フォト

2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

コントラバスのソロ

2018-08-16 13:25:57 | 活動報告


21世紀に入り学生の演奏は全体的なレヴェルが上がり、
コントラバスのソロ演奏もしばしば聴かれるようになりました。
レパートリーはクラシックの作曲家で知られているのは、
ボッテジーニやグリエールくらいで、
一般のクラシック愛好家が知るレパートリーはほとんどありません。

しかし、映画音楽で有名なニーノ・ロータの、
クラシックジャンルにおける純然たる協奏曲があったり、
アメリカの財団で有名なクーセヴィツキーのオリジナルなど、
知れば少しヘェ〜と思うようなレパートリーがあります。

そんなまだまだソロオリジナル曲の少ないコントラバスですが、
今回録音したのはバロック期のヴァイオリンのためのソナタで、
メロディックな趣がコントラバスの音色をよく出しています。

コントラバス 星野昴
ピアノ 田村真那実

ソナタト短調 より 第1、2楽章


作曲者のヘンリー・エックレスは、
イギリスに生まれフランスに渡りましたが当時の画像を探すと
思いのほか古い時代であることに驚かされます。
J.S.バッハがサクソフォーンで演奏された時のような新鮮さがあり、
当時の想定ではない楽器で演奏した時に今の時代に甦る、
何か古さを感じさせないものがあります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