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松尾大社参拝

2010-05-02 13:27:55 | おでかけ

 

 

こんな検定があるらしい!↑

上方(髪型にかけてますよ~~~!笑)なにわなんでも(?!)大阪検定なんですと!

通天閣、大阪城、太陽の塔、道頓堀のグリコのネオンサイン、日清チキンラーメン、四天王寺の五重塔、ビリケンさんが勢ぞろい!ところで・・・一つだけわからないものが・・・なんだろ~~~?!灯台に見えるけど・・・ああ・・・ここですでに脱落・・・ 7月4日に開催らしいです・・・大阪検定。

こんなポスターまで作って~~!どんな人がトライするんだろ~~ねぇ~~!?

先月、奈良の春日大社に始まり、滋賀の日吉大社、大阪の住吉大社、とそれぞれ日本の三大大社のひとつに数えられる、おお~~きな神社参詣、参拝に続き…いよいよ28日には京都松尾大社に!(お彼岸より又又一か月遅れのお墓まいりに出かけたこの日・・・これまでずっとスルーしてきた松尾大社にお参りすることにした。)

松尾大社・・・京都洛西の総氏神さまとして、京都最古の神社で、朝鮮半島から渡来した秦一族の氏神として祀られたのがはじまり。4世紀から6世紀。(京都の伏見稲荷大社は弟の秦伊呂具(はたのいろぐ)が建立)

※松尾大社サイトよりーーー

都を奈良から長岡京、平安京に遷されたものも秦氏の富と力によるものとされています。
従って平安時代、当松尾大社に対する皇室のご崇敬はきわめて厚く行幸数十度に及び、正一位の神階を受けられ名神大二十二社に列せられて賀茂両社と並んで皇城鎮護の社とされました。

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鎌倉、室町以降、醸造の祖神として全国の酒造家、味噌、醤油、酢の製造業者より、格別な尊崇を受けているのも、秦氏の優れた醸造技術に由来する崇敬のようですが、古来よりは、水の神様 、それも元来、治水の神様だったということです。

阪急松尾駅前に降り立つと!そこにそびえる大鳥居。真横に、どでか~~い徳利が奉納されている。

 

風そよぐ緑が目に優しい参道を進むと・・・

 

何やら見慣れないものが吊るされた大鳥居が。これは榊の小枝の束ということで、脇勧請(わきかんじょう)というそうで古来よりの鳥居の原形の姿だそうな。平年は12本、うるう年には13本吊るすのが慣わしだそうです。その年の月数だけ榊の束を吊るし、月々の農作物の出来具合を占ったそうなのです。

 

その古代の原形を表した鳥居、そして、この重厚な楼門をぐぐり・・・境内へ。

この28日・・・松尾大社には可愛らしい、山吹が境内のあちらこちらに咲き乱れていましたよ!白山吹も(山吹色って・・・いうのに白いお花もあるんですね)見つけましたよ♪山吹は、ほんまにやまぶきいろ~~~!子供のころに一番よく使っていた「色鉛筆」の色だ・・・                            

 

こちらの神様のお使いは「亀」と「鯉」。境内にはたくさんのお使いの亀さんの姿がありました。Imgp8239_2 Imgp8271_2

 

 

 

 

 

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こちら!亀の井という霊泉で、延命長寿、よみがえりの水として有名だそうで、少しだけお水に触れてみました。酒造家がこのお水をお酒に混ぜるとお酒が腐らないとかのうわさが広まったようで・・・全国の酒造・醸造業者が酒水に混ぜる風習が生まれたようです。(持ち帰ってから滅菌くださいとありました・・・)

ゆえに社殿には・・・Imgp8275

 

 

 

 

 

 

 

ずらりと銘酒の酒樽が!奉納されてます!すごい数です!

Imgp8247_2 お酒の資料館もありました。ラベルの意匠がほんまに美しくて!ガラスに目~~いっぱい近づいて眺めてまいりました!Imgp8249 Imgp8250 近くにいたおじさまが「レッテル」って言葉を使ってらして・・・

ああ・・・レッテルっって・・・懐かしい響き・・・

私全くお酒飲めませんが、こういう「レッテル」を見るのは大好きです!

