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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

ecoライヴ~音楽で涼しくなろう~いよいよ!

2011-08-30 08:03:02 | 活動報告


8月31日の新川崎三井ビルでのお昼休みコンサート、
「ecoライヴ~音楽で涼しくなろう~」がいよいよ明日になりました
昨日、マイクを立てての全体リハーサルが、
本番さながらに行われました

今年よく聴かれそうなのが、バリトンサックスのソロ。
サックスの中でもひときわ大きく、
かなり低い音がブーブー鳴っているあの楽器です
今回、これを吹きこなすのが2年生の新メンバー、
実直で熱い思いを秘めていそうな望月郁弥君です

曲目もこだわり、バロック音楽を代表する、
テレマン作曲のソナタへ短調です。
もちろんテレマンの時代にバリトンサックスはないわけで、
中低音楽器で演奏されていたものをサックスで吹きます。
2つの楽章を演奏しますが、終わってみると吹き詰め
体力勝負で聴いている人を唸らせること間違いありません



この曲をピアノでアシストするのが、ゼミ2年めのピアニスト、
寡黙ですががんばる時はがんばる都築さんです


木村恵理香/小組曲

26日(金)には作曲コースの学内作品発表演奏会が行われ、
作曲コース生8人の新曲が演奏されました。
作曲・演奏には延ゼミ生も多く関わり楽しめました

作曲では延ゼミ生、木村さん、齋木さん、西條君の3曲が、
演奏では木村作品「小組曲」にやすこ、川島、
2年生の月城里彩作品「Wooden train」にあずぽん、
西條作品「4本のサクソフォーンのためのプレリュード」に美南海と、
延ゼミ以外の作品でも参加しています

作品のコンセプトそのものがさまざまで、
岩井陽典作曲「ピアノの為のイズム・パラダイム」では、
この日目玉だった作曲コース教授の山田武彦先生の演奏中に
譜めくりをしていた西條君が、演奏中にピアノの蓋の開閉をし、
最後には演奏者自体が譜めくりの西條君に入れ変わってしまうという、
かなり新しいサプライズを用意していました。
ただ音そのものの新しさや構成の練り方が足りず、
むしろ山田先生の演奏が際立ったように思います

西條君の作品は、サクソフォン四重奏の既成の魅力を備えており、
キレのあるサウンドでこの演奏会のトリを飾っていました

コンセプト倒れや作曲技術不足ということがなく、
精彩を放ち、曲として成立していたのは、
岡出莉菜作曲「5つの恋と愛」でした。
歌とピアノによるものですが、歌へのピアノの扱いに工夫があり、
従来の歌曲よりも表現の幅が大きく、細かい表情にも溢れ、
音のシステムとしてもスタイルが確立されていました。

今年度から山田武彦先生をボスに迎えた作曲コースの、
新たな躍進に大いに期待をしてやみません

夏休みの終わりに…

2011-08-28 04:33:04 | 活動報告


この夏休みは、大きなコンサート「夢詩夏」があったこともあり、
怒濤のように過ぎ去っていきました。
そうかと思えば「ecoライヴ~音楽で涼しくなろう~」まで、
あっと言う間にあと3日となっています

そう言えば、夏休みに入る直前に日下まっすーが、
ドイツから一時帰国し、お土産を持って来てくれました。
まっすーは大学にそのままいれば今4年生ですが、
2年生を終えた時にそのまま留学。
それまでの2年間は延ゼミで大暴れでした

そんなまっすーの一時帰国は実家に帰る前に、
まず帰国したその日にまず大学へ
しかも、ゼミの部屋にやって来るのです
学校に来てまとめて友達にも会えるんですね

今回は、ゼミ生分のお土産を持って来てくれました。
そのドイツからのお土産の珍しさに、
この日ばかりはゼミ生も皆たくさん取っていったようです



その後にまっすーは日本で木管五重奏のコンサートに参加し、
それから実家に帰って行ったようです。
風の便りによれば、この夏休みを利用して、
日本縦断旅行をしているとかしていないとか…

日本にいてもなかなかできないことですが、
海外にいるとそんなことは小旅行なのかもしれません



さて、あと3日になりました
新川崎三井ビルでの「ecoライヴ~音楽で涼しくなろう~」
12:10からの40分間、お昼休みのコンサートです。
当日の鹿島田の天気予報は「曇り時々雨」で、
最高気温が26度、最低気温が23度、
どうやらそんなに暑くないようです。
このコンサートのタイトルと当日の具合が心配なところです

