート「秋男(シューマン)」
       ゲートシティ大崎 アトリウム
※残念ながら、7月5日(日)に横浜美術館(2回目)で行った、
 「夢詩夏2015」の写真は撮っていませんでした。

「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」盛大に終了!(2)

2016-08-11 11:02:25 | 活動報告


1曲目に演奏したのは4年生のフルート、林百恵さんでした。
無伴奏というのはピアノがない、つまり和音楽器がない分、
曲想を捉えにくいことがあり、和声的に音楽を聴く人には、
慣れるまでにやや時間がかかるかもしれません。
しかし、その奏者の音色や、特にフレーズの吹き回しについて、
特徴が出やすく芸術性やパフォーマンス性を強く出すことができます。

このフランス近代の作曲家ピエール=オクターヴ・フェルーの
「無伴奏フルートのための3つの小品より第3曲TOAN-YAN(端陽)」は、
装飾音の扱い、曲調に伴う強弱の付け方に演奏の難しさがありましたが、
作曲者の東洋的な曲芸をイメージした幻影のような世界が、
このコンサートのFantasyを準えていました。

コンサートの導入として、非現実な空間を演出できたと思います。



この日はビルの方の計らいで、
ステージにあたるピアノの周りをラヴェンダーが埋め尽くしました。
ビルのアトリウムが「ラヴェンダーの咲く庭」になったようでした!
生花と造花があったのですが、
生花はゼミ生へのプレゼントとしていただきました!



「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」盛大に終了!(1)

2016-08-06 17:51:39 | 活動報告


3日のコンサート「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」
好天に恵まれ、風もなくいいコンサート日和になりました!
広報が行き届き今年も、
本当にたくさんのお客さまがいらっしゃいました。
始まってすぐに150部のプログラムがなくなってしまいました!
順調とは言えないリハーサルの進展具合でしたが、
本番はきっちり延原ゼミ伝統の高いクオリティを出せました!

プーランクは毎年レパートリーとして多く演奏されますが、
演奏する側は陽気な曲調とは異なり一筋縄ではいきません。
今回もそんなプーランクの三重奏曲を採り上げたのが、
2年生のサックスの嘉野聡美さん、濱岡珠恵さん、
そして、今年卒業のピアノの藤野ひかりさんです。
今回夏?ラヴェンダー?効果か青系のドレスが多かったですね!



この日、サックス2本とピアノのトリオを演奏した組は2組、
いずれも今のゼミのサックス専攻生の層の厚さを知らせました。

また、MCがラヴァンダーの花言葉「繊細」に因んで、
「他の人より繊細なところ」を各奏者の紹介をしましたが、
嘉野さんは「身長が大きい」と言われると傷つくそうで、
濱岡さんは鼻が繊細過ぎて、
ワインの素敵な香りでもくしゃみが止まらなくなるという、
エピソードが紹介されました。



導線確保の関係で追加椅子が出ず恐縮でした。

アンケート回答より記入式の部分すべて
●出演者にひと言お願いします。
・花岡さんの切れ味のある音が良かったです。
・すばらしい演奏でした、とても感動しました。
・とてもすばらしい曲ばかりで日頃の練習を思いました。
・素晴らしい演奏に引き込まれました。また楽しみにしています。
 有り難うございました。
・どの楽器も激しく動かせていたのがすごいと思います。(9歳)
・若さ溢れる演奏が楽しかったです。
・こんな間近で演奏が聴けるなんて感動しました!
・普段なかなか聴けないトロンボーンのソロが聴けて良かったです。
 いい音なんですね。
・皆さん演奏も衣装も素敵でした。午後からも頑張れます。
・また聴かせて下さい。MCもよかったです。
・なおちゃんおつかれ!!
・お昼のひととき楽しめました。
・真摯に取り組んでいる姿に感動です。
・司会者の方のコメントが楽しかったです。
 どの演奏も素敵でした。またぜひ聴かせて下さい。

●スタッフについて、お気づきのことがありましたらご記入下さい。
・スタッフの皆さんがいらっしゃるから、
 本日もスムーズに流れたものと思います。
 縁の下の力持ち、気配り合格です。
・プログラムの説明がありよくわかりました。
・一生懸命に頑張っていました。
・昨年も来ましたが、今年の演奏は格段に良かったです。
 お疲れ様でした。
・慣れない場所でごくろう様です。