 

 

 

 


 

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松尾大社…まだまだ見所があるんですよ・・・

それがこのお庭!Imgp8289

 

 

 

 

 

 

 

曲水の庭。Imgp8290 いきなり目の前に現れたこのお庭にものすごく驚く!石で造られたこの曲線、どこもかしこも穏やかな美しいラインで・・・とても優しい印象・・・

※平安期を表現するもので、御手洗川の清水は七曲がりして、丘陵を洗い、丘上には青石が点在。優雅にして華麗な姿ですとあった。

ほんまにこのお庭に一人って!めっちゃ贅沢~~~!

ここで・・・私、廊下のガラスに激突、失神状態の「めじろ」を抱き上げ、神主さんに引き渡すことに!こんなとこで(笑)お腹を見せてひっくり返っている「鳥」見つけるなんて!そこに!うまい具合に神主さん現るし!笑

大丈夫大丈夫、首折れてませんから気絶してるだけですわ~~~!いとも簡単におっしゃってくださったけど・・・(昔飼っていたカナリアが籠から逃げてガラス窓に激突して死んだ経験あり)

小さくて綺麗な緑色で、目は閉じていたけど、確かに白い輪があって・・・両足小刻みに動いていた・・・ほんまに大丈夫やったかしらと・・・気になりながら・・・Imgp8291

 

 

 

 

 

 

 

上古の庭へ・・・Imgp8295 Imgp8294

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあたりには「しろ山吹」です・・・

そして蓬莱の庭Imgp8326 へ。Imgp8330

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鯉がこちらの神様のお使いだということなのに・・・この日も「鯉のえさ」を持っていなかった私・・・おお!すごい数!と、覗き込むや・・・間髪を入れず、思い切りピッシャ~~~っと水しぶきを立てられ、鯉たちにそっぽをむかれて・・・しまいましたわ・・・集合も解散も早っ!笑

 

宝物殿では・・・中津島姫命(別名 市杵島姫命(イチキシマヒメ は仏教の弁財天と習合したところから弁天様と呼ばれている))のお姿を拝顔・・・

仏教伝来のころ、密教思想より神様の像をも創らせた弘法大師・・・こちらの御祭神とはいえ、女神像・・・明治の神仏分離令により、100年間もこちらに鎮座されることは許されず、平成6年に、こちらに戻られたのだとか。神仏習合像であるとされる女神さま。インドのインダス川の神の化身の蛇が女神の髪の毛として表されており・・・・日本の神とインドの神が一体となっている像など・・・明治期のその頃には認めることをしなかったのですね・・・Imgp8237_2

そうそう・・・厳島神社(宮島)の鳥居より先・・・御夫婦でお参りしないほうがよいのですね・・・

弁天様が焼きもちを・・・非常に嫉妬深い女神さまです!

こちらの女神さまも弁財天さま・・・御夫婦で拝見しないほうがよろしいのかも・・・苦笑

古くらか海上守護の霊徳を仰がれた神です。Imgp8245_3

 

社殿にはもちろん・・・神様の三種の神器・・・

なのでお戻りになられても、女神像は宝物殿にということになったそうです。

四つのお顔をもつとされる女神像・・・嫉妬深いかどうかは・・・こちらにおいて、とても美しい弁天様でした!

Imgp8308 Imgp8309

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松尾大社・・・

Imgp8311_2滝御前にて・・・生きる力の源を・・・

人は皆・・・美しい水のようにありたいものですね・・・

 

神仏習合・・・いいですよね・・・それでいい!笑

関西では神様、仏様を拝む時!(どちらかというと・・・仏様に・・お仏壇に・・・ですが)

神様にも仏様にもいっしょくた(一緒です)に!

はい!「まんまんちゃんあん」!

「まんまんちゃんあん」ですよ~~!今でも変わらず「まんまんちゃんあん」!子供言葉ですけどね♪

東京育ちになる菫にも教えないと~~~「はい!まんまんちゃんに(仏様・・・神様に)あん(お辞儀)ね!とね!

まさに神仏習合現存で~~~す!

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