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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

秋男に入れ込む女子

2012-10-25 17:44:12 | 活動報告


「秋男って、いいところあるよね

「秋男が近づいて来るとドキドキしちゃうよ

「今は秋男に精一杯尽くしています

そんな秋男に今いちばん入れ込んでいるのが、
洗足のブラックホールで演奏するのにずっと憧れていた宇宙系女子、
クラリネット2年生・清水理絵さんです
(注)清水さんは発想が宇宙的に壮大で、
   他の人の理解を超える宇宙系女子と言うより、
   もはや他の星雲の人と言わなくては失礼かもしれません
   最近この宇宙関係のゼミ生が増えています

どのくらい入れ込んでいるのかって…
ブラームスのクラリネット五重奏曲より第1楽章、
フランセの木管五重奏曲より第1楽章、
クラリネット奏者にとってはとても難曲です
清水さんが今回の注目の一人であることは間違いなし

今回のコンサート名は「秋男(シューマン)」なのに、
「シューマン」を演奏していないじゃないかって
でもコンサート「秋男」には頑張っています

そんなコンサート、
「秋男(シューマン)~芸術の秋・音の収穫祭~」まであと2週間
11月7日(水)19時開演 洗足学園音楽大学・ビッグマウス
全自由席 500円
予約・お問合せ nobu-zemi@mail.goo.ne.jp

照明や音響を用いたクラシックを中心としたコンサートです。
そんな新しい現代風コンサートをぜひお試し下さい

今年度のゼミのCD「ベストパフォーマンス2012」について、
詳細をゼミのホームページ「CD(CD紹介)」のページに載せました。
今年も新たな延ゼミ生の演奏による紹介が楽しめます
お問合せ nobu-zemi@mail.goo.ne.jp

写真がきました! 新しいペア!

2012-10-22 05:01:46 | 活動報告


コンサート「音楽の運動会♪」での写真が届きました
今回のカメラマンは再び登場の竹内君です。
写真係は簡単そうに見えてそうでもありません
コンサートの写真は全体をうまく入れるのが難しい
特にソリストとピアニストの顔を両方入れるだけでも、
あまり簡単にいかないのです。
ですから、コンサートの最中に移動できる環境があれば、
さまざまな角度から被写体を狙えます

因みにピアニストの顔は上手側から撮らなければ、
背中ばかり写すことになります。
しかし、ピアニストの手元を写すには、
近づいて背後か真横から撮るしかなく本当に難しいです。

音響担当者でもたまにいますが、
ソロばかり音を拾ってピアノを拾わない人、
写真でもソリストばかり写してピアニストを写さない人、
その人それぞれの音楽の聴き方や考え方まで出ます。

しかし、今回の竹内君の写真はよく撮れています。
狙って撮っているのがよくわかります。



写真の二人は6月に一度共演していて、
お互いを知ってはいても何か新鮮なデュオ、
フルートの木村さん、ピアノの田村さんです。
ジョルジュ・ユー作曲「ファンタジー」は、
日本の侍をイメージしてつくられたという、
おもしろい発想の曲でした

ソロにアンサンブルにと、密かに活躍中の木村美紗季さん、
次回の11月7日のコンサート「秋男」では、
難曲・フランセの木管五重奏曲を演奏します

いろいろな楽器の人からオファーがある人気のピアニスト、
徐々にレパートリーを拡げつつあり、
最近大人っぽく落ち着いて来て、
「もうピータンとか言わせない」感じの、
でもやっぱり宇宙語を話せそうな田村真那実さん
今後の活躍にご期待下さい

「響秋~ノスタルジア~」フォトスライド

2012-10-16 03:33:50 | 活動報告


9月に行ったコンサート「響秋~ノスタルジア~」の、
写真を集めたフォトスライドを、
ゼミのホームページにアップしました

「Photo(演奏会フォト)」のページはこちらです。

この写真は、このコンサートの第3部で演奏された、
エレクトーンによる編成のメインとなった、
「グリーンスリーブスによる幻想曲」です。
演奏は1番トロンボーンから染谷さん、八巻さん、奥積さん、
エレクトーンが倉本さんですべてが1年生です
因みにこのコンサートのタイトルの「響秋~ノスタルジア~」は、
奥積さんが考えだした案が採用されました

原曲はヴォーン・ウィリアムズですが、久保君による編曲で、
写真右端でエレクトーン奏者の譜めくりをしています
とても柔らかなトロンボーンサウンドから、
編成上、最も大きな音になる中間部まで、
文字どおり幻想的なシーンを演出できたと思います

さて、次のコンサート「秋男~芸術の秋 音の収穫祭~」まで、
あと3週間になりました
最新情報は、ゼミのホームページの特設ページに掲載中です。
どうぞお越し下さい

「渡辺眞奈美音楽教室ピアノ発表会」終了!