●今日のコンサートをどのようにお知りになりましたか。
・三井ビル内にある立て看板で知りました。楽しみにしていました。
・偶然仕事でこちらに来て知った。
・サウザンドシティマンション(近隣のマンション)への広告
 またよろしく!
・三井ビルのポスター
・ポスティング
・洗足のホームページで。
・ゼミ生
・口コミです。
・チラシ(マンションの郵便受けに入っていた)

ありがとうございました!

「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」いよいよ本日!

2016-08-03 08:13:52 | 活動報告


コンサート「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」が、
いよいよ本日になりました!

例年、この新川崎三井ビルではくだけたタイトルで、
コンサートを行っていました。
例えば昨年は「8月3日はハチミツの日!」です。
これは数年前にコンサートタイトルを絞りきれず、
ビルの管理の方に3候補くらいの中から選んでもらったことがありました。
その際、まじめなタイトルは選ばれず、
いちばんくだけたものが選ばれたのです!
ここはオフィスビルなので学生にノリが楽しいとのことでした。

それ以来、学生色を出していましたがそんな余裕もなくなり、
今年は延原先生提案で、このタイトルになりました。
今回のテーマは作曲家ナイジェル・ヘスにスポットをあて、
長調と短調のみが異なる同じ旋律を持つ、
映画「ラヴェンダーの咲く庭で」の中に現れる2曲、
「Fantasy」と「ラヴェンダーの咲く庭で」を聴き比べるものです。
長調と短調、和声の変化でこんなにキャラクターの異なる、
しかもいずれも名曲と言える完成度です。
ぜひ、ご一聴下さい。

「ラヴェンダーの咲く庭で」を演奏するのは、
フルートの横山理子さん、ピアノは藤野ひかりさんです。
この二人は2度目の共演となり、この曲は初めてです。
もともとはヴァイオリンの曲ですが、
ゼミ生の箕浦花帆さんの編曲によります。

今回はいずれも個性豊かで力のあるピアニストが登場します!

「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」いよいよ明日!

2016-08-02 05:29:24 | 活動報告


延原ゼミのコンサートの特徴として、
殆どのコンサートでMCを行っています。
いつもテーマを決めて演奏者から情報を募り、
親しみやすい紹介を行っています。
曲や演奏の印象は残ってもその人自身の印象が残りにくいことや、
知らない曲や馴染みのない楽器の演奏でも、
聴いていただいている方に親しんでいただくためです。
また、室内楽は合奏系の演奏よりも完成度を上げることが難しく、
演奏だけではご満足いただけないこともあるかもしれません。
そんな中、コンサートのコンセプトも説明しています。

コンサート「Fantasy〜ラヴェンダーの咲く庭で〜」での、
MCは声楽専攻3年の島田萌衣さんです。
声楽専攻のMCはやはり他の専攻とは違うものがあります!
今回のMCのための演奏者情報は、
「他の人にはない繊細なところ、または鈍感なところ」です。
それぞれの演奏者について、ひと言コメントします。
コンサートのそんなところもお楽しみいただけます!



島田さんは学生の中でもかなり活動的で、
自分が出演するだけでなく、
さまざまな他のコンサートにも足繁く通い、
状勢を客観的に捉える眼を持っています。
かつては、音響デザインコースに在籍した彼女の分析力と、
声楽専攻の感受性は相対すると言っていいスキルで、
その両面を持つことはユニークな個性を体現しています。



そんな島田さんも参加する、
新川崎三井ビルの次のゼミコンサートにあたるのが、
宮城県塩竈市における復興支援コンサートです。
今回は9月17日(土)〜18日(日)で行きます。
9名の現役生、2名の現地卒業生を迎え2回のコンサートを行います。

9月17日(土)15:00開演
ふれあいエスプ塩竈・ホール(JR東北本線・塩釜駅すぐ)

9月18日(日)13:30開演
塩竈杉村惇美術館・大講堂(JR仙石線・本塩釜駅から徒歩10分)