どこ吹く風

旅のことを主に書く。

台北の午後

2009年02月26日 10時11分26秒 | 元宵節 09年
 大阪へ帰る妹を台北駅前のバスターミナルで見送った。我々夫婦は明日早朝の便なので観光を続けることとなる。予定では明日の午後の便だったのにチャイナエアーラインの間引き運行の所為で、せっかくのもう一泊が無駄になった。6時半には空港へ着かねばならなくなった、その時間はMRTが動いていないだろうからバスターミナルに行くのムツカシイ。ホテルからバスターミナルまではあまりにも近いので早朝タクシーを予約しにくい。つまりバス利用が出来ない。観光は削られるし、空港までタクシーを利用せざるを得なくなり良いところ無しだ。

 ターミナル前に屯するタクシーの客引きが空港まで600元で行くと誘ってきた。早朝なら1000元と言う、頼みたかったが万が一のことを考えてホテルから頼んだ。すると200元高い1200元だった。
これら交通のことを考えると台北駅に近いホテルならバスを利用できるので少々高くてもペイできる。あくまでも早朝便で帰る場合の話だけど。

 鼎泰豊は三越でお土産を買い、それをホテルに置きに行くついでに寄ったのです。夜は士林夜市へ出かけるツモリだったので、時間つなぎに故宮博物院へ行くことにする。MRTで士林まで出てバスに乗り換える。バス賃は二人で30元なのに私の勘違いで50元硬貨を入れてしまった、シマッター。

 故宮での見物時間は1時間半しか無い、疲れも出てきているので足取りも重く広くて長い階段を上った。紅30番のバスなら正面玄関まで乗れ階段を上らずに済んだのに。入場料は160元/1人だった。
大幅な改装がなされ新築のように新しい、展示方法・順序が変わったようだ。疲れていたので順路を無視してエレベーターでまず3階まで上がる。たまたまそこは工芸品が展示されててあの白菜が目に付いた、ラフテーもある。これを見るだけで故宮にきた気がする。残りはフロクとしよう。(笑)
腰掛けて休みたいけどせっかくなので、と足を引き摺りたい気持ちで部屋を移動した。所々飛ばしながらの見学だったが途中で閉館時間となり係員に部屋から出された。この程度見ればいいだろうという気分になっていた。
電動車椅子の貸し出しは無いものだろうか、ラクして見れる。(笑)

 展示物が少なくなったような気がしたが、全館を廻っていないのでそのように感じたのだろう。故宮博物院は朝から来てゆっくり歩き、三希堂でお茶を飲んでの休息もとりながらのんびり見て廻るべきだろう。しかし何時来ても疲れる博物館だ。