どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ゲンミ峠

2009年06月01日 10時08分06秒 | 旅への想い
チロルとドロミテに力を入れすぎたのかスイスへのルートが決まったら中弛み状態になってしまった。
今回外せないシャモニとサースフェーの予定日を除くとスイス観光は5日間しかない。実質的には中3日である、この限られた日で何処を見て廻るか。のんびりひと所で過ごすのもいいけど、あいにくそのような性分では無い。のんびりと言いつつ激しく移動することになる。


 さあ何処を見てまわるか。何処も彼処も見たい行きたい、検索したりガイドブックで地名を追うも、局部的なスケールが小さい、フルカ峠やマイリンゲンのアーレシュルフト渓谷にしても一点豪華主義のようでスケール感に乏しい。誰しもが行くような所はのこっていないのか、とページを捲っているとカンデルシュテーク (Kandersteg)という地名が目に入った。前回も調べた場所だ、次いでロイカバード(Leukerbad)、ゲンミ峠 ( Gemmipass)に移って読むうちに気が引かれてきた。

 特にゲンミ峠の写真、岩壁にへばり付いた道の風景は圧巻だ。ロープウェイから眺める価値はありそうだ。候補地に入れておこう。ロートホルンも登りたい、又アレッチ氷河も見たい。ということはベルナーオーバーランドのメインの地を外して周囲から眺めるルートにしようか。前回もそのように考えたこともあった、今回はそれが実行できるか。
スイスのメイン、アイガーやユングフラウそれにマッターホルンを見ないと腹を括ればできない事は無い。

 同行者がどのように考えるか、メインディッシュのシャモニだけで済ませるだろか。一応スイス旅行と銘打つのに、スイスが前菜風になっている。これがスイスだ~というのは何処にあるのか。ピリッとするような肉付けに味付けはできるか。

あの辺りはシャモニへもチューリッヒにも交通の便が良さそうなので、軸として考えてみよう。
ゲンミ峠、ロイカバードの地名がアタマに入っただけでも前進です。