断水は11日の夜になってからでした。
それまでは、ちゃんと出ていました。
浄水場も電気で動いてますが、突然に止めるわけにはいかず、自家発電装置が働いていたのでしょう。
我家の裏手の小高い山の手は、その水をいったん下の貯水槽に溜めて、ポンプで送りだしてるので、停電になれば、水道管に残ってる水が無くなれば止まるらしいのですが、我が家は平地にあるので、浄水場が動いてるうちは、その恩恵にあずかりました。
でも、自家発電って、、そうそう、長いこと動かないですよね・・・それでも停電から3日間は、動いてたから、まだよかった・・・
丸一日経ったころからボチボチと巷の噂のように真偽不明の情報が入りだして、この停電は長くなるから、水もそのうち止まるかも・・などとね。
台風、即、水をためる・・・これは親がしていたことで、夜、寝る前にはやかんや、洗い桶には水を入れておく習慣がありましたが、今回も、台風と聞いて、お風呂にも、バケツにも溜めおいては、止まらないうちはそれから使っていました。
翌日するつもりで洗濯物も洗濯機に入れてお風呂の残り湯を入れ、お風呂は掃除して、きれいな水を入れました。
これは正解でしたが、停電になると洗濯機の水も抜けないのです!!
濡れた洗濯物を取だし、溜めた水を手桶ですくい出しながらなんとか、底まで行きましたが、ほんの少しがくみきれませんでした。
とにかく、洗濯しないで入れっぱなしだと、水も腐るし、臭くなる・・・
その昔の洗濯機は、ダイヤルで排水にすると、外側のホースから風呂場などに流れたのに・・・これも電気に支配されて、当たり前のことができなくなってることなんですよね。
前置きが長くなりました。
断水です
バスタブには一杯にすれば大体260リットル位入るかと思いますが、もし、直ぐに出ても・・と、私は180リットルぐらいしか溜めませんでした。
後は、飲み水として、台所に鍋、やかん、あるだけにたっぷりと。
それ以外にも夫は、趣味のようにアイスコーヒーの1リットル入りのペットボトルの空いたのに常に、水を入れて9本ほど、手箱棚に乗せていますので、飲み水は何とかなりましたが・・・
一番困ったのはトイレです
始めは、タンクの上の小さな穴から、水を入れてレバーを引いていましたが、入れる水の量が半端なく多いのです。
普段、何げなく使ってるきれいな水をザァ~って流してる・・・毎回5リットル以上流してることになるんですよね!
・・で、使用後は便器から直接、それも勢い着けてバケツからザァ~って流さないと、吸い込まれて行きませんから・・大変でした。
二人だと毎回でも、かなりの量を遣うので夫には、外で・・・これは田舎ならではの良い所(?)で、家の周りには草むらが沢山ありますから・・ダンナ殿・・お出かけの際には、虫よけスプレーを持って・・でした。
私は、ペーパーまで流すには、かなりの量が必要なので、ベトナム方式です
ペーパーは、専用に用意したビニール袋に入れて、流れるだけの水で、大きいペットボトルからでも可能でした。
なんかねぇ・・露骨な話で、、でも、ホント、切実な問題ですよ!
よりによって、その二日目にはダンナどの、お腹がゆるくなって・・・^^;
何度も通いましてねぇ・・・
庭用に置いてある、灯油缶にもかなり汲んでおいたので、それも出動してね・・・
暑い日が多くて、水が無い・・・
もう麺類も茹でられません。
器も洗うのに、大変なので、水節約で、お皿にラップや、ホイルをかぶせて、毎回洗わないで済むように・・ご飯も一皿で済む内容で・・・でした。
電気が通ってから、先ずは倒れた気を切らなくてはなりませんから、夫は、隣人から借りた初めて使うチェンソーで、頑張りました。
私は、コードにつまずかないようにしたり、木を抑えたり、孤輪車に乗せるのも、このぐらいの大きさでも一人では無理ですから、1・2・3、と掛け声かけて二人でやりました。
その後は汗びっしょり!!
