MEL BROOKS' HISTORY OF THE WORLD PART I
監督: メル・ブルックス
出演: メル・ブルックス
ドム・デルイーズ
マデリーン・カーン
グレゴリー・ハインズ
原始時代から、フランス革命まで人類の歴史のエピソードをメル・ブルックス流オムニバスで。
この映画をはじめてみたときに反射的に素直に笑えたのは実は
・冒頭の「2001年宇宙の旅」のパロディシーン
・夕食会のアタマのお盆
・氷上のヒトラー
・宇宙のユダヤ人
だけ。しかも、あとの2つは存在しない続編の予告編と言うつくりですが、いかにもブルックスで、宇宙船の形には思わず爆笑してました。
メル・ブルックスのコメディは「プロデューサーズ」「ヤング・フランケンシュタイン」が傑作で、それから「ブレージング・サドル」などが並ぶのでしょうが、コテコテ・ベタベタ笑いの余り評価高くない作品のなかでも、この映画と「新サイコ」「スペース・ボール」はどうしようもなく好き。
定番のユダヤ人ネタが大テーマの一つ。こればっかりは欧米社会について知識を入れば入るほど、理解もできるけど毒も深く感じるようになります。それをしつこくしつこくやってるブルックス監督は本気ですごいと思う。
マデリーン・カーンは出番もそう多くはないけど、いつものような役をきっちりとこなしてます。やっぱり下半身で男の品定めをする下品な役も、彼女は「こういう地位はそういうもの」とばかりに決めてしまうのが素敵だ。「イエース、ノー、ノ、ノ、ノ、ノ、イエース、ノー!」の転がるような高くて美しい声は素晴らしい。
せっかくのグレゴリー・ハインズがタップをチラッとだけなのは残念。レビューとはいえ中世のシーンでは彼の出演は無理かな?
監督: メル・ブルックス
出演: メル・ブルックス
ドム・デルイーズ
マデリーン・カーン
グレゴリー・ハインズ
原始時代から、フランス革命まで人類の歴史のエピソードをメル・ブルックス流オムニバスで。
この映画をはじめてみたときに反射的に素直に笑えたのは実は
・冒頭の「2001年宇宙の旅」のパロディシーン
・夕食会のアタマのお盆
・氷上のヒトラー
・宇宙のユダヤ人
だけ。しかも、あとの2つは存在しない続編の予告編と言うつくりですが、いかにもブルックスで、宇宙船の形には思わず爆笑してました。
メル・ブルックスのコメディは「プロデューサーズ」「ヤング・フランケンシュタイン」が傑作で、それから「ブレージング・サドル」などが並ぶのでしょうが、コテコテ・ベタベタ笑いの余り評価高くない作品のなかでも、この映画と「新サイコ」「スペース・ボール」はどうしようもなく好き。
定番のユダヤ人ネタが大テーマの一つ。こればっかりは欧米社会について知識を入れば入るほど、理解もできるけど毒も深く感じるようになります。それをしつこくしつこくやってるブルックス監督は本気ですごいと思う。
マデリーン・カーンは出番もそう多くはないけど、いつものような役をきっちりとこなしてます。やっぱり下半身で男の品定めをする下品な役も、彼女は「こういう地位はそういうもの」とばかりに決めてしまうのが素敵だ。「イエース、ノー、ノ、ノ、ノ、ノ、イエース、ノー!」の転がるような高くて美しい声は素晴らしい。
せっかくのグレゴリー・ハインズがタップをチラッとだけなのは残念。レビューとはいえ中世のシーンでは彼の出演は無理かな?