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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

「奏春譜2015」盛大に終了!(3)

2015-03-31 23:08:05 | 活動報告


公演が決まってからの半年間、
エレクトニスト10名のそれぞれの準備が始まりました。
曲を選曲し、編曲し音色をつけ演奏する、
その行程は他のどの楽器や専攻よりもやることが多いのです

今回楽譜をエレクトーン用に書き直した人と、
オーケストラスコアをそのまま弾いた人がおり、
それは演奏を見れば一目瞭然。
譜面を捲る回数が違います。

この相澤、高橋組は楽譜をエレクトーン用につくり、
しかも選曲も以前のものを再演しています。
今回そのほうがエレクトーンの鳴りが俄然よかったのです
オーケストラの楽器をそのまま振り分けて弾いても、
音の選び方やブレンドの仕方で人それぞれになります。
また、楽譜に声部が多い時や楽器ごとに強弱が異なる時、
1人で演奏しているエレクトーンでは対応しきれないことがあります

その意味では選曲の段階で完成度の半分が決まると言ってもよく、
さまざまな行程でじっくりつくり見直していく必要があります。
クラシック音楽を芸術音楽と考えるならば、
ライヴでは「こなす」演奏を聴かせるのではなく、
その人なりに「練った音づくり」こそが個性となります

相澤、高橋はラフマニノフの交響曲第2番より第3楽章、
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲、
ドヴォルザークの「母が教えてくれた歌」など、
前回の演奏をさらに上回る音のイメージを具現化できました。
これらの再演は他の演奏とは深さという意味で、
まったく一線を画するものと言えました。

コンサート「奏春譜2015」のアンケート回答です。

●出演者やスタッフにひと言お願いします。
1曲が短く、かついろんな楽器が登場したので飽きずに楽しめた。
音大生はやっぱり皆上手いですね。
皆さん楽しそうに演奏されていたのが印象的でした。
武田さん、かっこよかったです。500円は安かった。
楽しいひとときをありがとう!!
皆さんとてもステキでした。
長時間にわたるステージで本当にお疲れさまでした。
何回も足を運んでいますが、毎回新しい発見があり楽しめます。
あまりクラシックのコンサートに行く機会がなかったので、聴きやすくてよかったです。
りのちゃん、とてもにこにこ演奏していてすてきでした。
めっちゃきれいでした。
シンデレラ、編曲すごい。
どうやってあんな音数を出しているんだろうと不思議でなりませんでした。
すばらしかったです。
りのちゃんが素敵でした!おつかれさま♪アレンジおしえて下さい!笑
良かったです!
りのちゃん!感動しました! 楽しそうに弾いていて見ていて幸せになりました。
おつかれさまでした。楽しい演奏会をありがとうございました。
しょこ!こんちゃん!美女カルのみなさま、ドレスがまぶしかったです。お疲れさまでした。
これからも頑張って。
1部しかいられませんでしたが楽しかったです。
聴いていて気持ちよかったです。
すばらしい演奏でした。
楽しかったです!

●司会やスタッフについて、お気づきのことがありましたらご記入下さい。
エレクトーンの紹介があって面白かった。汎用性が高いですね。
司会の方の感じが落ち着いていてよかったです。
落ち着いていてとてもよかった。
会場が暑かった。
転換がスムーズだった。
司会の方がはきはき堂々とはなされていてよかったです!ききやすい!
司会とてもよかったです!
司会の方、明るくてステキでした。
いろいろ準備されていてよく頑張っていたと思います。

ありがとうございました。

「奏春譜2015」盛大に終了!(2)

2015-03-30 20:45:19 | 活動報告


今回はリハーサルからのシーンです。
自称「美女カル」のサクソフォーンカルテット
実はまじめな二人と凄まじい二人
ソプラノサックスの西村麻衣とアルトサックスの松田祐子、
同じ高校出身でオーガニック育ち
テナーサックスの宮田尚子とバリトンサックスの近祥玲は、
まじめでいい人、都会人
この4人でその結果、とてもいいアンサンブルをしています
個人の技量が順調に上がればきっとすごいカルテットに