お風呂に汲んである水をかぶりましたが、やかんで沸騰させたお湯をうめながら最後に上がり湯にしてもらって・・・
電気も水も無い丸1日、夫は、盛んにラジオを聴きながら、なんとなく腑に落ちない顏をして、でも、何かしなくちゃと、信号がどこまでついてないか調べると言って出ていき、車で20分ほどの所のホンの一部、停電、断水してない所でやってるドラッグストアから菓子パンを買ってきたのです。
でも、暑いし、イライラが募っていたのか、私のホンの何気ない一言に激怒したのです。
私は前日、息子夫婦が来てくれたぐらいだから、息子も、夫の姉やその息子からも連絡あったというので、当然みんな心配してるでしょうから、どこか携帯のアンテナの立つところも見つけてくれたかと期待してたのですが、・・・
自分の好きな菓子パンだけ買ってきてお昼はこれを食べるから・・と・・
イヤ、それはいいんですが・・「みんな心配してるから、どこかで連絡しなくちゃ・・」と言ったら
「してないよ!!」と、怒鳴ったんです!!
彼には、もう限界だったんですね・・・この暑さ、情報の無さ、テレビの無い生活・・・
正直、情けなくなりました。
人間は、普通の生活に、電気、水が満ち足りてて、当たり前になってる・・・男性は特に、順応性が無い!
と・・。
私は、裏の家に井戸があることを、移住してきたときから知っていました。・・というより、冬場の大根などは、そこで洗わせて頂いてたんです。
だから、電気が通れば・・とそれだけを思って、今は、2年前からその古い家をリフォームしながら若い家族が住んでいるので、その方に、お願いしました。
そしたら、奥様が出産で東京に帰られて一人で暮らしてるその男性は、屋根瓦の飛んだり壊れた修理の事で頭がいっぱいだったので、思いもしなかった・・と言って、反対に、感謝されて、近所で使わせて頂けることになりました。
そしたら、裏手2軒目の家でも、自家水(井戸水)が出るので、お声かけなく、自由にお使いくださいと、張り紙がしてあって、そこを通り道としてる方々が汲みに来てるということでした。
電気が通って可能になった水の供給でした。
もちろん、停電3日後からコミセンに給水車が来てるので、それも朝7時から夜9時までと長時間。
お風呂の残り水が少なくなって不安になった時は、底に行かなくては、と思っていましたが、電気が通ったことで、助かりました。
ただ、自家水は、ここのは、普段、保健所扱いになっていないので、飲み水には少々不安がありますので、飲み水は、ペットボトルと鍋のを使用したのです。
お嫁ちゃんが持ってきてくれた凍ってるスポーツ飲料もありがたかった
おそっぽれだけど、市から配られた非常食は、その日に断水が解消したので、つい一昨日までありましたが、これも役立った人はいると思います
断水が終わる時は、まず、トイレの水がタンクが空っぽならそこに自動的に出だすので、分かります。
短い断水は何度も経験してるのでそこはね。
14日も夜、9時ごろでしょうか、トイレが異様な音がするのです・・・ガボガボ、ボコボコって・・・もしや・・もしかしたら・・と思いつつ、トイレに行っても音だけで、水の気配はないのですが、しばらくして行ったら、なんか???
もしか・・・と・・レバーを引いたら、ジャぁ~と水が流れた時は嬉しかったですねぇ~~~(*^_^*)
助かったぁ~~!!
本気でそう思いましたよ!
