21世紀に入り音楽人口がますます増え曲の消費化が加速、
じっくりと表現に時間をかけることが、
減ってきているように感じています。
また、ポップスの編曲においてはその曲のメロディ、
ハーモニー、ベースがあればあとはノリの良さ、
ということなのかもしれません。
簡単に言えば、音楽においても早く美味しく安いのがいい?
のかもしれません。
確かに編曲が難しく演奏の足枷になるのは避けたいところですが、
例えば演奏者がとても優れている場合は、
その演奏者の個性を引き出せる編曲が必要です。
今回の「彼方の光」を演奏したピアニストは、
ゼミ外から賛助で演奏した藤野ひかりさんでした。
藤野さんの音色や気品はこの曲に光を感じさせ、
優雅で透明感のある演奏が実現しました。
印象主義的な前奏、クラシックのピアニズムで始まり、
作曲者・村松氏の器楽曲「Earth」の中で扱われる音形も盛り込み、
原曲ではないピアノや器楽の世界観を入れてみました。
フルート 横山理子
クラリネット 宮邊結希
ピアノ 藤野ひかり
彼方の光
YouTube動画をつくる際に音源に画像を貼り付けますが、
写真を選ぶのが不得意かもしれません。
ただ、この曲のタイトルどおり「光」の画像を探している間、
その風景画像の美しさに自分が癒されました。
やはり自然や空は人を癒すと確信しますね!