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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

サントリーホール「Jazz in CLASSIC」が再び!

2013-08-23 17:11:26 | 活動報告

写真提供:サントリーホール

6年ぶりに洗足学園音楽大学が出演になった、
サントリーホール・レインボウ21公演
「Jazz in CLASSICージャズに魅せられた作曲たちー」の、
当日の写真についてゼミでも公開しました。
当初は大学facebookページのみでサントリーホールから掲載許可を取りましたが、
この度ゼミのホームページ掲載の許可を取りました

プロの撮る写真というのはやっぱりすばらしいですね
演奏はそれぞれの曲の特徴を捉え、
充実感のある見事なコンサートになりました

ラヴェルの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」を
演奏しているのはヴァイオリンがゼミの武田杏奈さんと、
ピアノが大学院1年生の樫村理沙さんです。
ラヴェルの端正で淡い音色で曲を見事に構築しました。


写真提供:サントリーホール

コンサート後半の1曲めは、
ジョリヴェ作曲「幻想即興曲」です。
アルトサクソフォンは今年首席で卒業した芳賀大峰君、
ピアノはNOBU-ZEMI DIPLÔMÉでコンサートの代表、
後のカプースチンの演奏でもたいへん好評を得ていた小坂友紀子さんです。
両者の独特のフレーズ表現が極めて個性的で、
極めて高いポテンシャルを表していました。


写真提供:サントリーホール

最後は今の洗足で考えられる最もゴージャスなサウンドでした。
ソロクラリネットはNOBU-ZEMI DIPLÔMÉの安本夏海さん、
マイクを立てての演奏は金管楽器との絶妙のバランスで、
澱みのない音色による個性的な表現が聴き採れました。

何よりもこのコンサートで、
「洗足」というものを表現できたのではないかと思います

すべての写真スライドはゼミのホームページ「Photo」ページをご覧下さい。


さて、10月15日(火)と11月15日(金)にこの「Jazz in CLASSIC」が、
大学主催「SILVER MOUNTAIN OPENING CONCERT」として帰って来ます
サントリーホールでの曲目も含め、更に進化したかたちを、
ぜひ皆様の耳でお確かめ下さい





【10月15日(火)のプログラム】
1.ストラヴィンスキー作曲 クラリネット独奏のための3つの小品(1918)
クラリネット 清水理絵

2.ガーシュイン作曲 3つの前奏曲(1926)
ピアノ 末次実玲

3.ミヨー作曲 世界の創造(1923)
ヴァイオリン 三島彩、佐藤桃子 チェロ 山本渉 コントラバス 米谷陵
フルート 豊島早希、白崎志歩 オーボエ 大久保茉美 
クラリネット 水野まな、小澤里沙
ファゴット 菊池愛 アルトサクソフォン 須々木由子 
トランペット 柴山貴生、長谷川皓一 ホルン 城田美咲
トロンボーン 正富由香 打楽器 関聡、狩野もなみ、小針彩菜
ピアノ 鷲見彩花 指揮 長縄洋

4.コープランド作曲 4つのブルース(1926-1948)
ピアノ 黒岩文子

5.ジョリヴェ作曲 幻想即興曲(1953)
アルトサクソフォン 芳賀大峰 ピアノ 小坂友紀子

6.カプースチン作曲 8つの演奏会用エチュードより(1984)
ピアノ 小坂友紀子

7.バーンスタイン作曲 プレリュード、フーガとリフ(1949/1952)
クラリネット 安本夏海 指揮 長縄洋
サクソフォン 芳賀大峰、山中麻里奈、田中啓貴、村上裕真、田中愛希
トランペット 柴山貴生、長谷川皓一、永島寛之、笠原日向、堀江真太朗
トロンボーン 正富由香、池上宙美、竹内優彦、北村竜
コントラバス 米谷陵 ピアノ 樫村理沙 
ドラム 関聡 打楽器 狩野もなみ

ヤマハでの演奏

2013-08-21 03:19:55 | 活動報告


今年度最初のコンサートは、
ヤマハ池袋店・特設ステージ「First one」における、
ピアノコンサートでした

とてもいいお天気で道に面したステージは、
最新のピアノで響きもよく心地よく演奏できました

これで3月から行ったヤマハでの演奏会シリーズは、
銀座店→横浜店→池袋店と3回が5月に完結しました。
こんなに協力をいただけることは本当に感謝です

ガーシュインを演奏した末次さん。
4人のピアノソロのみよるコンサートですから、
いつもの大所帯とは違い和んでいる雰囲気が伝わります



ブラームスのソナタを弾いた田村さんも、
跳躍の多い難曲でしたが持てる力を出しました

まず今後はできない経験によって、
演奏の上達に繋がっていくものと確信しました

ゼミのホームページにこの「フレッシュコンサートVol.3」の
写真スライドをアップしました

今年度もヤマハでのコンサートを12月28日(土)に横浜店で、
来年の1月22日(水)に銀座店で行う予定です

昨年度の終わり(2)

2013-08-19 05:45:42 | 活動報告


あと少しで夏休みも終わりというところです
1年経つのは早く4年生はあと半期になりました
大学生活の想い出もそろそろ出揃いますね。

延ゼミ4年めの4年生は今年度9名います。
これだけでも多いですが、
さらに3年目めの4年生もたくさんいます

その中でもゼミでの演奏頻度が極めて高かった2人、
それがこの写真の望月、三宅です。

2人はサクソフォンが専門ですが、
三宅君は最近ピアノに転専攻
いろいろな意味で目立ってます

昨年度最後のコンサート、
3月の「奏春譜」横浜公演は、
ヤマハ横浜店・B1F music HARBORで行われました
会場にライヴハウスのような一体感があり、
落ち着いた雰囲気の中、想い出深い1日になりました

