どこ吹く風

旅のことを主に書く。

腹具合

2009年02月19日 10時07分18秒 | 元宵節 09年
 旅に出ると恒例といえるほど腹具合がおかしくなる。
今回もその兆候が夜中に出た。バイキングだからとムリしても突っこんだわけでも無い、胃腸が疲れるほど飲み食いした覚えも無い、それなのに強烈な下痢が始まった。座ると同時に大量の水便が一気にな流れ落ちた。朝までに何回か起きた。

 朝もバイキングなのでお粥を口にする、部屋に早めに帰ってまた座る。今日は注意しなければならないとポケットに適度に折り曲げたチリ紙を3回分用意した。これも旅の定番となっている、国によってはチリ紙は幅が細いのもあるので一巻持ってきたものを使う。
 墾丁国家公園でも早速お世話になった。嘉義行きの汽車に乗るため栃寮という駅まで送ってもらったが、その駅でも汽車の中でもとにかくトイレを確認してから落ち着いた。
キップをよく見ると3名とも車両が違う、栃寮は小さな駅なので乗降客が少なく3名纏めた席が確保できなかった。
  1人で座っているが気分が悪くスーツケースを抱くようにして目を瞑ってもたれかかり吐き気を抑えていた。周囲の客の事など気にする余裕も無かった。1時間もそういう状況で過ごし、多少気分が良くなったので3回目の車中でのトイレに行く。こういう場合は吐いたほうが気分が良くなるので、腹をペコペコ動かして胃の中のものを押し上げた。すると一気に大量の水が口から噴出した。オエ~ッオエ~ッと3回吐く、苦しさは感じずにラクになった。また便意を催すので座りなおす、これが同時に起ったら悲惨だった。

 トイレから出るときはもう爽快とまでは言わないまでもスッキリした。嘉義が近づいたので妻の車両に移動する。この頃になってようやく景色が目に入るようになった。
嘉義は思ったより小さな駅でホテルは近くにあるのでお巡りさんに道を聞いて歩いて行く。部屋に入り早速座るとプッと屁が出た、水なしの屁だけなのでヨカッタ~。これで下痢は一件落着だ、安心して屁がへれる、と嬉しさの余り妻に報告すると”屁るなー”だって。

 毎度の事ながら下痢はツライものです。今回の下痢はほぼ水だけ、吐いたのも水主体、そんなに水分を取ったかなー。パンツを汚さなかったのがせめてもの救いでした。西安や王家の谷での事を考えると今回はラクな出来事と言えるだろう。

負け惜しみながら、腸の老廃物が流れ出てスッキリしました。これも旅の効用です。

写真は本文とは無関係のリゾートホテルのベランダからの景色です。
あの辺りを代表する岩山だと思われる。