goo blog サービス終了のお知らせ 

フォト

2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

期待の1年生(1)

2017-06-30 23:49:23 | 活動報告


今年度の1年生は皆個性的です。
中でオーボエの河村真歩さんは、
高校時代からコンクールなどで上位入賞、
今後の活躍がとても楽しみです!
大学4年間でどこまで進化を遂げるのか、
ゼミでも活動をアシストしていきたいと思います。

その河村さんは先日のコンサート「のぶつむり」でも、
ミューザ川崎・市民交流室で作曲者から直接取り寄せた楽譜で、
オーボエ、ファゴット、ピアノの新しいレパートリーを開拓し、
今年度2回目となる7月8日(土)開催のてくのかわさきにおける、
洗足学園・溝の口コミュニティコンサートでも2曲を演奏する予定です。
すでに、ゼミのコンサートでも大活躍中の河村さん、
6月30日で20歳になりました!おめでとう!

7月8日(土)13:00開演 てくのかわさき
(川崎市生活文化会館:川崎市高津区溝口1-6-10)
たかつく健康福祉まつり
洗足学園・溝の口コミュニティコンサート

【プログラム】
1.モーツァルト作曲 歌劇「魔笛」の主題による二重奏曲 より第1、13、17曲
オーボエ 河村真歩、横田泰典

2.成田勤作曲 スターライト・ハイウェイ
トロンボーン 鵜飼杏、佐野陽歩、古田夕真

3.シューマン作曲 幻想小曲集 作品12 より2.飛翔
ピアノ 椛島理華子

4.ドゥヴィエンヌ作曲 フルート協奏曲第7番ホ短調 より第1楽章
フルート 坂口実優 ピアノ 前田望

5.ブラームス作曲 ピアノソナタ第2番嬰へ短調作品2 より第1楽章
ピアノ 有泉香里

6.ボザ作曲 ファンタジー・パストラール
オーボエ 河村真歩 ピアノ 下谷内李紅

7.スザート作曲 ルネッサンス舞曲集 より
 1.モール人の舞曲
 2.4つのブラジル
 3.ロンド
 5.羊飼い
トランペット 都誠紀、井上優佳 ホルン 佐藤駿 
トロンボーン 日比野龍人 テューバ 水岡頼玖

8.アメリカ独立戦争メドレー
トランペット 馬場夏子、末村勇木 ホルン 赤城和奏
トロンボーン 荒谷悠斗 テューバ 西田文

入場無料で、他の催しもいろいろあります。
溝の口や川崎にお住いの方はぜひいらして下さい!



また、7月13日(水)には18:40より、
洗足学園音楽大学ビッグマウスで、
コンサート「ラヴェンダーの咲く庭で Vol.2」~延原ゼミとその仲間たち~
電子オルガンを入れて、夏に相応しいプログラムをお贈りいたします。
こちらも入場無料ですので、ぜひご期待下さい!

コンサート「のぶつむり」がんばって終了!(2)/アンケート結果

2017-06-10 18:31:23 | 活動報告


ゼミでは毎年一回必ず演奏される曲があります。
それがこのイベール作曲2つの間奏曲です。
この曲の原曲はフルートとヴァイオリンとピアノなのですが、
実にいろいろな編成で演奏されるほどよいのです。



今回は4年生の中村紀仁君と3年生の前川あかりさんにより、
ソプラノサックス2本で演奏されました。
ピアノはこの日2組の演奏をした2年生の髙城美希さんです。

気持ちを揃えて演奏するというのは、
まさにこの曲のことを言うのでしょうね。
同じ音域の2本は高い音域と低い音域で交わることが多く、
互いに主役となる異なるキャラクターを演じます。
さらにピアノのテンポ感も重要です。
難しい技巧はなくとも難しいアンサンブルです。
コンサートに「間奏曲」として、束の間の安らぎを演出しました。

アンケート結果です。全て原文どおりです。

●本日の演奏・曲目で良かったものは何でしょうか。
ベーメ作曲 ロシアの踊り 6
エックレス作曲 ソナタト短調 6
クライスラー作曲 前奏曲とアレグロ 5
ショパン作曲 ワルツ第5番 変イ長調作品42 5
Percussion medley 〜雨の日に〜 5
ドニゼッティ作曲 オーボエソナタ へ長調 6
ボザ作曲 アンダンテとスケルツォ 4
デュティユー作曲 コラール、カデンツとフガート 5
イベール作曲 2つの間奏曲 3
ブルカリ作曲 雨上がり 4
プーランク作曲 延原正生編曲 3つのノヴェレッテ より第1、3曲 10
村松崇継作曲 EARTH 8
イベール作曲 アルトサクソフォーンとピアノのための室内小協奏曲 より第2楽章 7