ピアソラの「タンゴの歴史」
この曲もこの2人が入ってから何度か登場しました。
演奏スタイルということにいつもこだわり、
音楽の愉しさが伝わって来るパフォーマンスは、
皆のお手本ではないかと思います

ゼミのホームページにこの「奏春譜」横浜公演の、
写真スライドをアップしました
この時の写真撮影は2年生ヴァイオリンの原さんです。
約80枚の写真はそれぞれの演奏をじっくり見ることができ、
演奏者の息づかいが聴こえてきそうです。

銀座店とは雰囲気が異なり、気さくでお洒落、
まさに「横浜」の「ハーバー」が伝わる会場です

昨年度の終わり

2013-08-17 14:22:43 | 活動報告


夏になるとようやく写真の整理などします
3月に行った「奏春譜」東京公演、
ヤマハ銀座店のサロンで行った時の写真です。
3部構成の第3部はカルテットやクインテット、
いろいろな楽器が出て来て壮観なイメージでした

この弦楽五重奏がトリを飾りました。
このドヴォルザークの弦楽五重奏曲第2番は、
交響曲第8番「イギリス」と同じト長調で春を思わせます
ドヴォルザークと言えばチェコの作曲家ですが、
チェコと言えば有名な「プラハの春」という、
音楽祭も想い出します。

チェロの吉田君は今4年生ですが、
ヴァイオリンの武田さん、佐藤桃子さん、
ヴィオラの佐藤彩音さん、コントラバスの米谷君は、
いずれも今3年生です。
延ゼミの弦楽器奏者は年がら年中大忙しで、
全国、いや世界をまたに駈けて、今後に期待

この時のアンコール「You Raise me up」は、
このメンバーで演奏したところに味があって、
とてもいい想い出になりました

ゼミのホームページにこの「奏春譜」東京公演の、
写真スライドをアップしました
あの時を想い出すと元気が出てきます
皆よく頑張っていたのが懐かしい

傍若無人が長所!?

2013-08-09 19:43:41 | 活動報告

A.ララ作曲グラナダ/リハーサル風景

延ゼミのサクソフォニストがそうなのか、
世の中すべてのサクソフォニストがそうなのか
このコンサート「楽器別性格分析」でも、
サックスは変◯とMCによって紹介されていました

延ゼミのサックスは演奏会で目立ちます
演奏もそうですが付加価値を与えるのです。
今までは衣装や仕草でしたが、
今年度からの新メンバー、齊藤健太君は、
曲が派手な上にテンポが速くて、高音が多く、音も大きい、
また循環呼吸という武器で息を吸わずに音がでかい
そんな演奏というよりはショーみたいなことを、
次から次へとやっていきます

この傍若無人なサックス・齊藤君に、
太刀打ちで切るのはこの人しかいません
4年生ピアノの沼田さんです。
今回は「愛を感じて」でもピアノを担当し、
このコンサートの主役的な活躍です

大学の新校舎、シルバーマウンテンと
Eキューブが完成しました。
7月末にはシルバーマウンテンの内部が公開されました
地下1階から1階、2階それぞれに大きなリハーサル室があり、
地下と2階には今のアンサンブルシティ1と似たつくりで、
ステージの平台にも客席にも使える仕様になっています


地下1階


地下1階の天井


2階


2階の天井


遺跡の入口のようなシルバーマウンテンの裏口


間近から見たシルバーマウンテンの表面

「楽器別性格分析」終了!

2013-08-07 06:31:43 | 活動報告


コンサート「楽器別性格分析」が終わりました。
このビルでコンサートを行うのも10年め。
近隣の方にはいつもいらっしゃって下さる方がいます
選曲が少しマニアックになっていることもあり、
ビルに勤めていらっしゃる方が聴きにいらっしゃるのは、
少し減っているかもしれません

今回は久しぶりにトロンボーンのソロ、
ユーフォニアムが原曲のスパーク作曲
「Song for INA」です
このタイトルの読み方、トロンボーンを吹いている
奥積さんによれば「アイナ」ではなく「イーナ」だそうで、
授業で「アイナ」と呼んでいるといつもピクピクと
オーボエの土屋愛菜が反応しているのがなくなって、
何かよかったような気がします

タイトルのように愛に満ちた曲で、
聴いているほど楽な曲ではないですが
奥積さんとピアノの末次さんによって、
このコンサートに安らぎの時間が演出されました

6月4日に行われたサントリーホール・レインボウ21
「Jazz in CLASSICージャズに魅せられた作曲家たちー」が、
大学内に新しく完成したシルバーマウンテンに、
2回に分けて帰って来ます

10月15日(火) 18時30分開演
「Jazz in CLASSICージャズに魅せられた作曲家たちー」
第1回
シルバーマウンテン2階
全自由席2,000円

大学主催・学園創設90周年プレイベント
SILVER MOUNTAIN OPENING CONCERTシリーズ
のひとつとして教員が主のコンサートシリーズの中で、
卒業生と学生のみで行います。

まもなく発売されます。ご予約受付中です。
nobu-zemi@mail.goo.ne.jp

どうぞお出かけ下さい