どこ吹く風

旅のことを主に書く。

出発 2011年6月29日 (水)

2011年07月25日 17時17分02秒 |  チェルヴィーノ
 いよよアルプスのドライブ旅行へ出かけることになった。はじめは四川省を基点に九寨溝やチベットに近い雲南の梅里雪山まで足を延ばそうか、もしくはチョモランマの雄姿を見に行こうかと考えていた。しかしクラブのOB会がシャモニーへ行くと聞いたので久しぶりに先輩や後輩の顔が見たくなりアルプス行きとなった。
前にも書いたが、我が家には99歳の母がいて夫婦で長期間家を空けて遊びに行くには何か大義名分が要る。旅行のことをどう言い出そうかと考えていたところにOB会の計画を聞いたので飛びついた次第です。行きたい所よりも行けるところという事です。

 アルプス周辺でも行先に紆余曲折があったがともかく出発日となった。
まず7時25分のJALにて関空へ飛び9時20予定通り関空(KIX)に着いた。次にタイ航空でバンコクまで行くのだが、11時45分発なので乗り換え時間は2時間である。何か事故があるとアウトになる可能性もあるけど天候とJALを信じて2時間に賭けた。何事もなくスムーズ乗り継げた。

 タイ航空は5時間半掛かってスワンナプーム国際空港に着陸した、タイ時間の17時10分であった。ミラノ便は0時半なので待ち時間はたっぷり7時間以上もある。安売りチケットも中国・仁川、香港などの乗換地があるがどうも悪い選択をしたようだ。
上海乗り換えならもう少し便利がよかったのに申し込みが遅れてこの便になってしまった。少々ハンセイするも空港内でトムヤムクンにパッタイそれにドライカレーをシェアーして食べたうえにタイ式マッサージを45分500バーツで受けたのでさほど苦痛ではなかった。

 ミラノ便は35分遅れたものの到着が早朝なのでさして気にならない。飛び立って暫くすると飲み物のサービスがあったのでワインにした。先ほどの便でシンハ・ビールを2本も飲んだし、夜中からトイレに通うのも面倒なのでワインにした。
明け方にも朝食と飲み物がでたのでジュースにした。これから運転しなければならないので自重したのである。機内で白身魚、チキン、オムレツの3回の食事をとったけどオムレツが一番美味しかった。飲み物ではシンハ・ビールもいいけど帰りに飲んだクールボワゼールが香り喉越しが氷で冷やされたブランディーがすいすいと入っていった。あまりにもスムーズに飲めるのでお代わりまでした。さすがVSOPです。


 イタリア時間7時20分にミラノ・マルペンサ空港に着いた。那覇の家を出てから30時間かかったことになる。長い飛行機の旅でした。時差ボケについては昼間飛ぶ便よりも疲れが少ないような気がする。
ターミナル内にあるレンタカー(Hertz)の事務所へ行く。対応はこちらの要求が良くなかったのか愛想が無く良くない「20日も借りるのだから返す時間を2時間ほどサービスしないか。」と聞いたら”1日分の追加になる”と言う、たった2時間だから目を瞑ればいいのに。帰りの便が14時だったので最終日はゆっくりホテルを出たかったのでそのようなお願いをしたのだ。 
結局最終日はホテルが配慮してくれたコーヒーだけを飲んで早立ちとなった。ある読者の投稿サイトでレンタカーはイタリアが一番高いとの記述を読んだが確かにそのようだった。この次機会があればドイツ辺りにしてしよう。

 まあこのようなことはトラブルでも何でも無いので意気揚揚出発をした。