●司会者やスタッフ。進行につきましてひと言お願い致します。
ユーモアを交えた司会、楽しかったです。
よかったです。
楽しいMC、とても良かったです。
あたたかみがあり、親近感を持ちました。
とてもよかったです。
ユニークでした。
かえるがかわいかった♡
スムースでとてもよかったです!!
司会の方も面白かったです!
司会のしほつむりchanは本当におつかれさまでした。
楽しかったです!
ユーモアがあって良かったです。
司会者の名調子で、スムーズに運営ができてすばらしいです。
演奏者も思わずにっこりしていました。
6月にあった進行で楽しかったです。

●このようなコンサートの開催についてどのようにお感じになりましたか?
演奏をする方にとっては、それぞれ良さを伸ばしていける場であり、
聴き手にとっては気持ちのこもった演奏を楽しめるとてもいい機会です。
すばらしい。
身近に音楽がある幸せを感じます。
ゼミのレベルの高さを感じました。
曲目紹介の紙の大きさをプログラムと同じ大きさにして下さい。
雨についてのすてきなコンサートだと思いました。
気軽に聴きやすくよいと思います。
色々なレパートリーがあって楽しく聴けました!
皆さんお疲れ様でした!
延原先生が編曲したノヴェレッテ、最高です。譜面が欲しいです。
リーズナブルでとてもよいです。
定期的に開催されてとても楽しかったです。
1人1人の個性と能力がとても良かった。
今日の形式は良かったです。
毎回楽しみにしております。
色々な楽器の音色を聞くことができて演奏できない人も飽きずに楽しめると思います。
皆さん上手ですね。
いつも楽しみにしております。機会があればまた聴きにきたいです。
タイトルも面白いです。
また来させて頂きたいです。

「ベーメ作曲 ロシアの踊り」について
トランペット、迫力あってすてき。

「Percussion medley 〜雨の日に〜」について
雨の日が楽しくなりそうです。

コンサート「のぶつむり」がんばって終了!(1)

2017-06-07 10:40:14 | 活動報告


強者のぶつむり達が持ち前の演奏を披露!
皆が強者で延ゼミコンサートは今回も充実した内容でした!
かたつむりのポーズで参加者一同お疲れ様でした!



とは言え、今年度メンバーとしては最初の演奏会になり、
演奏以外の部分、スタッフは凝縮した内容が一気にやってきて、
充実しすぎた経験だったかもしれません。
それでも皆が笑顔で終われてよかったです!



今回のMC、ステージ、受付、
どれをとってもなかなかの内容でしたが、
ことMCの「しほつむり」こと小嶌志歩さんは、
サックス専攻で新メンバー2年生。
当日は梅雨前のこの時期に合わせてカエルの被り物をし、
決断を覚悟して14曲の毎曲話をするMCに挑みました!



リハーサルを重ねて台本を推敲していきます。



MCは話を上手にすることも大事ですが、
話題や間の取り方、話し出すタイミングも考えます。
演奏後に出て行くタイミングも毎曲変わります。



そんなMCがコンサートでは最も目立つ存在になるため、
気が抜けない2時間は本当にたいへんだったと思います。

ミューザ川崎には延ゼミの卒業生である、
サックスの丸田千尋さんが働いていてこの日も手伝ってくれました。

そして、やはり洗足の卒業生でヤマハ銀座店の調律師、
溝井綾子さんは延原ゼミ専属調律師さんとして、
毎回調律でサポートして下さっています。
いつも、調律後にすぐリハーサルや本番がやってくるので、
なかなかゆっくりお話をする時間も作れず、
ただお仕事をしていただいている感じで申し訳ないのですが、
この日も短時間で調律していただき感謝に絶えません。




コンサート「のぶつむり」絶賛練習中!(3)

2017-06-03 08:25:55 | 活動報告


やはり延ゼミメンバー、皆、持ってます!
テューバ3年の渡邊多朗君の音、芳醇です!
豊かで香り高いテューバの音、いいですよ。



「のぶつむり」で演奏する曲は、
エックレス作曲ソナタト短調です。
この曲、ゼミでは以前コントラバスで演奏されていましたが、
もとはヴァイオリンの曲でバロック音楽です。
とても整った情熱を秘めたメロディが古さを感じさせません。



短いソナタですが、全4楽章を演奏します。
この日は扁桃腺が腫れていて不調の渡邊君でしたが、
全曲を吹き通す意識も高さも注目です。



ピアノはドニゼッティのオーボエソナタの伴奏もしている、
再登場の椛島さんです。
管楽器の伴奏はピアノの流れが曲の流れとして重要ですから、
その存在感に注目です。

コンサート「のぶつむり」はタイトルのイメージよりも、
各楽器のトップクラスの演奏者による名演の連続の予定です。
どうぞ、4日(日)19:00はミューザ川崎・市民交流室にお越しください!

