国際女性デー中央大会 オンライン開催
ジェンダー平等へ転換を
国際女性デーの8日、全国各地で平和やジェンダー平等の実現を目指し世界の女性と連帯しようとアピール行動や集会が開かれました。2021年国際女性デー中央大会は、「ひとりで悩まずつながろう!いのち・暮らし・雇用・営業を守れ!改憲NO」などのスローガンを掲げ、コロナ禍でオンラインで開催されました。
あいさつした柴田真佐子実行委員長(日本婦人団体連合会会長)は、コロナ感染は新自由主義の矛盾、ジェンダー差別の存在を浮き彫りにしたと指摘。ジェンダー視点でコロナ対策を求め、女性の権利を国際水準に引き上げようと訴えました。核兵器禁止条約の批准を求め、総選挙では「市民と野党の共闘で憲法を守り、ジェンダー平等の政治に転換させよう」と呼びかけました。
早稲田大学名誉教授・女性差別撤廃条約実現アクション共同代表の浅倉むつ子さんが「ジェンダー平等の実現を目指して―女性の権利を国際基準に」と題して講演。女性差別撤廃条約の実効性を強化する選択議定書について紹介し、日本女性の権利を国際基準に前進させ、ジェンダー平等社会の実現にむけて運動を強めていこうと語りました。
ギリシャ、ベトナム、ブラジルなど10カ国を超える海外の女性団体と国際婦人年連絡会の連帯メッセージを紹介。労働者やフリーランス、業者、農民など国内の取り組みを報告、交流しました。
日本共産党、立憲民主党、社民党、参院会派「沖縄の風」がメッセージを寄せました。
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