2012-10-12 07:37:54 | 活動報告


8日(月・祝)に行われたピアノ発表会に、
ゲストとして出演してきました。
オーボエの2年生・土屋さん、ピアノの2年生・小関さん、
ヴァイオリンの1年生・原さんの3人で3曲演奏してきました。

渡辺先生からはゼミとして2回めのオファーをいただきました
ほどよく響くこの横浜ラポールシアターで、
皆心地よく演奏させていただきました

写真はリハーサル風景で、
シューマンの3つのロマンスの第2曲です。
会場に着いたのは12時前、早速リハーサルです。
その後に発表会が開演、出番は最後でしたので、
ゆっくり新横浜でのランチを堪能して、
余裕を持って帰ったつもりがすぐに本番が迫っていました
準備していただいていたピアノ付きの練習室での、
練習がないままの本番になりました
使わなかったのが申し訳なかったです。



ピアノの小関麻里さんは、何と
このブログへの登場が初めてになります
ショパンのノクターンのリハーサル風景ですが、
終始エレガントな雰囲気を醸しています

今回はもう1曲のドヴォルザークを含めて、
ロマン派の流麗な時間を演出してみました

「秋男(シューマン)~芸術の秋 音の収穫祭~」のプログラムが確定しました
追って特設ページなども作成致します。

1.シューマン作曲 子供の情景作品15-7「トロイメライ」
  ソプラノサックス 本藤美咲 ピアノ 竹内智彦
2.シューマン作曲 歌曲集「ミルテの花」より「献呈」「蓮」
  ソプラノ 小関麻里 ピアノ 田村真那実
3.ピアソラ作曲 リベルタンゴ
  エレクトーン 倉本眞帆
4.フランセ作曲 木管五重奏曲より第1楽章
  フルート 木村美紗季 オーボエ 河村玲於 クラリネット 清水理絵 
  ホルン 城田美咲 ファゴット 栗林愛理
5.メサジェ作曲 コンクールのソロ
  クラリネット 宮邊結希 ピアノ 都築友佳里
6.モリコーネ作曲 ガブリエルのオーボエ~「ニューシネマパラダイス」メドレー
  オーボエ 大久保茉美 エレクトーン 迫歩実
(休憩)
7.シューマン作曲 アダージョとアレグロ作品70
  テナーサックス 池田葵 ピアノ 沼田由香里
8.ショッカー作曲 更なる冒険
  フルート 木村美紗季、田村暁恵 ピアノ 新井由美子
9.木村恵理香作曲 上天の光への前奏曲(初演)
  クラリネット 上野二葉 ピアノ 東美邑
10.葉加瀬太郎作曲 情熱大陸
  エレクトーン 高橋里子
11.シューマン作曲 ピアノ四重奏曲変ホ長調作品47より第3楽章
  ヴァイオリン 佐藤桃子 ヴィオラ 佐藤彩音 チェロ 山本渉 ピアノ 鷲見彩花
12.ブラームス作曲 クラリネット五重奏曲ロ短調作品115より第1楽章
  クラリネット 清水理絵 ヴァイオリン 三島彩、佐藤桃子
  ヴィオラ 佐藤彩音 チェロ 吉田知郷
13.シューマン作曲 3つのロマンスより第2曲作品94-2
  オーボエ 土屋愛菜 ピアノ 末次実玲

「音楽の運動会♪~心に彩りのリレーを!~」が終了!

