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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

まだ余韻が残ります‥

2008-10-31 00:01:31 | 活動報告
「身体で聴こう音楽会"音のパレット~奏でる音の色~"」
が終わって振り返ってみると、
私達の演奏会の特色は演奏会のタイトルにもあるように、
いろいろな楽器と編成、いろいろなジャンルの曲を
一度に聴けるのだということを改めて感じました。
ひとつのスタイルやテーマ性を追求していた
従来の演奏会のかたちから、
現代のホテルの朝食・夕食バイキングのように、
いろいろなものを同時に楽しめることが、
私達の演奏会の新しい魅力となりつつあります。


こういったさまざまなことができることは、
私達のようにさまざまな楽器や奏者を有し、
多勢の専門家が集まっているからこそ、
成せる技だと思います。
しかも老若男女が隔たりなく楽しめ、
生の音楽に普段接しない方には楽器の音色や編成、
さまざまな音楽の提示の方法で、
また音楽に精通している方にも
編曲や演奏、構成で新鮮に感じていただけるはずです。


演奏会は私達の紹介もしながら、
民謡を研究している川尻君、清水君の二人の出番もありました。
上の写真は川尻君の歌うソーラン節です。
三味線を清水君、太鼓を伊藤君が担当しています。
見ているだけでもこの演奏会に新鮮さを与え、
会場からは親しみのある民謡に手拍子が起きていました。


パイオニア「身体で聴こう音楽会”音のパレット~奏でる音の色~”」終了!

2008-10-28 14:00:29 | 活動報告
スクリーン画像、演奏曲目16曲、聴衆参加型イヴェント2件、
そしてストーリー型演奏会と2時間以上に及ぶ演奏会、
「身体で聴こう音楽会”音のパレット~奏でる音の色~”」
が終了しました。


当日のアンケート結果によると、
聴衆参加型や、第2部のストーリー型演奏会
「100万回生きた猫」に対しての激励が多かったようです。
上の写真は第2部の中で演奏された、
八木さんのフルート、三森さんのピアノによる
フォーレの「シチリアーノ」です。
よく知られている名曲ですが、こういう曲ほど
演奏することは難しいです。
しかし、音のひとつひとつを最初から吟味し、
たくさんの合わせをした甲斐もあり、
自然で正攻法なフルートの音と、スタインウェイの華麗な音から
双方の個性が感じられる演奏になりました。



今回でこの「身体で聴こう音楽会」の出演も3回めとなりました。
いつもいつも支えていただいている、
山下桜さんを始め、パイオニアの方々には
たいへんお世話になりました。
ステージ転換や楽器編成の種類が著しく多い私たちの演奏会は、
たくさんのご面倒をおかけしていることと思います。
この場を借りて御礼申し上げます。


当日の写真を担当なさっていたパイオニアの橋本さんから、
早速写真の投稿をゼミのホームページの
「Information(ご案内)」のページにいただきました。
橋本さん、ありがとうございました。
どうぞ、そちらもご覧下さい


「To Love You More」いよいよ明日初演!

2008-10-25 02:34:19 | 活動報告
パイオニア「身体で聴こう音楽会」も、
いよいよ明日になりました。
内容は盛りだくさんで、聴きどころもいっぱい、
昨日も大学のリハーサル室、
アンサンブルシティ1を借りての全体リハーサルでした。


昨日聴いただけでも聴きごたえのあったのは、
「ソーラン節」「ピンクパンサーのテーマ」
何と言っても「Amazing Grace」でした。
でも、明日はまた他の曲もきっと注目されるはずです。
また、今日も午後いっぱい
アンサンブルシティ1で全体リハーサルです。


今日の注目はやはり
「To Love You More」の初演前日リハーサルです。
フルートアンサンブルは、すでに延ゼミの得意分野に
なっていますが、この「To Love You More」は、
フルート3本とピアノの編成です。
写真は、フルートが左からはにゅ、蔦岡、柳沢の3人
ピアノが「じょんすず」の鈴木さんです。
右端で譜面を見ているのが、この曲の編曲者で
何でもこなすプロデューサー溝の口君です。


この「To Love You More」のリハーサル風景を
もっと見たい方は、こちらをご覧下さい。


期待の二人

2008-10-22 01:06:29 | 活動報告
9月16日付けのブログで、
ロンドンを目指していた「オワスズ」でしたが、
解散の危機でしょうか…。


この写真は新コンビ「ジョンスズ」です
何ともカメラ目線とポーズが力強い…。


この二人、ロンドンではなくひとまず目黒、
パイオニア「身体で聴こう音楽会」を目指しています。
写真左側のスズ(通称:鈴木)は、あの幻の難曲
「To Love You More」初演のピアノに挑んでいます。
フルート3本とピアノのこの曲は、
この演奏会のプロデューサーであり編曲者でもある
溝口君の手によってまたもや難曲になりました。