武田杏奈とクラリネットの藤本港、ピアノの白倉彩子。
4年生の杏奈が誘った相手は2年生と3年生ですが、
この二人もとても有望でした
ミヨーの三重奏曲、それぞれの演奏スタイルが拮抗していました

打ち上げには誰が来たか



スタッフでもなく演奏会にも来なかった俵
ちゃんと打ち上げには参加しました
すでに上野でお花見の2次会



ヴァイオリンの関真知子とサックスの渡邊真大。
カメラを向けると顔のレパートリーは無限大



ツムツムをやらせれば洗足一と名高い、最強ツム
ヴァイオリンとヴィオラの二刀流、堀場裕太ことホリバー
2曲を演奏しましたが、実はゲームばかりやる廃人

「奏春譜2015」盛大に終了!(1)

2015-03-29 11:00:41 | 活動報告


YAMAHAエレクトーンシティ渋谷で行われた「奏春譜2015」が、
昨年を上回るお客さまのご来場で盛大に終わりました

3部構成全19曲中で第2部最初に登場した、
唯一のポップス「Grandfather's Clock(大きな古時計)」を演奏した、
佐藤梨乃さんはポップスらしいパフォーマンスを演出、
存在感をアピールしました



また、第2部に登場した、川端彩音さんは、
プロコフィエフのバレエ「シンデレラ」より見せ場の、
「ワルツ」「真夜中」を工夫された音づくりで、
そのとても安定した表現は会場を魅了しました



会場はほぼ満席で熱気が漂いました。



終演後、ロビーが出演者とお客さまで賑わいました。
3時間30分のコンサート、最後までいらした方には本当に感謝致します

4月3日(金)に行われるゼミガイダンス、
延原ゼミは例年のようにギュッと詰まった10分間で、
新入生を誘いたいと思います
アッと言う間に終わってしまうのですが、
仲間はやはり大事ですので運命の出会いですよ



この写真は昨年のゼミガイダンスの始まる前の様子です。

「奏春譜2015」いよいよ本日!

2015-03-25 08:45:23 | 活動報告


とうとう今日になってしまいました!
錚々たる曲目がラインナップされました!
オーケストラでこれを聴いたらとても聴き応えあります。
エレクトーンでもそれに迫ります

菅田良奈(らな)さんは、
ラヴェルのスペイン狂詩曲から「祭り」を演奏しますが、
とにかくいろいろな音を次から次へと繰り出します

この他にエレクトーンを使わない室内楽も4曲。
こちらも目を離せません

YAMAHAエレクトーンシティ渋谷
16時30分開演です。500円で3時間半。
どうぞ入らして下さい

新年度のゼミガイダンスの日時が決まりました。
4月3日(金)13:45-13:55 2301室です。

新入生の参加を心よりお待ちしています

「奏春譜2015」リハーサル始まる(3)

2015-03-17 10:29:28 | 活動報告


コンサート「奏春譜2015」まで、あと1週間になりました

この時期はいろいろとバタバタしているもので、
すべての準備が立て込んでいます

今の世の中は一回一回のコンサートの内容が精査されにくく、
演奏者は日々忙しくしていることで満足している人が多いようです。
延原ゼミではコンサートとしての意味や成り立ち、
催し物としての責任を第一に考えています。
いろいろと忙しくても手を抜かずに日々努力しています。

この写真は、プーランク作曲「雌鹿」より
第5曲「フィナーレ」を演奏する伊久美さんです。
この「雌鹿」は、以前に第1曲「ロンド」を演奏し、
かなり愛着を持ったレパートリーになりつつあります。

あと1週間ということでちょっと必死な感じが伝わってきます

明日はいよいよ卒業式です。
今回の卒業生はいろいろと際立っていましたが、
その分、想い出も多いように思います。
延原ゼミの4年生はいい成績で卒業したようです。
おめでとうございます。

