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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

「シャンソン」再演→夢詩夏2015

2015-06-30 10:31:47 | 活動報告


今年度は、ゼミ生と卒業生による共演が増えそうです

あの「シューマイ、ラーメン、チャーハン~」の
歌詞でコンサートの最後に演奏してきた、
山田武彦先生作曲の「シャンソン」を、
1年生のソプラノ・安西美紀と、
卒業生で入試センター勤務のクラリネット・安本夏海さん、
やはり卒業生でウィンズスコアに勤務のピアノ・西條太貴さんが、
オープンキャンパスにやってきた高校生と学生食堂ミューズにいる、
という設定で何とか機嫌をとって学校に入学させようという演出



高校生は素でいける安西さん、
オープンキャンパスでお腹をすかしてミューズに。
そこで出会った西條さん扮する在学生に、
お腹がすいたから食べ物を言い、中華が好きと言い始めます
そこにやって来た入試センターの安本さん、
ミューズのメニューの写真を中華に変えて宥めます

そんな「シャンソン」で幕を閉じた「さよなら2400室コンサート」
これで2400室を使うのも最後になりました



そんな思いで深いコンサートにいらして下さったのが、
卒業生の石田毅昌さんです(写真左)。
この大学1、2号館は卒業生皆さんが懐かしい場所です。



さて、次のコンサートが迫ってきました。
今度はゼミの卒業生グループ、NOBU-ZEMI DIPLÔMÉが主催で、
今年のあの卒業生たちが帰って来ます

「夢」と「詩」を熱く演奏するガラコンサートです

コンサート「夢詩夏2015」
7月5日(日)18:30開演[18:00開場]全席自由 500円

【プログラム】
1.ロサウロ作曲 マリンバ協奏曲より第1楽章
 ボッテジーニ作曲 コントラバス協奏曲 第2番ロ短調より第1楽章
 マリンバ 宇田川麻衣 ピアノ 遠藤龍軌

2.クロンマー作曲 2本のクラリネットのための協奏曲 作品35より第1楽章
 クラリネット 藤本港、我妻里実 ピアノ 橋本さやか

3.ブラームス作曲 クラリネット五重奏曲 作品115より第1楽章
 クラリネット 藤本港 ヴァイオリン 武田杏奈、関真知子 ヴィオラ 堀場裕太 チェロ 佐伯江梨花

4.ドビュッシー作曲 アルトサックスとピアノのためのラプソディ
 アルトサックス 松田知大 ピアノ 樫村理沙

5.ラフマニノフ作曲 楽興の時 第4番
 ピアノ 樫村理沙

休憩

6.ショパン作曲 英雄ポロネーズ 作品53
 ピアノ 末次実玲

7.ドラニシニコヴァ作曲 ポエム
 オーボエ 土屋愛菜 ピアノ 遠藤龍軌

8.ガーシュイン作曲 3つの前奏曲
 ガーシュイン作曲 It ain't necessarely so
 ヴァイオリン 武田杏奈 ピアノ 末次実玲

9.クレストン作曲 アルトサクソフォンとバンドのための協奏曲より第2、3楽章
 アルトサックス 田中愛希 ピアノ 黒岩文子

10.へス作曲 延原正生編曲 ファンタジー
 ソプラノサックス 田中愛希 テナーサックス 池田葵 ピアノ 黒岩文子

20時30分終演予定

初夏の休日の夜、みなとみらいでロマンチックにお過ごし下さい

精緻なサクソフォーン・アンサンブル

2015-06-16 21:17:44 | 活動報告


延原ゼミでは、今まで大学を代表するサックスコース生が履修し、
ソロやアンサンブルで大きな反響をいただいてきました。

しかし、今回のサックス5重奏は、
過去の演奏の中でも突出した出来映えの演奏でした

アンサンブルそのものも良いのですが、
フレーズやサウンドの転換や流れの纏め方など、
個々のプレイも去ることながら全体として優れていたこと、
それが今までとは異なり完成度の高さを揮っていました

本多俊之作曲「サクソフォーン・パラダイス」を演奏したのは、
ソプラノサックスがセンスが光る、柗井拓野(前列中)、
ソプラノサックス、アルト持ち替えが明快な表現の、西村麻衣(後列右)、
アルトサックスは音色が魅力的な、松田祐子(前列右)、
テナーサックスは安定した中低音を支える、森内彩加(前列左)
バリトンサックスは技巧が卓越している、中村直人(後列中)、
の3年生クインテットです



今回の「さよなら2400室コンサート」では、
MCが「それぞれの演奏者のさよならしたいこと」を紹介しました
柗井君の「さよならしてほしい人」は、妹の彼氏さん
西村さんの「さよならしたいこと」は、バイトでミスばかりすること、
いちばんのミスは、焼肉屋のバイトで七輪を持ったまま転び、
机と床を燃やしたそうです。
松田さんの「さよならしたいこと」はお金の無駄遣い、
森内さんの「さよならしたいこと」は「お相撲!」と呼ばれること
中村君は足の短い自分にさよならしたいとのことでした