写真右側のジョン(通称:佐藤)は、
サービス精神が旺盛ゆえに時々MCがやりたくて
ウズウズするようで、
今回は聴衆参加型ゲームの司会進行です。
最近までピアノ試験に翻弄されていたジョンですが、
ここは名進行ぶりが期待できます。


ところで、「オワスズ」ペアだったオワ(通称:尾張)は
どこへ行ってしまったのでしょうか

今頃ロンドン…

いえいえ、やはり「身体で聴こう音楽会」で、
セッティング担当だとの情報が入ってきています。

今回はセッティング係と言っても、
ただのセッティングではないとの情報もあります。
楽しみです。


パイオニア「身体で聴こう音楽会」ホームページはこちら
10月26日(日)14時より 
入場無料ですのでどうぞお越し下さい。


「身体で聴こう音楽会」まで、あと1週間!

2008-10-19 09:22:31 | 活動報告
あと少しで10月の3本めの演奏会、
パイオニア本社で行われる
「身体で聴こう音楽会」の本番です。
詳細はこちら


フルート3本とピアノによる「To Love You More」、
「オリエンタル・ウインド」という、
サントリーの伊右衛門茶のCM音楽の
サックス4本とピアノによる編曲初演がある予定です。


写真は、フルートの3人です。
左の大屋さんはフルート6重奏「Scenes from the West」
真ん中のはにゅは、それと「To Love You More」、
右のふじたまは、「Scenes from the West」を演奏します。
(注:「ふじたまちゃん」は、はにゅ命名です。
   ふりかけのイメージかと勝手に思っています。)


ゼミの時間は楽しいお土産タイムも健在です。
この時は、ふじたまちゃんがディズニーランドの
お土産をみんなに買って来てくれました。


また、一昨日は斎藤ホテルに行ってきた
浅野、初鹿、三森の3人が長野のクッキーを持って来てくれました


サクソフォンカルテットの魅力

2008-10-17 08:09:26 | 活動報告
最近、めっきり演奏される機会が増えた
サクソフォンカルテットですが、
この編成はどんなに広い会場でも音の安定性は抜群、
クリアに遠くまで聴こえます。
今回のゲートシティ大崎はとても大きなアトリウムで、
マイクを使ってもなかなか音がまとまりにくい
音響調整の難しい会場でした。


しかも、このサクソフォンカルテットは
延ゼミの誇れる安定した音楽を提供できる編成です。
上の写真は、「アマポーラ」を演奏している
アルトサックスの金谷さん、佐藤美南海さん、
テナーサックスの石ヶ谷さん、バリトンサックスの松本花林さんです。



また、この写真は「アイ・ゴット・リズム」の様子です。
こちらはアルトサックスは金谷さん、水口さん、
テナーサックスはあとむ、バリトンサックスは松本花林さんです。
1年生の佐藤美南海さんと水口さんは別にソロも吹きましたが、
よ~く見ると衣装はみんな変えています。
その意味でもこのコンサートは華やかでした。


サックスの皆さんにはぜひぜひ頑張ってもらいたいと思います


ゲートシティ大崎「風が呼ぶ夢~そして~」終了!

2008-10-15 04:10:55 | 活動報告
とてもいいお天気の中、
ゲートシティ大崎での演奏会が終了しました。
当日は連休の中日として、
いろいろなお客さまが昼食後のひとときに足を止め、
演奏に聴き入っていました。


上記の写真は、「You raise me up」の本番の様子で
まず譜めくりをしているのが、
この演奏会の様々なことをまとめた
プロデューサーの浅沼君、
演奏者のピアノの鈴木さん、サックスの佐藤美南海さん、
そしてトランペットの松本愛美さんです。
この日は色とりどりの衣装で、見ているだけでも
演奏者のひとりひとりが栄える演奏会でした。


今回の演奏会の様子をカメラに収めたのは、
2年声楽の田中さんです。
全部の写真がくっきり鮮やかに撮れていて、
写真は撮る人によって違うものだと実感しました。
いずれアルバムができますが、
その時を楽しみにしていて下さい。







今日は「ゲートシティ大崎」本番!

2008-10-12 07:08:02 | 活動報告
斎藤ホテルのロビーコンサートが終わり、
今日は、ゲートシティ大崎でのサンデーライヴ
「風が呼ぶ夢~そして~」が13時よりあります。
約2時間弱のコンサートです。
連休の中の日曜日、ぶらっと散歩やお出かけには
とても良いスポットです。どうぞお出かけ下さい!


