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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

「奏春譜」の練習が始まりました!

2013-02-24 16:56:27 | 活動報告
今は2012年度の終わりであり、そう考えると、
すでにこの1年いろいろやり終えたことになりますが、
ゼミの今までの10年の流れから考えると、
今がいちばん最高潮にきたのかもしれません

ゼミができた当時から考えると延ゼミはゼミ生が増え、
遂にヤマハ銀座、横浜と続けての公演の後、
サントリーレインボウ21を迎えようとしています。
いい時もあれば悪い時もあるのが常なのですが、
ゼミそのものは徐々に高まってきました
あとはその時々のゼミ生がどれだけ着いて来るか、
やっていることの意味がわかるかどうかです。

チャンスは自分でつくるか、
ある時突然やってくるものです。
ある時突然やって来た幸せは前触れがなく、
それを受けているのに幸せなことに気がつかない。
一期一会を思いどおりにコントロールすることはできず、
ゼミ生がチャンスをものにしてそれが将来に繋がる、
また価値がわからずせっかくのチャンスをふいにする、
そんな局面が数多く出て来るのです。
だからこそその時々の些細な判断が重要なのです



そんな中、音楽音響デザインコースの作曲専攻で、
1年生の時から異彩を放ってきたセッティングの達人が、
この「入口」ではなく、「愚痴」でもない写真の出口君です
(注)本人の書いた自己紹介より。
   風邪がひどい状態でした

彼は客観的な目が確かで、
状況を見て対応を考える判断力はピカイチ
ゼミの中での身の置き方でも、
じゅうぶん下地をつくってきたと思われます
2回のヤマハでもサントリーホールでも、
しっかりセッティング係に入っています



元気な時の出口君はこちらです。
昨年10月の大崎の打ち上げの時の写真
「La Pauza」というイタリアレストランです
どっちの出口君が素敵でしょうか

コンサート「奏春譜」

2013-02-15 01:52:36 | 活動報告


「奏春譜~春を感じさせる黄昏のひとときに~」
3月22日(金)と29日(金)に立て続けに行う、
年度末恒例の集大成のコンサートです。
例年この時期のコンサートで4年生が大活躍します

今回は2回をワンセットとしお馴染みの、
ヤマハ銀座店コンサートサロンで行う東京公演と、
今回初めての会場になるヤマハ横浜店の、
地下1階のmusic HARBORでの横浜公演とし、
室内楽とデュオに分かれています

この2回のコンサートの要となっているのが、
写真の入江チケット係兼プロデューサーです
銀座店ではチケット管理を担当し、
横浜店ではプロデューサーを行います。
写真はチケットにナンバリングをしています

チケットは毎回手作りなのですが、
これはなかなか手間のかかる作業です
最終的には売れ行きも管理する大事なポジションです

年度末のコンサートは、
実技試験が終わりとっておきのレパートリーを出したり、
難曲に挑むのにちょうどよい時期と言えます
どうぞご期待下さい
 
チケット予約、お問合せはnobu-zemi@mail.goo.ne.jpまで。
絶賛発売中です





チラシのデザインはいつもお願いしている福新卯暁さんです
今回も「奏春譜」に合わせた素敵なデザインが完成しました
年度が変わるこの時期は皆新たな進路に向かう、
そんな意味合いを持っているかのような、
銀座と横浜を指す道しるべ
いちばん下には横浜と銀座をシルエットで表すなど、
いつも細部の細工が目を惹き付けます

チラシは演奏会の顔であろうと思います。
私たちの意識を表すものだと考えると、
本当に尊い仕事をしていただいているのだと思います

サントリーホール新春懇親会2013

2013-02-11 02:07:52 | 活動報告


サントリーホールの新春懇親会に行って来ました
もちろん、今年のレインボウ21に合格したこともあり、
サントリーホール主催でのコンサートに参加する、
そんな経緯があったこともあります。

約200人の方がサントリーホール・ブルーローズに集い、
音楽関係者というよりは、新聞社、ジャーナリスト、
オペラシティやみなとみらいなどのホール関係者、
大学関係は少なく、一部の音楽関係者、小説家など、
とても幅広い方が集まって盛大でした。



お酒のメーカーですから、飲み物は何でもあります
オードブルももちろんお洒落で素敵な雰囲気でした

途中でさまざまな紹介があるのですが、
メインはサントリー室内楽アカデミー生と、
サントリーオペラアカデミー生の演奏でした
これだけの人の前で演奏するには、
すごいチャンスであると同時に緊張でもあったでしょう。
ブラームスのピアノ三重奏曲第1番ロ長調作品8から第1楽章、
大学卒業したくらいの方でしょうか、実によかったです
サントリーホール館長の堤剛さん直伝の室内楽です。