「奏春譜2015」リハーサル始まる(2)

2015-03-13 04:26:02 | 活動報告


歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲を演奏するのは、
ゼミで丸2年経とうとしている相澤玲奈さんです。
この曲の演奏は、ゼミでも2回目となり、
曲の長さや演奏自体に全く無理がなく、
彼女の演奏へのいわゆる感情移入が、
彼女なりの音楽表現や演奏スタイルになりうるレパートリーです。



今回のコンサート「奏春譜2015」で演奏する曲目はこの他に、
ラフマニノフの交響曲第2番より第3楽章、
コープランドのクラリネット協奏曲で、
それぞれが相澤玲奈の世界を持ちうる選曲です。
たくさんの音をテクニカルに弾こうとする
他のエレクトーン奏者とは一線を画する彼女の演奏にご注目下さい



写真を3枚載せてみましたが、洗足通の方は「アレ」と思いませんか
電子オルガンと言えばブラックホールの住人のイメージですが、
このエレクトーンが置いてある部屋は、何と1号館です
大学1、2号館はこの秋には取り壊されるという話ですが、
今は新設されるコースなどとの兼ね合いもあり、
電子オルガンの部屋が1号館にできたのです
12月のヤマハ横浜店のコンサートもそうでしたが、
今回も2014年から発売されたステージアELS-02で、
新機種による新しい音の世界を演出致します

因みに相澤さんの服、2枚重ねているのではなく、
襟と袖は全部繋がっています
こういう服は原宿で調達するそうです

「奏春譜2015」リハーサル始まる(1)

2015-03-10 23:11:59 | 活動報告


この年度終わりの時期になると、
この「奏春譜」というタイトルのコンサートが恒例になり、
今回で3回目になります。

場所はいろいろな所に変わりますが、
今回はエレクトーンシティ渋谷。
ここで行う場合はもちろんメインはエレクトーン。

2台のエレクトーンを使って演奏する曲目は何と14曲
エレクトーン奏者10名を擁して迫力のあるプログラム、
片時も目を逸らすことができないような充実の内容をお贈りします

昨年度に続けて出演の丸田千尋さんは2年生。
まじめで堅実ですが、お祭り好きな選曲で、
今回もバルトークの「舞踏組曲」より終曲を演奏します。

とにかく近代の重厚なラインナップのこのコンサート、
丸田さんの「舞踏組曲」→エレクトーン2台による「中国の不思議な役人」と、
バルトークが並びかなり派手に3部構成の第1部が終わります。



そんなエレクトーンと弦管楽器、ピアノによる室内楽の響宴、
今月25日のコンサート当日までリハーサルの様子をリレーしていきます。



【プログラム】
1.プーランク作曲 組曲「雌鹿」より終曲
 エレクトーン 伊久美里歩

2.ラフマニノフ作曲 交響曲第2番 より第3楽章抜粋
 エレクトーン 相澤玲奈、高橋里子

3.ミヨー作曲 ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための組曲
 ヴァイオリン 武田杏奈 クラリネット 藤本港 ピアノ 松波慎剛

4.デュボワ作曲 サクソフォーン四重奏曲 より第1、2、4楽章
 ソプラノサックス 西村麻衣 アルトサックス 松田祐子
 テナーサックス 宮田尚子 バリトンサックス 近祥玲

5.バルトーク作曲 舞踏組曲 より終曲
 エレクトーン 丸田千尋

6.バルトーク作曲 バレエ「中国の不思議な役人」より第1、2曲
 エレクトーン 村山佳奈、伊久美里歩

(休憩)

7.パット・メセニー作曲 Have You Heard
 エレクトーン 佐藤梨乃

8.コープランド作曲 クラリネット協奏曲 より第1楽章
 クラリネット 宮邊結希 エレクトーン 相澤玲奈

9.プロコフィエフ作曲 バレエ「シンデレラ」より「ワルツ」「真夜中」
 エレクトーン 川端彩音

10.メンデルスゾーン作曲 ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調作品49 より第1楽章
 ヴァイオリン 堀場裕太 チェロ 佐伯江梨花 ピアノ 白倉彩子