コンサート「のぶつむり」絶賛練習中!(2)

2017-05-31 08:20:58 | 活動報告


コンサートの最初はトランペットソロで始まりますが、
後半の最初はトロンボーンソロで始まります。
この曲、フランス現代の作曲家、アンリ・デュティユーの、
「コラール、カデンツとフガート」(1950)のリハーサルです。



トロンボーン、ピアノとも延ゼミ2年目の2年生、
日比野龍人君と佐藤舞さんです。
この作品は、伝統的なクラシック音楽を継承した現代性を有し、
調性的な旋律に斬新なハーモニー、緻密な声部書法を誇っており、
パリ音楽院の卒業試験曲として渾身の力で書いた小品と言えます。



そんな中身がギュッと凝縮した重みを表現するには、
ちょっとやそっとではできることではないかもしれません。
コラール、カデンツ、フガートとは、そんな技術や表現の確かさを見るにも、
ちょうどいい楽曲形式なのかもしれません。
挑むのは、技術的な安定感の高い日比野君。



そして、読譜力と技術力の高い佐藤舞さん。



2年生の仲良しピアノ&声楽4人組です。
お昼休み直後のゼミの時間、忙しい中で昼食をとりますが、
右から2番目の佐藤さん、ピザを1枚落としてしまったそうです。
その落としたピザを「ピザ、食べませんか?」と勧めてきます(笑)

コンサート「のぶつむり」絶賛練習中!(1)

2017-05-30 10:46:35 | 活動報告


6月4日(日)のコンサート「のぶつむり」まで1週間を切り、
リハーサルも日夜行われています!
今回も実力伯仲のプログラムが並んでいます。
その中でドニゼッティのオーボエソナタ へ長調を演奏するのが、
オーボエ2年の三嶌淳史君、ピアノ2年の椛島理華子さんです。



ドニゼッティと言えばイタリアオペラですが、
この曲もオペラを彷彿とさせる華やかさと、
オペラアリアのような節回しが特徴です。



オーボエはアリアを歌うかのような役割ですが、
そのバックを盛り立てるピアノパートがたいへん重要で、
所謂オーボエソナタと言えばピアノパートもピアニスティックで、
ピアノらしい技巧を駆使しているものですが、
ドニゼッティのこの曲のピアノパートは凝るわけではなく、
たいへん簡素で薄い響きのところがあるかと思えば、
盛り上げどころになるとメロディの常に6度下の音がくっついていたり、
早いパッセージでも3度下の音が常にくっついていたりと、
お手軽に盛り上げている割にピアニスト泣かせなところがあります。



真面目な学生にとってイタリア音楽は、
うまく取り繕いながら世の中を渡っていく勉強?
にちょうどいいのかもしれません(笑)

さぁ、今日もリハーサルが続きます!
6月4日(日)19:00開演 ミューザ川崎・市民交流室
全自由席500円 当日券あります!

7月の演奏会は、
まず8日(土)13:00開演 てくのかわさき
(川崎市生活文化会館:川崎市高津区溝口1-6-10)
たかつく健康福祉まつりに参加します。
いろいろな催しが行われますが無料です。
よろしくお願い致します!

新歓/食す→のぶつむり

2017-05-19 08:34:23 | 活動報告


サックスは今年も多いのですが、カラーは変わった気がします。
食べるモードになっているのは、3年の林田萌さん(左)と、
同じく3年小田部友梨さんです。

ひたすら食べているようにも見えますが、
皆にもちゃんと取り分けてくれる優しいお姉さんでした(笑)

サックスはソロ、デュオ、カルテット、さらに大編成と、
いろいろな可能性がある上に場所を選びません。
何か活動的なサックスにしていきたいと思います。

タイトルのインパクト、デザインの可愛らしさで好評をいただいている、
コンサート「のぶつむり」が6月4日(日)19:00開演と迫ってきました!



その全容はこちらです!