「また、おもしろいものを。」


「髪につけてるよな。」


中村「ギョッ」(表情に注目)
柗井「赤い汗

7日に行ったコンサート「NOBUHARA MUSEUM」アンケート結果をお知らせします。

●今日の中で、どの曲目、演奏がよかったでしょうか。
1.カルメン幻想曲 4
2.なつかしい土地の思いで 作品42より第3曲「メロディ」 9
3.二つの間奏曲 4
4.ピアノ三重奏曲 二短調作品70-1「幽霊」 より第1楽章 7
5.ニューシネマパラダイス 7
6.セレナード第11番 変ホ長調K.375 より第1、5楽章 4
7.ソプラノ、アルトサックスのための協奏的ニ重奏曲 作品55より第1楽章 3
8.歌劇「カルメン」より 4

●出演者について
笑顔が素敵でした。
じゅんちゃん、えみちゃん、すごかった!!
みなさん、よくがんばってました!!
お疲れ様でした。
みなさんの一生懸命なのと初々しさが伝わってきました。
とても楽しかったです。
ステキな演奏をありがとうございました。
また、ステキな演奏をお聞かせ下さい。
お疲れ様でした。
楽しい演奏会でした。
プログラムがとてもよかったです。
カルメンを主題にしたプロデュースに感心しました。よかったです。
美しい演奏を楽しませていただきました。
これからもがんばって下さい。楽しみにしています。
すばらしい演奏でした。
よくまとまっていてよかった。
それぞれの思いで演奏できていたと思います。
今後も更なる上達を祈っています。
延原ゼミはエレクトーンが中心のコンサートが多かったので、
こういった室内楽は新鮮でした。
演奏もなかなか良く、1年生もがんばっているようなので、
これからが楽しみです。
じゅんちゃん、えみちゃんおつかれさま♡♡
二人の良さがとても出ていたと思います。
えみちゃんキレイだった。
じゅんちゃん力強かった、すてきでした。
準備や練習が大変だったと思います。お疲れ様でした。
素敵な音楽を有り難うございました。

●スタッフについて
とても丁寧な感じでよかった。
とてもやさしいひとときを過ごせました。
MCの「豆知識」コーナーがとても良かったです。
みなさん素早く気持よく動いて良い感じでした。
司会の美しい声と判りやすい案内が印象的でした。
スタッフの方の静かな進行にも好印象をもちました。
よかったです!
司会の方がはきはきしていて、話がおもしろく楽しかったです。
司会の方、とても聴きやすかったです。
しっかり進行できていました。
毎回のゼミの司会はおもしろくて、
いろいろがんばっているのだろうなと思います。
続けていってもらいたいです。
ユニークな司会、すてきでした。よかったです。
MCがエピソード等を交えてありとても良かったです。

また、当日聴きに来てくれたゼミの卒業生の安田鮎さん(ホルン)は、
『本当に久しぶりに演奏会に来ることができました。
卒業生ならではの感情ですが、懐かしく羨ましく、
観ていて聴いていて涙が出るようでした。
生演奏には、日常生活にはないエネルギーを含んでいると思います。
かけがえのない仲間と、かけがえのない時間の中で、
今しかできない音楽を精一杯やって下さい。応援しています。』
また、スタッフについて、
『舞台転換がスムーズで進行がスムーズでした。
MCは親しみやすく好感が持てました。延ゼミらしくて嬉しかったです。
休憩中、舞台袖から聞こえる談笑が少し気になりました。』
と寄せてくれました。来てもらえることが本当に感謝です!

さよなら2400室コンサート!いよいよ本日!

2015-06-13 09:22:49 | 活動報告


コンサート「NOBUHARA MUSEUM」から1週間も経たないうちに、
早くも次の「さよなら2400室コンサート」がやってきました

エレクトーン2台とピアノを用いて、
さらにいろいろな管楽器と歌までの約1時間30分。
とても充実した内容です

その中でも、フルート、オーボエ、クラリネットで、
異彩を放っているのがこのアンベルク作曲の組曲
お化けの物語のようなちょっとキャラの濃いモチーフが、
全体を覆っていてアトラクションのような曲です。



演奏は2年生の4人で、
フルートが横山理子(写真右から2番目)、オーボエが牧野友美(写真左から2番目)、
クラリネットが増山佳菜(写真いちばん左)、
そしてピアノが遠藤龍軌(写真いちばん右)。
この4人がすでに別世界を醸しているかも…


7日に行われたコンサート「NOBUHARA MUSEUM」で、
もっとも人気が高かった演奏が、この雨川さん演奏の、
「なつかしい土地の想い出」より「メロディ」でした。
チャイコフスキーの小品ですが、明快なメロディを、
丁寧に細かく表現した気持ちの伝わる演奏でした


終演後のロビーです。

そんなピュアで真摯な姿勢がお客さまに伝わり、
全体に温かい言葉をたくさんいただきました。

全体に課題も残りましたが、一生懸命やった分、
次に繋がる原動力になるコンサートだったかもしれません

いよいよ本日!MUSEUM!