11.ドヴォルザーク作曲 母が教えてくれた歌 作品55-4
 エレクトーン 高橋里子

12.マスネ作曲 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
 エレクトーン 相澤玲奈

13.サラサーテ作曲 ナヴァラ
 ヴァイオリン 武田杏奈、関真知子 エレクトーン 伊久美里歩

(休憩)

14.バーンスタイン作曲 歌劇「キャンディード」序曲
 エレクトーン 竹田彩香、小林千夏

15.トマジ作曲 春
 フルート 河野葉月 オーボエ 土屋愛菜 クラリネット 藤本港 ホルン 國井沙織
 ファゴット 鈴木絵美華 サックス 松田知大

16.ラヴェル作曲 スペイン狂詩曲 より「祭り」
 エレクトーン 菅田良奈

17.ラヴェル作曲 ピアノ協奏曲 より第2楽章
 ピアノ 土井かおり(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ) エレクトーン 高橋里子

18.ブラームス作曲 ピアノ五重奏曲 ヘ短調作品34 より第1楽章
 ヴァイオリン 武田杏奈、関真知子 ヴィオラ 堀場裕太 チェロ 橋本総司
 ピアノ 松波慎剛

19.イベール作曲 交響組曲「寄港地」より第3曲「バレンシア」
 エレクトーン 村山佳奈

【スタッフ】
受付:南雲愛里、宇田川麻衣
ステージ:末次実玲(譜めくり兼任)、池田葵、関根菜夏
チラシ作成:池田葵
チケット作成:伊久美里歩

宮古復興支援公演(4)

2015-03-08 11:26:11 | 活動報告


復興支援コンサートには、宮古市の山本正徳市長が駆けつけて下さいました(写真左)。



大久保さんは帰郷してのコンサート、
この日のための新しいドレスでのゲスト演奏でした。
コンサートは予定どおりに終了しました。
お客さまからは終演直後に「Bravo!」ならぬ「ありがとう!」の
声がかかるなど最後までとても温かく聴いていただけました。



終演後、来て下さった河南中学校と。



終演後、来て下さった宮古一中と。

帰りは18時過ぎの宮古発の山田線でした
途中の雪景色は、まさに銀河鉄道の夜。
宮澤賢治のモデルは岩手県の別の線のようですが、
映画が彷彿とする景色や車内はもはや幻想的でした
この宮古への旅の想い出深い演出でした



宮古復興支援公演(3)

2015-03-06 18:47:37 | 活動報告
2日目は宮古市民文化会館に場所を移しました。
全11曲で2時間のプログラムを演奏しますが、
終演後には東京に戻ることや調律の時間などを考えると、
会場でのリハーサルは80分ほどです

1組5分ほどで転換していくのですが、
そういうことには慣れています

この日も「ようかい体操第一」が準備されています。
本番では何と、宮古小学校の生徒さんが踊ってくれるとのことです

そのリハーサルの時のこと、
普段は自分の出番以外はまず出て来ない二人、
武田杏奈、末次実玲の二人が自ら踊り始めたではないですか







二人が踊ってややイメージできました

このあとの、二人の演奏する「ハヴァネラ」では、
いつもどおりのリハーサル。



本番の様子はこんな感じです



本番が始まりました
開演10分前にしてほぼ埋まりました。



小中高生は客席の後3分の1に席が設けられました。



翌日の新聞、岩手日報に載ったサクソフォン四重奏「となりのトトロ」
アルトサックス 松田知大(いちばん左)、西村麻衣(いちばん右)
テナーサックス 池田葵(左から2番目) バリトンサックス 南雲愛里(右から2番目)



宮古復興支援公演(2)