上の写真は、昨日の斎藤ホテルの様子です。
歌で卒業生の三部さんとピアノの三森さんです。
2回めの出演になりましたが、
前回同様、お客様は皆さん温かく迎えて下さり、
演奏者は励まされまた来てみたくなります。
そのお蔭もあり、出演者がそれぞれ今持てる力を
存分に発揮できました。
4人の出演者はたくさんのお客さまに見守られながら、
トークと演奏で自分達だけのコンサートを作り上げる
ジョイントリサイタルを早くも経験したわけです。


一昨日の鹿教湯温泉・斎藤ホテルのコンサートは暑いくらいの晴れで、
長野は東京より寒いと思っていただけに、
かなりの厚着をして行ったのにコケました。


今日は涼しい晴天で、お出かけ日和です。
「延ゼミの演奏会は晴れる
というジンクスは健在です。


あとむ(角川)の仕業でしょうか。
晴れ女は他にもいるのか
あとむはやっぱり宇宙人


いよいよ、斎藤ホテル第2弾!!

2008-10-10 04:28:31 | 活動報告
いよいよ、本日長野鹿教湯・斎藤ホテルの
2回めの演奏会に臨みます。
以前にもお知らせしたとおり、
今回は歌とピアノによるクラシック中心の演奏会。
お客様に和んでいただくトークのために、
この前卒業した三部先輩も出演するほか、
歌の浅野、ピアノは三森、初鹿の、
今の延原ゼミで勢いのある2年生の3人が出演します。


上の写真は、このコンサートでトリとなる
浅野&初鹿ペアによる「アメージング・グレイス」の
リハーサル風景です。
この「アメージング・グレイス」の編曲は
ゼミのオリジナルアレンジとして何度か演奏されてきましたが、
今回はさらにそれを進化させたかたちで、
まさに浅野ヴァージョンの披露になります。
また、この曲の2回めの本番となる初鹿さんのピアノは、
すでにこの曲のエキスパートとして、
安定した技術を聴かせてくれます。


何が、浅野ヴァージョンか
「アメージング・グレイス」はシンプルな旋律を
ただそのとおり唱うのではなく、
繰り返す中に即興的な装飾を入れていきます。
今回は、低音から高音まで様々な声質を持ち、
そのそれぞれの声質が幅広く魅力的な、
ソプラノ・浅野舞衣を堪能する一品となっています。


12日(日)のゲートシティ大崎の「サンデーライヴ」でも演奏致します。
ぜひ、この「アメージング・グレイス」をご一聴下さい

編曲に注目!

2008-10-05 06:54:58 | 活動報告
延ゼミの特徴として挙げられることとして、
編曲技術の高さがあります。
そもそもは原曲を様々な楽器編成で行うために
編曲ということが必要だったわけですが、
今ではその原曲を2倍も3倍も魅力的に聴かせるために
編曲は重要な過程になっています。


上の写真はその編曲を担当している、
音楽音響デザインコースの3人です。
左から大澤さんは、新川崎三井ビルで初演された
フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとピアノ
のための「One Summer's Day」、
真鍋君は、12日にゲートシティ大崎で初演される
トランペット、ホルンとピアノ
のための「明日に駈ける橋」、
そして、中島君は26日にパイオニアで初演される予定の
4本のサックスとピアノのための「Oriental Wind」
をそれぞれ編曲しています。



延ゼミでは、どんなアンサンブルや曲でもレッスンを重ね
本番に備えていきます。
編曲は演奏よりもさらにレッスン回数を重ね、
入念により良いものを目指し手間をかけてつくっていきます。


今後の演奏会では、この編曲面にスポットをあて、
編曲の重要性について唱えていきたいと思います。


上の写真で左の大澤さんが持っている黄色い紙、
あれは10月26日(日)のパイオニア本社で開かれる
「身体で聴こう音楽会」のチラシです。
何げに宣伝


あと1週間

2008-10-03 08:15:11 | 活動報告
ピアノ科の試験は年間通じての試験日から、
学生がいつを試験にするか選ぶシステム。
最近試験を終え、ようやくゼミに本腰を入れられる
ようになった川端君です。


このシステムはゼミの本番が決まる前に
すでに提出していたりするので、
ゼミがいざ本番と言っても、
人によってその時期が試験と重なっていたり
するのでその本番は忙しくて出られないなど、
なかなかやりくりが難しいのです。


いよいよ斎藤ホテルのロビーコンサートまであと1週間、
ゲートシティ大崎のコンサートまであと9日と迫って来ました。
今は、2つのコンサートの曲数が多いため、
朝から夜までリハーサルが続いています。
川端君は、「情熱大陸」の再演のほか、
アンコール曲の「北京オリンピックの表彰式の音楽」、
3本のフルートとピアノの曲を担当します。
ピアノが主体にソロを展開する曲し、
川端君の表情豊かな演奏が聴きどころです。