2015-06-07 14:56:09 | 活動報告


これは、横浜美術館レクチャーホールで昨日行ったリハーサル。
コンサートのトップを飾る「俵カルテット」です。

1日前にゲネプロを行うことは大学ではよくあることです。
当日の昼がなかなか押さえられないからですが、
今回も前日に行いました。
当日ではない分、いろいろ対策を練る時間ができます。
しかし、当日はぶっつけ本番ですから想定でいくしかありません

俵カルメンバーは、ソプラノサックスが2年俵口奈々、
アルトサックスが1年内山初音、テナーサックスが1年伊藤優花、
そしてバリトンサックスが1年福岡拓斗で、
1年生のすごくまじめで頑張ってる感じは、
今までのサックス専攻生にはないですね

すごくがんばって欲しいカルテットです

大学4号館の改装が終わり、いよいよ明日から使用開始です。
これで、なおいっそう練習にも精が出ます。

いよいよ明日!MUSEUM!

2015-06-06 10:31:52 | 活動報告


サックスに注目
明日、開催する「NOBUHARA MUSEUM」では、
8組中3組がサックスのアンサンブルです。

そのうちのひとつがこのカルテット。
「ニューシネマパラダイス」を演奏します

左からソプラノサックスの岡野哲也君、
アルトサックスの大友和美さん、


そしてバリトンサックスの渡邉真大君、
いちばん右のテナーサックス、中村紀仁君、



全体にギラギラガツガツって感じはなく、
真摯に前向きに取り組んでいて好感を持てる気がします。
あくまで気がするだけなのですが…

徐々に完成度を上げているこのカルテット、
明日の演奏がどうなるかとても楽しみです。

6月7日 18:30開演 NOBUHARA MUSEUM OF MUSIC IN YOKOHAMA
全席自由500円

来週13日には、さよなら2400室コンサートです。
こちらも準備が進んでいます




日曜日の午後のプラン

2015-06-01 04:13:09 | 活動報告


ここは大学図書館。
座ってパソコンを操作しているのは、森内彩加さん。
ちょっとカメラを意識しているんじゃないかって

そんなことはございません

サックス3年の森内さん、このチラシをつくっていたのです


なかなかの反響をいただいております

日曜日の夜ではございますが、
初夏を想わせる横浜みなとみらいで、
14時に待ち合わせ、軽くお茶とケーキなど食して、
夕方のひとときは18時閉館まで横浜美術館を散策、
そのあとにこのコンサートに立ち寄る、
なんて素敵ではありませんか

20時に終演予定ですから、
そこからディナーもできますよ

ロマンチックに演出させていただければと思います
ぜひぜひ、7日(日)は横浜美術館にお出かけ下さい

そうこう言っているうちにその次のコンサート、
「さよなら2400室コンサート」も13日(土)に迫ってきました
今年の夏、とうとう大学1、2号館が取り壊されます
その前に、最後にコンサートをしておこうという企画です。



今回は2台のエレクトーンを搬入し、
エレクトーンによる演奏が多いのですが、
中でも、この音楽音響デザインコース1年生の安彦大樹君による、
新作小品「想い出」が注目です

どんな「想い出」かは当日明らかに…

13日(土)17時30分開演(17時10分開場)
洗足学園音楽大学 2400室

【プログラム】
1.ヴェルディ作曲 オペラ「ナブッコ」序曲
エレクトーン 伊久美里歩、小林千夏

2.ボザ作曲 対話
トランペット 浦井宏文、蛭間晃基

3.サティ作曲 「風変わりな美女」より
 Ⅰ大リトルネッロ
 Ⅲ“眼の中の神秘的な接吻”のワルツ
エレクトーン 川端彩音

4.アンベルク作曲 組曲
フルート 横山理子 オーボエ 牧野友美 クラリネット 増山佳奈 ピアノ 遠藤龍軌

5.本多俊之作曲 サクソフォーン・パラダイス
サックス 西村麻衣、中村直人、松井拓野、松田祐子、森内彩加

(休憩)

6.安彦大樹作曲 想い出
エレクトーン 伊久美里歩

7.イベール作曲 二つの間奏曲
フルート 篠原由喜奈 オーボエ 小川航平 ピアノ 有泉香里

8.ウェーバー作曲 クラリネット協奏曲第2番 ヘ短調作品73より第1楽章
クラリネット 藤本港 ピアノ 白倉彩子

9.ラヴェル作曲 バレエ「マ・メール・ロワ」より「妖精の園」
エレクトーン 竹田彩香、丸田千尋

10.山田武彦作曲 シャンソン
ソプラノ 安西美紀 クラリネット 安本夏海(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)
ピアノ 西條太貴 (NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)