1.ベーメ作曲 ロシアの踊り
トランペット 馬場夏子 ピアノ 髙城美希

2.エックレス作曲 ソナタト短調
テューバ 渡邊多朗 ピアノ 椛島理華子

3.クライスラー作曲 前奏曲とアレグロ
ヴァイオリン 髙橋沙織 ピアノ 稲村彩夏

4.ショパン作曲 ワルツ第5番変イ長調 作品42
ピアノ 小坂友紀子(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

5.Percussion medley~雨の日に~
パーカッション 松﨑愛理花

6.ドニゼッティ作曲 オーボエソナタ へ長調
オーボエ 三嶌淳史 ピアノ 椛島理華子

7.ボザ作曲 アンダンテとスケルツォ
ソプラノサックス 藏戸里沙 アルトサックス 木村百花 
テナーサック 金子葵 バリトンサックス 髙木健斗

ー休憩ー

8.デュティユー作曲 コラール、カデンツとフガート
トロンボーン 日比野龍人 ピアノ 佐藤舞

9.イベール作曲 2つの間奏曲
サックス 中村紀仁、前川あかり ピアノ 髙城美希

10.ブルカリ作曲 雨上がり
オーボエ 河村真歩 ファゴット 髙橋遥 ピアノ 末次実玲(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

11.プーランク作曲 延原正生編曲 3つのノヴェレッテ より第1、3曲
ヴァイオリン 橘純子 チェロ 橋本総司 ピアノ 加藤直子

12.村松崇継作曲 EARTH
フルート 加藤暁奈(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ) 
ピアノ 小坂友紀子(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

13.イベール作曲 アルトサクソフォーンとピアノのための室内小協奏曲 より第2楽章
サックス 田中愛希(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)
ピアノ 黒岩文子(NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ)

【MC】
小嶌志歩

【ステージ】
末村勇木、金樹治、横田泰典

【受付】
平野真悠子(票券管理)、石丸青空

【チラシ作成】
雨川笑子

【プログラム作成】
前川あかり

新歓/わきあやか&nozomu

2017-05-16 08:13:30 | 活動報告


ゼミに入る前から!Twitterでの奔放な主張(笑)で知っていた、
サックス2年の脇采花さん!福岡県精華女子高校出身!
ただでさえサックスコース生の多い延ゼミの中で、
サックスの人にも一目置かれている(笑)脇さんですが、
伸びしろはとてもありそうです!

明るくて楽しい脇さんに注目しています!



そして、脇さんの右側にいた気になる女子!
音楽教育2年の前田望さんです。東京人!
延ゼミは専門性を重視するゼミですが、
音楽教育コース生が履修するということは、
それなりの意思を感じるわけでとても大事にしたい…
などと考えるわけです。

ピアノ、あるいは聴衆参加型イヴェントで出演する時が迫っています!
今後の前田さんにご期待下さい!

今年度は本当に楽しみな新メンバーが多く、
月1回はコンサートを行う延原ゼミですが、
よりたくさんのイヴェントを企画したいと奮い立ちました!

次は、コンサート「のぶつむり」です!
6月4日(日)19:00開演[18:40開場]
ミューザ川崎・市民交流室
全席自由500円

いつもと同じく13組で盛りだくさん!
ぜひお越し下さい!

新歓/馬場ちゃん。

2017-05-14 19:46:39 | 活動報告


今年度の新歓はやはり5月になりましたが、
なかなか楽しいひとときでしたよ!

新歓だから新1年生というわけではなく、
新メンバーがたくさん来てくれて、
今年の新メンバーが本当にいいのだということがわかりました!

新歓のお店に着くや否や入口にお出迎えの2年生馬場夏子さん。
来た延ゼミ生にテーブルの場所を伝えてくれます。
さすがトランペットですね!
そして、この写真のように出て来た料理を取り分けてくれます。
そんなお世話の神、馬場ちゃんのような新メンバーが集まった、
延ゼミはなんて幸せなのか!?

楽しい楽しい延ゼミを紹介したいと思います!

さて、6月4日(日)の今年度最初のゼミ挙げてコンサート、
「のぶつむり」の全容がわかってきました!

馬場ちゃんはベーメ作曲「ロシアの踊り」をピアノの髙城美希さんと、
他にも卒業生グループNOBU-ZEMI DIPLÔMÉの演奏を含め、
今年度の延ゼミの勇姿を観れること、間違いなしです!