今回、このことで、本当に困った時に分かる人の助け合う気持ちや、温かさも身を持って知ることになりました。
まず、早々に色々と食品をお送りくださったお友達が有ったこと。まだ電気も来てなくて冷蔵庫にしまえず、悪くしないように、どうしようかとすごく嬉しい気持ちもありながら、思いに報えないと・・悲しくなったのですが、それがきっかけかその日の夕方電気が通りまして・・バンザ~イ
冷蔵品じゃない物に、甘い物も入っててね・・疲れた心や体にはとても嬉しく頂けたの・・
また、水が出ないならと、電気もまだ通ってない地域なのに、水だけはあるからと地元のお隣の嫁いだ娘さんが、ご実家の近所にと、我が家とお隣にも15リットルもプラスチック容器に入れてダンナサマと運んで下さったこと。
そのまもなく同じ県内のブロ友さんで、都市部でこの被害が少なかったところの方がダンナサマが館山まで来る用事があると言ったら、私の所まで、ペットボトルの飲料水を1ダースも持ってきて下さり、パンも置いて行かれたこと・・・
顏も知らないダンナサマが奥様の頼みで・・と・・快く分かりにくい我家までいらして下さって・・ただ、ただ、もう頭が下がるだけでした。
(カメラには収めたのですが、パソコンに取り込めなくて具体的にご紹介できなくて残念です)
その日の夜に水が出て・・・
それこそ、この皆さんの暖かい思いが呼び水になったのかと・・・
まさに沢山の食料や甘いもの、多量の水、地獄に仏とはよく言ったものです。
使わないで済んだ水は、まだ出ない近隣の方に車で運んで、今度は私のできることを・・とさせていただきました。
家が住める以上、避難所だって、停電、断水なわけで、それぞれつてのある方は、県外に避難もしたけど、こんなに長いとは、思いもせず、早々にホテルや、人様の世話になれずと帰ってきてしのいでいる方もありました。
この暑さで、食事はともかく、電気の無いのはやはり健康的に堪えました。
精神的に不安定になってきた人も多くいました、代表は夫ですけど・・(笑)
まだ、他に、道であえば、話せるからいいけど、一人暮らしだと、どうにもならないと・・嘆く方ともおしゃべりもボランティアね・・と笑いながら、気を紛らわせたり・・・
車を運転しないから、アンテナの立つところから早い連絡をしたい・・という方とコミセンで携帯充電してる時に出会って、その方をそこまでお連れしたり・・
災害にかぎらず、本当に困った時に、お互いができることをできる時にする・・それだけで、大きな助けになると・・
自分がその身になって、高い所から見てはいなかったか・・と・・反省もしたり・・本気で思いやったり、・・言葉もでないほどの感謝があったり、、
本当に大変な時にこそ、本気で事に当たる人の気持ちが分かるんですね。
組閣より大事な人の命がかかってるんです、電気も水も!
まだまだほとんどの家が修理途中か、資材不足や、人手不足で、先ほど、裏の温室農家の方に逢って伺ったら、年内に出来上がれば・・・という位の状態だそうです。
その家は、温室のガラス窓が全滅というほどやられてるのもありましたし、燃料小屋の屋根も吹き飛んでいます。
内房の方と話す機会があって、聞いたら、その家は雨戸も飛ばされて、二重のペアガラスも破れて暴風と一緒にすごい雨水が吹きこんできたそうです。
自分が飛ばされないように、布団をかぶって伏せてた上を雨が滝のようにたたきつけてきたけど、その雨がしみこんで重かったから飛ばされないで済んだとも・・・
なんとも壮絶な話です。
でも、事実です。
その方の家は、新聞にも、ニュースにも流れていました。屋根も半分以上壊れているし電信柱が倒れてきて、自動車3台の内2台、つぶれたり窓ガラスが割れたりしたそうです。人間に当たらないで良かったと・・
でも、今は、どうしようかと考えつつも、前向きでことに当たっています。
みんな強いです。
だからかそ、温かい心で、助け合って生きて行く意味があるんだと・・・つくづく思いました。
私が経験から学んだほんの少しの事です。
まだまだ大変な方が沢山いらっしゃいます。