いよいよ29日(月)には全体リハーサルで、
まだまだこれから追い込みですが、
どうぞこのコンサートにお出かけ下さい
コンサートの詳しい内容はこちらです。

「夢詩夏」が終わりました!(3)

2011-08-23 22:11:09 | 活動報告

夢詩夏最大の9人の演奏者を要する大編成アンサンブルは、
グノー作曲「9つの管楽器のための小交響曲」より第3、4楽章で、
延ゼミファゴット奏者が都合により参加できなかったため、
ファゴット奏者2人の賛助出演による演奏になりました

大編成ゆえにリハーサル自体も少なかったのですが、
トゥッティの多いこの曲では安定感のある演奏で、
夢詩夏の中で多彩な音の競演になりました



左から、フルートのよっP、オーボエのあずぽん。
さらにオーボエ2年生の大久保茉美さん、
大久保さんは、とあるお惣菜屋さんでアルバイトをしていますが、
そこによくお弁当を買いに行きます。
上司のおばさんに紹介してもらったら何と
サツマイモ、イカ、エビの天ぷらをオマケしていただき、
その日のうちには食べきれない嬉しい悲鳴でした
その隣は見慣れない美しい人が…。えっ、大槻さん
黄色のドレスといい、照明も相俟ってもう後光を放ってます
その隣はホルンの窪田君、その右が賛助出演の菊池愛さん、
その隣がやはり賛助出演のファゴット、成田聡子さん、
うむ、いいですね~、その隣がクラリネットの小澤さん。
あれ 一人足りない



右半分の写真を見ると、小澤さんの向こう側に、
もしかするともう一人クラリネット奏者
それにしても大槻さん、日本人を超えてますね



そこで本番前のゲネプロ写真を見ると…
確かに9人いました
隠れていたのはクラリネット3年生の水野まなさんです
イントネーションが関西で延ゼミ・天然癒し系代表です

それにしてもこの写真、ドレス姿とのギャップが…
もはや同じ人たちには見えないような…



水野さんはどんなドレスを着ていたのでしょう
本番で写っていなかったのでアップを1枚、
ただ、この写真は補正してもこの程度でしたので、
ゼミのプロフィール写真のトリミングをもう1枚



さて、次の演奏会が近づいてきました
8月31日(水)に恒例の新川崎三井ビルで行われる、
コンサート「ecoライヴ~音楽で涼しくなろう~」です。
JR南武線・鹿島田駅、横須賀線・新川崎駅からすぐの
31階建てツインタワーのオフィスビルで12時10分開演です

詳しくは、ゼミのホームページの特設ページをご覧下さい

「夢詩夏」が終わりました!(2)

2011-08-20 20:36:29 | 活動報告


今回のコンサートで最も期待されていたと言ってもいい、
第1部のトリ、弦楽器5人とピアノによるショーソン作曲
「ヴァイオリン、弦楽とピアノのための協奏曲」より第2楽章。
そんなに技巧的な曲ではありませんが、
弦楽器ならではの気品のよさ、この編成ならではの瑞々しい響き、
何よりもこれからの可能性を感じさせる1、2年生の端正な演奏、
これらが相俟って、第1部を締めくくるには本当によかったです

ソロ・ヴァイオリンは元気で勢いのいい名手、1年生武田さん、
1番ヴァイオリンは控えめでしっかり者、1年生の三島彩さん、
2番ヴァイオリンはカバンから多彩なお菓子を繰り出し、
メガネが印象的な1年生の佐藤(もも)さん、
それ以外のパートが後輩ができたわりに微妙な出で立ちの2年生たちで、
ヴィオラが次のコンサートのプロデューサー、川島かなP、
チェロは最近オーケストラの前に座らされ鍛えられている吉田君、
ピアノは、第1部の最初でソロを弾いた、
2年生になってもギャルな?雅(みやび)でした。



それにしても、日頃とステージとのギャップを
いちばん感じるのが弦楽器生かも…しれません

今年度の延ゼミ・プロモーションCDのパッケージを公開しました
全体のデザインはパステル調でイラストも可愛らしいです。
演奏、録音共に快調な仕上がりです
また、昨年度のCD「ベストパフォーマンス2010」の
録音収録曲が聴けるようになりました。
ぜひ、どうぞ

ベストパフォーマンス2011と2010はこちらです
2009アルバム紹介はこちらです
2008アルバム紹介はこちらです
2007アルバム紹介はこちらです
2006アルバム紹介はこちらです

「夢詩夏」が終わりました!(1)