最後は景品抽選会があり、かなり盛り上がりました。
何と当たりました
サントリーの進行の方「洗足学園音楽大学大学院の… 
   えっ…えー、何とお読みするのでしょうか…」
すぐ自分だとわかりましたが、痛いかんじですね…
それでも、運のない自分が当たるなどということは
生涯でも数少ない幸運を使ってしまった気がします。
何賞か忘れてしまいましたがスポンサー賞で、
バルサミコ酢、人参ジュース、パスタ。
食いしん坊にピッタリのものをいただきました

ゼミは来年度10周年になります
記念すべき年になりましたが、大学にも新校舎ができ、
また大学も変わることと思います。
まだ終わってはいませんが、
ゼミも6月にはサントリーレインボウ21という、
一大目標を達成した感があります。その意味では、
初心に返ってもう一度出直す時期でもあると思います


左手前の建設中の大きな建物が「レッドクリフ」と言われている事務棟
右奥の建設中の丸い建物が「シルバーマウンテン」と言われているリハーサル棟
今年の1月21日に撮影

2012年のフォトアルバム(6)

2013-02-01 02:52:19 | 活動報告


ヴァイオリンの三島さんは、
昨年はコンチェルトのソロを務めるなど、
ゼミ以外でも大活躍でしたが、
ゼミでもヴィルトーゾティの高いソロ曲に挑戦、
端正なアプローチが光りました
年末の「La 鐘」ではヴァイオリンの技巧を駆使する作曲家、
サラサーテの「序奏とタランテラ」で、
三島さんらしいパフォーマンスを聴かせてくれました

今年もさらにパワーアップした演奏を、
聴かせてくれることと思います

さて、6月4日(火)にサントリーホール・ブルーローズで行う、
「Jazz in CLASSIC ―ジャズに魅せられた作曲家たち―」の、
出演者やスタッフがすべて決まりました
主要なポジションに延原ゼミとNOBU-ZEMI DIPLÔMÉの
メンバーが入っていますが、多くの人の協力を得て、
本当に今の洗足を代表する人たちが集結しました

【プログラム】
1.ストラヴィンスキー/ピアノ・ラグ・ミュージック
Pf.初鹿早菜 (NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

2.ラヴェル/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
Vn.武田杏奈 (延ゼミ) Pf.樫村理沙

3.ガーシュイン/3つの前奏曲
Pf.末次実玲 (延ゼミ)

4.ミヨー/世界の創造
Cond.金井俊文
2Fl.豊島早希 (NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)、白崎志歩 、
Ob.大久保茉美 (延ゼミ) 2Cl.水野まな (延ゼミ) 、小澤里沙(延ゼミ)
Fg.森田大翔 A.Sax.須々木由子(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)
2Tp.澤友貴、柴山貴生 Hr.城田美咲 Tb.正富由香 
Perc.関聡 Pf.鷲見彩花 
2Vn.佐藤桃子(延ゼミ)、三島彩(延ゼミ) Vc.山本渉 Cb.米谷陵(延ゼミ) 

5.ジョリヴェ/幻想即興曲
A.Sax 芳賀大峰(延ゼミ) Pf.小坂友紀子(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

6.デニゾフ/アルトサクソフォンとピアノのためのソナタ
A.Sax.須々木由子(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ) Pf.村田美貴(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

7.カプースチン/8つの演奏会用エチュードより第1、2、3曲
Pf.小坂友紀子(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

8.バーンスタイン/プレリュード、フーガとリフ
Solo Cl.安本夏海(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)
Cond.金井俊文
《SENZOKU クラシック・オールスターズ》(仮名)
5Sax.芳賀大峰(延ゼミ)、村上裕真、田中愛希、山中麻里奈、田中啓貴(延ゼミ)
5Tp.澤友貴、柴山貴生、永島寛之、堀江真太朗、笠原日向 
4Tb.正富由香、池上宙美、竹内優彦、北村竜 Pf.樫村理沙
Cb.米谷陵(延ゼミ) Drums.関聡 Perc.狩野もなみ

【マネジメントスタッフ】
印刷物担当:藤田真千子(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)
チケット担当:鈴木亜維(延ゼミ)
広報・宣伝担当:須々木由子(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)
ステージ担当:出口広樹(延ゼミ)

どうぞご期待下さい