少しでも早い復興を祈りつつ、普通の生活のありがたさをかみしめています。
あらためて、お心を寄せて下さった皆様に感謝を申し上げます。
、
それまでは、ちゃんと出ていました。
浄水場も電気で動いてますが、突然に止めるわけにはいかず、自家発電装置が働いていたのでしょう。
我家の裏手の小高い山の手は、その水をいったん下の貯水槽に溜めて、ポンプで送りだしてるので、停電になれば、水道管に残ってる水が無くなれば止まるらしいのですが、我が家は平地にあるので、浄水場が動いてるうちは、その恩恵にあずかりました。
でも、自家発電って、、そうそう、長いこと動かないですよね・・・それでも停電から3日間は、動いてたから、まだよかった・・・
丸一日経ったころからボチボチと巷の噂のように真偽不明の情報が入りだして、この停電は長くなるから、水もそのうち止まるかも・・などとね。
台風、即、水をためる・・・これは親がしていたことで、夜、寝る前にはやかんや、洗い桶には水を入れておく習慣がありましたが、今回も、台風と聞いて、お風呂にも、バケツにも溜めおいては、止まらないうちはそれから使っていました。
翌日するつもりで洗濯物も洗濯機に入れてお風呂の残り湯を入れ、お風呂は掃除して、きれいな水を入れました。
これは正解でしたが、停電になると洗濯機の水も抜けないのです!!
濡れた洗濯物を取だし、溜めた水を手桶ですくい出しながらなんとか、底まで行きましたが、ほんの少しがくみきれませんでした。
とにかく、洗濯しないで入れっぱなしだと、水も腐るし、臭くなる・・・
その昔の洗濯機は、ダイヤルで排水にすると、外側のホースから風呂場などに流れたのに・・・これも電気に支配されて、当たり前のことができなくなってることなんですよね。
前置きが長くなりました。
断水です
バスタブには一杯にすれば大体260リットル位入るかと思いますが、もし、直ぐに出ても・・と、私は180リットルぐらいしか溜めませんでした。
後は、飲み水として、台所に鍋、やかん、あるだけにたっぷりと。
それ以外にも夫は、趣味のようにアイスコーヒーの1リットル入りのペットボトルの空いたのに常に、水を入れて9本ほど、手箱棚に乗せていますので、飲み水は何とかなりましたが・・・
一番困ったのはトイレです
始めは、タンクの上の小さな穴から、水を入れてレバーを引いていましたが、入れる水の量が半端なく多いのです。
普段、何げなく使ってるきれいな水をザァ~って流してる・・・毎回5リットル以上流してることになるんですよね!
・・で、使用後は便器から直接、それも勢い着けてバケツからザァ~って流さないと、吸い込まれて行きませんから・・大変でした。
二人だと毎回でも、かなりの量を遣うので夫には、外で・・・これは田舎ならではの良い所(?)で、家の周りには草むらが沢山ありますから・・ダンナ殿・・お出かけの際には、虫よけスプレーを持って・・でした。
私は、ペーパーまで流すには、かなりの量が必要なので、ベトナム方式です
ペーパーは、専用に用意したビニール袋に入れて、流れるだけの水で、大きいペットボトルからでも可能でした。
なんかねぇ・・露骨な話で、、でも、ホント、切実な問題ですよ!
よりによって、その二日目にはダンナどの、お腹がゆるくなって・・・^^;
何度も通いましてねぇ・・・
庭用に置いてある、灯油缶にもかなり汲んでおいたので、それも出動してね・・・
暑い日が多くて、水が無い・・・
もう麺類も茹でられません。
器も洗うのに、大変なので、水節約で、お皿にラップや、ホイルをかぶせて、毎回洗わないで済むように・・ご飯も一皿で済む内容で・・・でした。
電気が通ってから、先ずは倒れた気を切らなくてはなりませんから、夫は、隣人から借りた初めて使うチェンソーで、頑張りました。
私は、コードにつまずかないようにしたり、木を抑えたり、孤輪車に乗せるのも、このぐらいの大きさでも一人では無理ですから、1・2・3、と掛け声かけて二人でやりました。
その後は汗びっしょり!!
