ウクライナ戦争に北朝鮮の志願兵を動員しようとしているという主張を強く否定した。記者団から西側でこのような疑惑が持ち上がっているという質問を受け、「それはまったくあり得ない話だと言いたい」と答えた。

2023-09-17 07:50:34 | 世界平和を実現するために
 

プーチン大統領、

ウクライナへの北朝鮮軍投入を強く否定…

「あり得ないこと」

登録:2023-09-16 01:45 修正:2023-09-16 07:09
 
ベラルーシ大統領との会談で明らかに 
「いかなる対北朝鮮制裁にも違反していない」
 
 
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が15日、ロシア南部のソチで首脳会談を行い、握手を交わしている/スプートニク・聯合ニュース

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との首脳会談後に持ち上がった対北朝鮮制裁違反やウクライナへの北朝鮮力の投入などの疑惑を強く否定した。

 プーチン大統領は15日、ロシア南部のソチでベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領との会談の際に行った記者会見で、「ロシアは北朝鮮に対する制裁には何も違反していない」と述べたと、「タス通信」が報じた。プーチン大統領は北朝鮮と良好な関係を発展させるとしながらも、このように語った。

 さらに「北朝鮮は我々の隣人であり、何としてでも良い隣人関係を樹立しなければならない」とし、「朝鮮半島に関していくつかおかしな点があるが、我々はこれについて公の場で話し合っており、何も違反はしておらず、(これからも)違反はしない」と強調した。そして「むろん、我々はロシアと北朝鮮の関係を発展させる機会を模索する」と付け加えた。

 プーチン大統領はまた、ロシアがウクライナ戦争に北朝鮮の志願兵を動員しようとしているという主張を強く否定した。記者団から西側でこのような疑惑が持ち上がっているという質問を受け、「それはまったくあり得ない話だと言いたい」と答えた。

 ルカシェンコ大統領に「先日、北朝鮮の指導者と会談したが、この地域情勢に関する議論がどのように進められたのかについて説明したい」とし、朝ロ首脳会談の結果をブリーフィングすると述べた。ルカシェンコ大統領はプーチン大統領に「ロシア、ベラルーシ、北朝鮮の3カ国が協力する案も考えられる」とし、3カ国の協力を提案した。

 一方、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、金正恩委員長のロシア訪問中にロシアと北朝鮮との間に軍事問題や他の分野に関する合意の署名はなかったと明らかにした。ペスコフ報道官は同日の会見で、金委員長のロシア訪問中に公式の合意署名の計画は何もなかったと強調した。

チョン・ウィギル先任記者//ハンギョレ新聞社(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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