虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

レインボーマンの対象視聴者は???

2006年07月31日 | エンタテインメント
『ラヴェンダーの咲く庭で』も見ましたし、他にも映画も見たり、『宝島』(スティーヴンソン)読んだりしていますが、本日はレインボーマン入手分をきっちり見直すのに時間を割きたいと思っております。

 見ることができたのは
 レインボーマン誕生1.2話、
 恋人らしき人ができていてその人が死ね死ね団に殺されてしまう「危機一発」、 通貨価値が大混乱、ひどいインフレ状態で人々に食料がいきわたらなくなる第21話 「電流人間(スパークマン)をやっつけろ!!」

 それぞれにでてくる敵キャラとか、技の数々よりも、やはり目を剥くのは設定。
 しょっぱな印パ戦争。そういえば、インドとパキスタンが分かれて、そのパキスタンがまたバングラデシュとパキスタンになったんだっけ。
 戦場を暢気に(としか思えない)放浪する18歳(にしては老けた)主人公。髪型が時代を語ります。
 はじめて見た「ヨガの眠り」にもパンチ喰らいました。言葉も出ません。終わってみると悲劇的なのに、ヨガの眠り状態のタケシを仏像だといって死ね死ね団をごまかすのは笑うというより腸がひっくり返りそうです。
 21話のにせ札インフレ状態はいかにも戦中戦後の記憶も生々しい、というのを感じさせます。
 また出典を度忘れしてしまったのだが、第2次大戦後は日本人に対する怒りがアジアでは渦巻いていて、終戦後しばらく経って留学のために船でフランスへ向かうときにも、日本人はアジアで上陸することができなかったというのを読んだことがあります。もう少し戦後史を学習して見てみたい!と思わせるのでした。というわけで、世界史年表片手に2回ほど見ました。今日で締めて明日あたりは何か書いて見ようと思います。

 う~ん、しかし本当に子供向けだったのでしょうか????