お風呂に汲んである水をかぶりましたが、やかんで沸騰させたお湯をうめながら最後に上がり湯にしてもらって・・・
電気も水も無い丸1日、夫は、盛んにラジオを聴きながら、なんとなく腑に落ちない顏をして、でも、何かしなくちゃと、信号がどこまでついてないか調べると言って出ていき、車で20分ほどの所のホンの一部、停電、断水してない所でやってるドラッグストアから菓子パンを買ってきたのです。
でも、暑いし、イライラが募っていたのか、私のホンの何気ない一言に激怒したのです。
私は前日、息子夫婦が来てくれたぐらいだから、息子も、夫の姉やその息子からも連絡あったというので、当然みんな心配してるでしょうから、どこか携帯のアンテナの立つところも見つけてくれたかと期待してたのですが、・・・
自分の好きな菓子パンだけ買ってきてお昼はこれを食べるから・・と・・
イヤ、それはいいんですが・・「みんな心配してるから、どこかで連絡しなくちゃ・・」と言ったら
「してないよ!!」と、怒鳴ったんです!!
彼には、もう限界だったんですね・・・この暑さ、情報の無さ、テレビの無い生活・・・
正直、情けなくなりました。
人間は、普通の生活に、電気、水が満ち足りてて、当たり前になってる・・・男性は特に、順応性が無い!
と・・。
私は、裏の家に井戸があることを、移住してきたときから知っていました。・・というより、冬場の大根などは、そこで洗わせて頂いてたんです。
だから、電気が通れば・・とそれだけを思って、今は、2年前からその古い家をリフォームしながら若い家族が住んでいるので、その方に、お願いしました。
そしたら、奥様が出産で東京に帰られて一人で暮らしてるその男性は、屋根瓦の飛んだり壊れた修理の事で頭がいっぱいだったので、思いもしなかった・・と言って、反対に、感謝されて、近所で使わせて頂けることになりました。
そしたら、裏手2軒目の家でも、自家水(井戸水)が出るので、お声かけなく、自由にお使いくださいと、張り紙がしてあって、そこを通り道としてる方々が汲みに来てるということでした。
電気が通って可能になった水の供給でした。
もちろん、停電3日後からコミセンに給水車が来てるので、それも朝7時から夜9時までと長時間。
お風呂の残り水が少なくなって不安になった時は、底に行かなくては、と思っていましたが、電気が通ったことで、助かりました。
ただ、自家水は、ここのは、普段、保健所扱いになっていないので、飲み水には少々不安がありますので、飲み水は、ペットボトルと鍋のを使用したのです。
お嫁ちゃんが持ってきてくれた凍ってるスポーツ飲料もありがたかった
おそっぽれだけど、市から配られた非常食は、その日に断水が解消したので、つい一昨日までありましたが、これも役立った人はいると思います
断水が終わる時は、まず、トイレの水がタンクが空っぽならそこに自動的に出だすので、分かります。
短い断水は何度も経験してるのでそこはね。
14日も夜、9時ごろでしょうか、トイレが異様な音がするのです・・・ガボガボ、ボコボコって・・・もしや・・もしかしたら・・と思いつつ、トイレに行っても音だけで、水の気配はないのですが、しばらくして行ったら、なんか???
もしか・・・と・・レバーを引いたら、ジャぁ~と水が流れた時は嬉しかったですねぇ~~~(*^_^*)
助かったぁ~~!!
本気でそう思いましたよ!
