虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

浴衣追い込み

2006年07月13日 | 日記・雑記
 もう少しです。
 運針下手なので右肩が完全に固まってます。
 でも私何かつくるのが好きみたいではじめるとやめられません。
 映画の記事もちょっと舌足らずになっていますが、書いてしまわないと忘れるといけないのでアップしておきます。後日書き足すかもしれません。
 TBなどもさせていただきたいところは数々ですが、土曜か日曜、作業終了後にさせていただきたく思っております。
 がんばるぞ~

ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 (2005/アメリカ)

2006年07月13日 | 映画感想あ行
WALK THE LINE
監督: ジェームズ・マンゴールド
出演: ホアキン・フェニックス     ジョニーキャッシュ
リース・ウィザースプーン     ジューン・カーター
ジニファー・グッドウィン     ヴィヴィアン・ロベルト

 貧しい農家出身のカントリー歌手ジョニー・キャッシュの半生と、2度目の妻やはり歌手のジューン・カーターとの愛の物語。

 貧しい家庭出身・父との確執・歌手デビュー・うまくいかない結婚・子どもの頃からの憧れの女性歌手とのめぐり合い・ドラッグに溺れる・離婚・立ち直り・再婚。「Ray」でも同じような展開を見たような気がしますが、女性が主人公を支えるというのは同じように思えますがあちらのほうがドラマティックに思えました。この映画のほうが時間もずっと短いし、それに、私にはジョニー・キャッシュがそれほどお馴染みではなく、プレスリー、ジェリー・リー・ルイスが出てきてあの時代の歌手だったのか、と確認するような有様でした。その点が「Ray」との大きな差異になっているかもしれない。

 歌をすべて歌ってのけた主演二人は素晴らしい。

 世の中には感性が特に鋭く人間の感情のうねりを特に感じすぎてしまう人がいて、そういう人はともすると運命的にドラマティックな人生を歩んでしまうのだろう。
 それに響きあう魂というのも存在するのだろう。ジョニーはジューンを得て初めてその生を生きることを実感できるような、そんな二人だったのだろう。
 ジョニー・キャッシュのジューン・カーターに対する思いは真に切実なものだったろうが、そういう二人に関わってしまったジョニーのはじめの奥さんはとてもとても気の毒であったと思う。