虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ヨーロッパ文化と日本文化(ルイス・フロイス著)

2004年09月21日 | 
16世紀、イエズス会宣教師ルイス・フロイスは35年間日本で布教し、長崎で生涯を終えた。その間日本の社会を観察し、ヨーロッパと比較・対照して記録。

日本とヨーロッパの人々の間の相互の混乱を避ける為に、著されたとあります。
今の日本の風俗とはまったく違ったものもあり、変わってないのもありですが、変わってないのは困ったものだ…と感じるのが男の人の行動に関することが多いのは、私の女としてのバイアスがかかった読み方なんでしょうか。

箇条書きになっていて、「日本はこうで、ヨーロッパはこう」という書き方に、解説がすぐそのあとに付されているのでわかりやすいことこの上なしです。長年いてもまだ残る誤解もわかって大変に面白いものです。薄い本なのですぐ読めます。

男の人の月代に関する記述は、はじめのほうに出てきますが、えらい痛そうで、何でこのちょんまげ風習が長い間残ったのか不思議です。
毛がない部分は、毛抜きで抜いてたんですね。剃るものではなかったようです。解説にある『慶長見聞集』の記事では「頭の毛をぬきつれば、かうべより黒血流れて物すさまじかりし也」身震いするほど痛そうです。

 当時は夫婦で歩くとき、日本では夫は後、妻が前とあります。解説ありません。「三歩下がって歩くべき」になったのはいつからなんでしょう?

映画館が遠い(立腹編)

2004年09月21日 | 日記・雑記
昨日やっと「ヴァン・ヘルシング」一緒に見に行こうと言うのが現れた。
喜んだのもつかの間、このところ職人仕事の手配をしていて、昨日は休日でも仕事していたので鍵の管理の為に、作業が終わるまで出かけられなかった。
そしたら、その待ち時間の間にそいつは酔っ払っちゃったのである。
酔っ払い連れて映画なんてとんでもない!
だいたい、そばにいるのが酔っ払いでは、もし倒れても役に立たないじゃない!

今週、なんとしても行ってやる!
めまいや貧血起こしたって、死にゃしないわ!入れ替えの監視に来たアルバイトに発見されるくらいよ。ぜ~ったい行く!
など、決意を固めた週末でした。