2012-10-09 06:51:01 | 活動報告


天気予報が本番1週間前からコロコロと変わり、
午前中は生憎の小雨
少し暗い様子から明るい雰囲気に変えてくれたのは、
MCの上野さんだったと思います。
さまざまな人が通りかかるこのゲートシティ大崎の
アトリウムではやはり賑やかなイメージが必要です。
もしMCなしで進行していたら…と思うと、
本当に場をよく盛り上げてくれるMCでした

演奏では、それぞれに今できる限りのことをこなしていました。
意外と難しいのがこの、クラリネット2本とピアノのための、
モーツァルト作曲 歌劇「皇帝ティートの慈悲」より
「花の美しい鎹(かすがい)を編もうと」です。
オペラアリアという歌をクラリネットで演奏したり、
たいへん遅いテンポで歌うことは実は難しいことです
この曲の演奏者は、2年生のクラリネット、
長久保由紀子さんと韓流大好き・小森瑞夏さんに、
ピアノは3年生の新井由美子さんです



モーツァルトは聴きやすい反面ミスが目立ちやすく、
聴きやすい歌というのもわかりやすいので歌心が問われます
単純なソロイスティックな曲のアンサンブルとして、
近現代の曲が多いこのコンサートのちょうど中間で、
古典としての安らぎを醸す重要な役割を担いました

この7日は朝から波乱含みの準備となりましたが、
大事には到らず終えることができました。
次の8日には、もうひとつのイヴェント、
「渡辺眞奈美ピアノ教室発表会」へのゲスト出演を終えました

「音楽の運動会♪~心に彩りのリレーを!~」いよいよ本日!

2012-10-07 00:40:02 | 活動報告


ゲートシティ大崎・アトリウムでのコンサート、
「音楽の運動会♪~心に彩りのリレーを!~」が、
いよいよ本日の13時からになりました。
今回も今日を迎えるまでにいろいろなことがあり、
ひととおりの準備を終え本番を迎えます
今回も名演が続出の予感です
入場無料ですので、どうぞお出かけ下さい

昨日は5時間に渡るリハーサルを終え、
その後は写真の上野二葉がクラリネットを
マイクに持ち替え、MCリハーサル
MCは出演者から情報を集め、原稿を作成、
3~4回の校正を経てやっと本番を迎えますが、
日々変化する状況にも対応しなければなりません

上野さんの右側の手前の巨人は倉本さん、
意外と背の高いことが最近判明
今回はエレクトーンを譜面台に持ち替えセッティングです。
まだまだ成長期の倉本眞帆のセッティングにご注目

音響さんとの連携もポイントです

そして、次のコンサートもあと1ヶ月に迫ってきました



「秋男(シューマン)~芸術の秋 音の収穫祭~」
最近は当て字もちょっとすごくなってきました

シューマンの作品を取り入れながら、
ポップスまでを織り交ぜてかたちづくる
新しいコンサートの可能性を探ります

11月7日(水)19時開演 洗足学園音楽大学ビッグマウス
全席自由500円
チケットお申込 nobu-zemi@mail.goo.ne.jp

「響秋~ノスタルジア~」私の名演(2)

2012-10-04 07:16:12 | 活動報告
 

「響秋」でとてもよかったのは第3部冒頭のソロ、
「パルティータ第2番ニ短調 BWV1004より第5曲シャコンヌ」
武田杏奈が奏する音楽は聴き入る魅力があります。
10分を要するヴァイオリンソロですが、
まったく飽きさせない音を超えた情緒を讃えています

第2部の「クラシックvs.ポップス~クラシック音楽への郷愁」と題し、
ポップス、あるいはポップスに近い音楽を集めましたが、
第3部では打って変わってこの日のいちばん古いクラシックの、
バッハを演奏するこのコンサート最大の聴きどころでした
バッハを堪能するには最高のシチュエーションだったと思います

「響秋」では、エレクトーンをレンタル、搬入して下さった業者の方、
アリストホールの方、また大学演奏部の方と、
本当に温かくよくしていただきました。

また、昨日のリハーサルの時、大学のレッスン室の譜面台が3本中2本、
ねじが壊れ上がらない状況でした。
そこで事務の方に少し話したところ、
すぐに新しい譜面台2本が5階のそのレッスン室に運ばれ、
壊れている譜面台を撤収して行って下さいました。
その迅速さには本当に驚かされました
お蔭で新品の譜面台でリハーサルを無事に21時まで行えました。
いろいろな方に支えられてコンサートが成り立っています。
本当に感謝します。

そうこう言っているうちに、次のコンサート、
「音楽の運動会~心に彩りのリレーを~」があと3日になりました。
10月7日(日)13時開演 ゲートシティ大崎