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン《第3日》

2017-05-07 17:57:06 | 活動報告


前日までの学生の公演とは異なり、
この日の卒業生中心のコンサートは、さまざまな意味で違います。
気迫や若い力が前面にみなぎっていた昨日とは異なり、
技や洗練された表現が冴え渡ります。
長い間培ってきた思いが凝縮しているような気さえします。



ピアノの遠藤龍軌君は4年生になり、
ポップスを専門としていますが、
この日は抑制された細かな表現が奮っていました。
ポップスの演奏を勉強することによって、
クラシックの演奏を客観的に見ることができるかもしれません。







フルートの加藤暁奈さんと秦明穂さんが、
リハーサルを終えて出番を待ちます。



昨日まではリハーサル時にもたくさんの人が立ち見席で聴いていたのですが、
この日は誰もいないのでお客さんがいらっしゃるのか些か不安でもありました。
しかし、演奏の10分前から人が増え始め、演奏が始まるとみるみる増えました。



ショッカーの「3つのダンス」は作曲家も唸るほどの名曲。
お客様に良い時間を過ごしていただけたに違いありません。

そして、この後は尾形佳苗さん、安本夏海さん、
井上詠美子さん、山本茉莉奈さんのクラリネット四重奏にバトンタッチ。
まさしくプロの響きでたいへん高質のアンサンブルを提供できました!



ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン《第2日》

2017-05-06 05:46:16 | 活動報告


自分がどのように演奏したいのか、
実際の音と技術、パフォーマンスの双方からわかり、
すなわち「魅せる演奏」ができる、
それがヴァイオリン・橘純子さんです!



ストラヴィンスキーのイタリア組曲は古典的な趣のある曲、
サン=サーンスの「死の舞踏」は音色や歌わせ方など、
表現力が増幅していきました。
さらに近代的な技巧を駆使しているエイシェンヌの、
「カンティレーヌとダンス」ではその世界を確立できました!



卒業したばかりのサックス・西村麻衣さんは、
自在に合わせていくアンサンブルに徹し、
バランスよく完成度の高い表現が光りました!



それぞれの時代様式をそれぞれの表現で弾き分ける、
ピアノの末次実玲さんは他の楽器と対等に主張していき、
それぞれがそれぞれの表現で渡り合っていく様子は、
室内楽の醍醐味を存分に感じさせました!



ヴァイオリン3年生の橘、サックスでこれからNOBU-ZEMI DIPLÔMÉの西村、
そしてNOBU-ZEMI DIPLÔMÉでピアノのエキスパートの末次、
延原ゼミの看板プレーヤーであり、今いちばん活躍している3人なのです!
今日も多くの方の熱いBravo!と拍手に、
達成感のあるステージを終えられました!



終演後の様子です。麻衣さんはやや眠そうですが、
ピアノの譜めくりをしてくれたのは、
ピアノ3年生の有泉香里さん(写真右)です。

さて、今日はやはり14:00より丸の内オアゾ○○(おお)広場で、
NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ、卒業生を中心としたメンバーで、
フルートとピアノ、また2本のフルートとピアノにおける、
ショッカー作曲3つのダンス、
そしてクラリネット4重奏による、
ヒケティック作曲3つのラテンダンスを中心にお贈り致します!

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン《第1日》

2017-05-04 21:08:57 | 活動報告


自分でもよく受け止め過ぎかと思えるほどとても良かったのです。
拍手に応えてお辞儀をして、
あんなに長い時間頭をあげなかったことは記憶になく、
Bravo!の声が自然に相次ぎこれで終わるのが勿体ないくらいでした。



リュートのための古風なアリアと舞曲第3組曲の第3曲の途中あたりから、
若者独特の無心と気迫が見えない相乗効果を醸し始め、
大きな一つの響きになっていくさまが圧巻でした!
音楽的な言葉では表しきれない素晴らしさがありました!



また、本当にたくさんの方にお集まりいただき、
立ち見の後ろの方はおそらく見えなかった方もいらしたと思います。
リハーサルから最後までずっとたくさんの方に見守られ、
心より感謝いたします!