2011-08-18 09:28:06 | 活動報告

ヤマハ銀座店で開催したコンサート「夢詩夏」が終わりました。
たくさんのお客さまにいらしていただきました。
立ち見になってしまい、申し訳ありませんでした。
改めて御礼申し上げます。


この写真はこのコンサート最後の曲、
サックスカルテットとジャンベのための「Strange Humors」です。
ジョン・マッキーという作曲家の曲ですが、
中東やアフリカの要素を曲に採り入れ、
エキゾチックな雰囲気がコンサートの最後を異様に飾りました
演奏は、繊細な表現をするソプラノサックスの三宅君、
美しい音色のアルトサックス、2年生の置名奏詩君、
キレのある本格的なテナーサックス、1年生の本藤美咲さん、
バランス感覚が高く安定のバリトンサックス、岩也君、
民俗打楽器が似合う曲者パフォーマー羽野君です。
サックスは1~2年生のみということから考えても、
これからがとても楽しみな人たちです


今年度最初のゼミ挙げての公演でした
ゼミ生はほとんどが再履修しているにも関わらず、
卒業や新入などで半数が入れ替わり、
新ゼミ生の可能性はやってみないとわからない未知の部分が多く、
いちばん苦労したのはプロデューサーのよっPだと思います

この写真は、グノー作曲「9つの管楽器のための小交響曲」で、
フルートも演奏したよっPの当日のリハーサルのものです。
本番時にする赤のマニキュアは勝負マニキュア
彼女の努力なしにはできなかったコンサートでした。
本当にお疲れさまでした

「夢詩夏」の写真スライドをゼミのホームページにアップしました
「夢詩夏」を含む今年度の演奏会フォトはこちらです
また過去のコンサートの写真も整理しました。
見やすくなりましたので、ぜひご覧になって下さい

2010年度下半期の演奏会フォトはこちらです
2010年度上半期の演奏会フォトはこちらです
2009年度下半期の演奏会フォトはこちらです
2009年度上半期の演奏会フォトはこちらです
2008年度下半期の演奏会フォトはこちらです
2008年度上半期の演奏会フォトはこちらです
2007年度以前の演奏会フォトはこちらです

夢詩夏、いよいよ本日!

2011-08-08 01:39:58 | 活動報告


眼帯って痛々しいですね
でも、大したことなく今日の本番は大丈夫だと思います

延ゼミ在籍者は1年めから通算で何百人といますが、
ここまでの人は今までいなかったかもしれません。
コミュニケーションがとても丁寧で、
気持ちもこもっていています

フルート2年生の新メンバー、田村暁恵さんです。



フルートは代々しっかりした人が多いですが、
本当に信頼できる人だと思います

そんな田村さんが夢詩夏で演奏するのは、
作曲4年生・西條太樹君の編曲による「Oriental Wind」です。
他にオーボエ、クラリネット、ピアノとの4重奏です。
原曲に聴き劣りしないスケールを有しています
田村さんたちの熱演が楽しみです


もしかしたら…見えたかもしれませんが…
ゼミ生では決してありません…

今回いちばんお世話になっているヤマハ銀座店の、
住吉俊聡(しゅんそう)さんです。
9日にはNOBU-ZEMI DIPLÔMÉの夢詩夏があり、
2日間続けてコンサートサロンをお借りするわけですが、
この貴重な機会をぜひ大切にがんばりたいと、
ゼミ生皆が感謝と期待で本番を迎えます

14時開演 ヤマハ銀座店コンサートサロン 全自由席500円




夢詩夏まで、遂に1週間!

2011-08-02 01:27:05 | 活動報告


田村:今年度最初の演奏会、「夢詩夏」まで、
   あと1週間になりました



菅野:私たちは準備万端だけど、
   他のことは大丈夫かなぁ~
   ねぇ、田村さん

田村:それはどうかなぁ
   今は夏期講習会中で学校が使えないしね
   明日から学校が開いたらまたがんばろうね

菅野:それにしても大学内に、
   在学生も何だかたくさんいるね もぐり



田村:言い忘れましたけど、私たち漫才コンビじゃないですよ
   夢詩夏でモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」より、
   「とうとう嬉しい時が来た」「喜びに胸は躍り」の
   2曲を演奏します

菅野:私が向かって右のソプラノ、菅野愛です

田村:私が左側のピアノ、田村真那実です

菅野:私たち、そんなに楽しそうですか
   いつも楽しく笑っています

1年生の歌とピアノのペアの妄想会話はいかがでしたか?

夢詩夏で当日配布するプログラムがほぼ完成しました!
作成は4年生の然(しかり)とちっぴでした。
明日にも受付係で印刷をします
準備は徐々に進みつつあります