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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

ナイジェル・ヘスの名曲を

2018-08-20 19:31:44 | 活動報告


映画音楽の「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー」は、
フィギュアスケートでも立て続けにとりあげられ有名です。
因みにその映画「ラヴェンダーの咲く庭で」はヴァイオリニストのお話です。
4分弱の小品ですがとてもアカデミックでよくできていて、
このような作曲のお手本のようにも思えます。
憂いを秘めたファンタジーのほぼそのままを長調にして、
幸せに満ちたもうひとつの音楽「ラヴェンダーの咲く庭で」にしていることも、
実に大作曲家のエピソードのようです。

そのヴァイオリンパートをサックス2本にして、
ヴァイオリンとはまた違った趣の編曲になりました。
ピアノパートはヴァイオリンが相手と、
サックス2本が相手では音量的に全く変わってきますが、
ピアニストのピアノの鳴らし方も大きく関わります。
サックス2本がいいポジションで思いっきりフォルテになると、
ピアノはなかなか聴こえなくなります。
レコーディングであればバランスを整えられますから可能になります。

ソプラノサクソフォーン 佐藤春花
テナーサクソフォーン 池田葵
ピアノ 末次実玲

延原正生編曲 ファンタジー


YouTubeに載せる際には動画にする必要がありますが、
そもそもCDとして制作していた音楽でしたから、
あまり動画としての演出をしたくないと考えていました。
画像の転換はするものの動きなどは大きく入れず、
変わるタイミングもあえて音楽とは一致させていません。

ところが、ここのところ続けて動画にしているうちに、
自ずと編集に少しこだわるようになってきました(笑)
画像のセレクトはいつも難しいので凝っていません。


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