この2枚はリハーサル時の写真です。
リハーサル時はコントラバスの位置が上手の奥でしたが、
チェロの弓のスペースを取るためにピアノの置き方を変え、
コントラバスはチェロの後ろで中央よりに変わりました。



この写真は多分始まる前ですね。
4年生で先輩として皆を支えてくれていた佐藤早絵さん(右)、
2年生でラ・フォル・ジュルネに出ることに憧れていた髙橋沙織さん(左)です。

かなり早めに集合し衣装に着替え、演奏位置を入念に決めました。
ラ・フォル・ジュルネのスタッフさんはいつもとても親切で、
音響さんにもいいバランスをつくっていただいています。

明日は、14:00よりやはり丸の内オアゾ○○(おお)広場で、
このアンサンブルには参加していなかったヴァイオリンの橘純子、
サックスを首席で卒業した西村麻衣、
延ゼミのあらゆるピアノを万能に弾きこなす卒業生の末次実玲、
この3名の世界をお贈りします!

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、絶賛練習中(5)

2017-05-03 22:57:45 | 活動報告
いよいよです!
このゴールデンウィーク後半のお天気が良くて何よりです!
コンサート当日2日前にはヴィオラの井野邉大輔先生が、
何と仕事先の静岡から駆けつけて下さいました!







昨年のラ・フォル・ジュルネの練習時にもいらしてくださり、
いつも論理的に演奏法をご指導いただいています。







実際にヴィオラパートを一緒に弾きながら、
他のパートのことを細かく観察されています。





いらしていただいた先生方には本当に感謝しています。
とても温かく見守っていただいていることを改めて実感するのです。

いよいよ、4日12:30よりこの弦楽アンサンブルが、
東京駅北口前の丸の内オアゾ・○○(おお)広場にて、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 丸の内エリアコンサートの、
先陣をきってのコンサートを行います!

5日、6日はそれぞれ14:00から同じ会場で、
延原ゼミ、NOBU-ZEMI DIPLÔMÉが登場します。
ぜひ、東京駅前の会場にお越し下さい!

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、絶賛練習中(4)

2017-04-30 20:46:26 | 活動報告


5月6日(木)14時に丸の内オアゾ・おお広場で行う、
卒業生を中心としたグループによる演奏、
前半はフルートとピアノです。

中でも2本のフルートとピアノで演奏する、
ゲイリー・ショッカー作曲「3つのダンス」は、
本当にお洒落で美しい名曲だと思います。
ゼミでも今まで何回演奏してきたことでしょうか。

ショッカーは、自身がフルーティストでもあることから、
フルート曲の作曲においては技巧を駆使しているものの、
ウィットに満ち満ちていて、やや悪ノリくらいのジョークが、
ラ・フォル・ジュルネのテーマ「ラ・ダンス」に、
合ったとても楽しめる曲になっています。

特にセカンドフルートには、
並外れた技巧が求められ、そのパートをこの写真の秦明穂さんが担当、
艶のある音色で丁寧に表現される技巧が冴え渡っています!
洗足きってのフルーティストにご期待ください!



このコンサートで唯一現役4年生であるのが、
ピアノのえんどぅこと遠藤龍軌です!
クラシックからポップスに転向していったえんどぅですが、
このポップなノリのショッカーは彼の音楽表現の程よい発露になります。
型に嵌ることを好まないプレイヤーが独自の表現を求めて、
逸脱するのか新境地を産み出すのか着地点は未知数です。



そして、今回のもう一人のフルーティスト、
加藤暁奈さんはショッカーの他にソロで「精霊の踊り」も演奏します。
このコンサートの隠れたテーマである、時代を超えたダンス。
今の時代におけるダンスのイメージとその昔のダンス、
そのキャラクターは相容れないほど異なることがわかります。
ひと昔前の日本の奥ゆかしさを感じさせるような、
もの悲しくも美しい「精霊の踊り」にご期待下さい!

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、絶賛練習中(3)

2017-04-29 10:03:51 | 活動報告
5月4日(木)12時30分に丸の内オアゾ・おお広場で行う、
弦楽アンサンブルグループに今回指導にいらして下さったのは、
チェロの羽川真介先生です!



今回のレスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲」は、
チェロパートに技巧を要する箇所が多く、
羽川先生のご指導で解決したことが数多くありました。



今回より本番と同じく立奏で行いました。







羽川先生はご自身のチェロを弾きながらのご指導で、
実際の演奏法や音そのものがよくわかります。











羽川先生のご指導は決して厳しいというものではありませんが、
メンバーの真剣な表情が伝わってきます。

5月4〜6日の天気予報は今のところ晴れです。
どうぞ休日のお昼は東京駅北口前の丸の内オアゾにお出かけ下さい!

ラ・フォル・ジュルネ以後のゼミのコンサートは、
6月4日(日)18:30開演予定
ミューザ川崎・市民交流室
コンサート「のぶつむり」
入場料500円

今年度のゼミメンバーが真価を披露します!