2015-03-04 23:52:00 | 活動報告


朝8時40分に皆で東京を発ち、11時に盛岡着。
盛岡では猛吹雪が舞い、そこから雪国に向かうJR山田線に。
その山田線も途中からさっきの雪が嘘のように晴れ渡り、
半分の道程を過ぎ、あと1時間くらいで到着という時、
電話がなりました

それはNHK盛岡放送局の方からでした。
津軽石中学校での鑑賞教室を撮影するとのことでした。
その時は、ひとつ問題があり、その解決策を練っていたので、
喜びもありましたが冷や汗もありました。
しかし、その翌日のお昼のニュースに出していただいたおかげで、
ちょうど翌日の13時のコンサートの告知にもなりました。

鑑賞教室はともかく何とか終えられました



コンサートの最後には、復興支援応援歌
延原正生作曲 多々良聡樹作詞「これがわたしのすべきこと」を、
メンバーで歌いました
皆、歌は専門外ですが練習した成果も出ました。



そのあとには、生徒さん代表の挨拶と、
「いのちの歌」のお返しの合唱がありました。
この合唱にはこちらのメンバーが涙していました。

帰り際、校長先生が何度も御礼を言って下さったこと、
また、校長先生、副校長先生、
洗足学園音楽大学の卒業生でいらっしゃる青山倫子先生が、
2階からわざわざ降りてお見送りいただいたことは記憶に残りました。

今回の2つの公演におけるサポートは絶大でした。
NHK、みやこハーバーラジオや新聞各紙広報では宮古市、宮古市教育委員会、
市民文化会館、調律も含め宮古の方すべてによくしていただきました。

特に宮古出身でゼミ卒業生で今回ゲストだった、
大久保茉美さんのご両親は宮古で観光のお仕事をされ、
今回私たちの送迎、コンサートでは無料のシャトルバスを6台配車など、
仮設住宅や学校からたくさんの方を迎えて下さいました。
そんな恵まれた状況での公演は本当に幸せでした。

また、そのお客さまが何より温かく、
音楽を通じて心が伝わるとはどういうものか、
むしろ音楽より心が通じたのではないかと思いました。


変身した大久保ガイドは板につき過ぎでした

宮古復興支援公演(1)

2015-03-03 19:06:31 | 活動報告
岩手県宮古市における復興支援公演が終わりました
とても充実した2日間であったと思います。

私たちが音楽で被災地である宮古の方に何ができるか
この1年間ずうっと考えてきました。
それは私たちならではの関わり、そしてもうひとつは、
被災地への音楽によるメッセージ。
いろいろな関わりの中で私達ならではの公演ができないか、
そんなことを考えながら宮古の方とも連絡を密に取りながら、
できることを模索してきました。

やる限りは思いが伝わらなくてはお世話になるばかり。
こちらよりも受け入れる側のほうがたいへんなのです。
その意味で半端な計画や気持ちはNGです。

そんな企画の中で1日目は本学卒業生の青山倫子さんが教鞭をとる、
宮古市立津軽石中学校での鑑賞教室でした。

津軽石中学校に行く途中、
震災当時にテレビで見た光景が広がりました。
防潮堤の内側は、今は何もなく更地です。まだ工事をしています。



中学校はこの日に向けて準備して下さったことと思います。
初めて知る環境では演奏はなかなか難しいのですが、
プロはそんなことを言ってはいけません。
(注)気持ちは全員プロです。



奥積すなお、末次実玲による「Song for Ina」です。



途中で、当初行う予定ではなかった楽器紹介。
私たちは月並みではない独自性を尊重していたため、
普段あまり行っていない楽器紹介は入れていませんでした。

拙い楽器紹介ではありましたが、
その拙さが中学生に親近感を抱かせたようでした。
このあとは楽しく盛り上がり、
「ようかい体操第一」ではノリよく踊ってくれました。




翌朝、宮古の観光名所の浄土ヶ浜に連れて行ってもらいました。
とても津波があったとは思えない美しい海です。


突然ですが、奥積すなお、この人は間違いなく大器晩成です