今回、このことで、本当に困った時に分かる人の助け合う気持ちや、温かさも身を持って知ることになりました。
まず、早々に色々と食品をお送りくださったお友達が有ったこと。まだ電気も来てなくて冷蔵庫にしまえず、悪くしないように、どうしようかとすごく嬉しい気持ちもありながら、思いに報えないと・・悲しくなったのですが、それがきっかけかその日の夕方電気が通りまして・・バンザ~イ
冷蔵品じゃない物に、甘い物も入っててね・・疲れた心や体にはとても嬉しく頂けたの・・
また、水が出ないならと、電気もまだ通ってない地域なのに、水だけはあるからと地元のお隣の嫁いだ娘さんが、ご実家の近所にと、我が家とお隣にも15リットルもプラスチック容器に入れてダンナサマと運んで下さったこと。
そのまもなく同じ県内のブロ友さんで、都市部でこの被害が少なかったところの方がダンナサマが館山まで来る用事があると言ったら、私の所まで、ペットボトルの飲料水を1ダースも持ってきて下さり、パンも置いて行かれたこと・・・
顏も知らないダンナサマが奥様の頼みで・・と・・快く分かりにくい我家までいらして下さって・・ただ、ただ、もう頭が下がるだけでした。
(カメラには収めたのですが、パソコンに取り込めなくて具体的にご紹介できなくて残念です)
その日の夜に水が出て・・・
それこそ、この皆さんの暖かい思いが呼び水になったのかと・・・
まさに沢山の食料や甘いもの、多量の水、地獄に仏とはよく言ったものです。
使わないで済んだ水は、まだ出ない近隣の方に車で運んで、今度は私のできることを・・とさせていただきました。
家が住める以上、避難所だって、停電、断水なわけで、それぞれつてのある方は、県外に避難もしたけど、こんなに長いとは、思いもせず、早々にホテルや、人様の世話になれずと帰ってきてしのいでいる方もありました。
この暑さで、食事はともかく、電気の無いのはやはり健康的に堪えました。
精神的に不安定になってきた人も多くいました、代表は夫ですけど・・(笑)
まだ、他に、道であえば、話せるからいいけど、一人暮らしだと、どうにもならないと・・嘆く方ともおしゃべりもボランティアね・・と笑いながら、気を紛らわせたり・・・
車を運転しないから、アンテナの立つところから早い連絡をしたい・・という方とコミセンで携帯充電してる時に出会って、その方をそこまでお連れしたり・・
災害にかぎらず、本当に困った時に、お互いができることをできる時にする・・それだけで、大きな助けになると・・
自分がその身になって、高い所から見てはいなかったか・・と・・反省もしたり・・本気で思いやったり、・・言葉もでないほどの感謝があったり、、
本当に大変な時にこそ、本気で事に当たる人の気持ちが分かるんですね。
組閣より大事な人の命がかかってるんです、電気も水も!
まだまだほとんどの家が修理途中か、資材不足や、人手不足で、先ほど、裏の温室農家の方に逢って伺ったら、年内に出来上がれば・・・という位の状態だそうです。
その家は、温室のガラス窓が全滅というほどやられてるのもありましたし、燃料小屋の屋根も吹き飛んでいます。
内房の方と話す機会があって、聞いたら、その家は雨戸も飛ばされて、二重のペアガラスも破れて暴風と一緒にすごい雨水が吹きこんできたそうです。
自分が飛ばされないように、布団をかぶって伏せてた上を雨が滝のようにたたきつけてきたけど、その雨がしみこんで重かったから飛ばされないで済んだとも・・・
なんとも壮絶な話です。
でも、事実です。
その方の家は、新聞にも、ニュースにも流れていました。屋根も半分以上壊れているし電信柱が倒れてきて、自動車3台の内2台、つぶれたり窓ガラスが割れたりしたそうです。人間に当たらないで良かったと・・
でも、今は、どうしようかと考えつつも、前向きでことに当たっています。
みんな強いです。
だからかそ、温かい心で、助け合って生きて行く意味があるんだと・・・つくづく思いました。
私が経験から学んだほんの少しの事です。
まだまだ大変な方が沢山いらっしゃいます。
少しでも早い復興を祈りつつ、普通の生活のありがたさをかみしめています。
あらためて、お心を寄せて下さった皆様に感謝を申し上げます。
、