どこ吹く風

旅のことを主に書く。

リマ観光

2006年04月18日 13時42分07秒 | マチュピチュ
 本日は3月28日の火曜日のはずだ、昨日のメモ日記を見ると2回目の27日と書かれているので今日は28日でマチガイ無い。
天野博物館の見学を終えてから昼食をとった。海辺のレストランで食事らしい食事は久しぶりだ。白身魚とかぼちゃ(若しかしてイモかもしれない。)大粒のトウモロコシに前菜と貝・エビのパエリア(ペルー風とのこと)で量が多いと思ったが全て腹の中に納まってしまった。
ビールを2杯頼む、9ソルなり、約3ドルというところ。

 海辺にあるレストランだが、海辺とはいえ数十メートルの高さにあるので南半球の太平洋に触れることは出来なかった。波が高くてサーファーには良い海岸だろう、近くに恋人が抱き合っている大きな像のある公園があり記念撮影した。
 ガウディ調のなが~い曲面を持ったベンチには色とりどりのタイルが張られて波を思わせ、恋人たちの心はずむ躍動感を現しているようだ。

 写真は人物がいないほうが良かったがこの写真しかないので載せる。
太平洋の荒波、フンボルト海流の冷たさをも気にせずに自分世界に没頭しているかのような二人、逞しい二人はその情熱で世の憂さ苦しみを乗り越えるであろう。

 次の黄金博物館へ行く前に、添乗員の計らいでスーパーに寄る。シェラトンホテルの付近は店も少ないし夜から出歩くのは良くないとからと買い物の時間を作ったようだ。ごくフツーのスーパーなので市民生活が垣間見れるので品物・価格を注意深く見た。
 その積もりでいたのだが、強烈に便意を催した。体内時計は未だウチナータイムなので本来ならトイレに坐っている頃なのだ。店内に万国共通のサインが無いかと探したが見当たらない。博物館まで我慢することにして店内をぶらついたがとてもその時間まで持ちそうに無い。お尻付近の筋肉が硬くなり始める、慌てて店内を見回して従業員用の通路を見つけたので、奥には従業員用のトイレがあるだろうと入りかけた。
 店員が何か言うがスペイン語は全くわからないので身振り手振りで伝えようとした、トイレのことだからすぐ通じた。

 ディレッチョと聞こえた、タガログ語にも方向を指す言葉として似た様な発音があった、指さす方へ行き、事なきを得た、と思ったら紙が無い。こういうこともあろうかとポケットティッシュを持ち歩いていたので、ホントに事無きを得た。

 そのスーパーでビールを買って黄金博物館へ行く、睡魔は時々襲ってくる。博物館の事はあまり記憶に無い。銃器の部屋へは寄らずに外へ出た。
外は選挙のポスターがいたるところで目に付く、大統領を初め議員選挙が近いのだ。関心も高いようだ、高いも低いも投票が義務付けられているので無関心で通すのはムツカシイのだろう。

 ペルー最初の夜は静かに暮れて行く。食事を済ませて買い置きのビールを平らげて早々に寝床に着く。道路を隔てた部屋向かいにある最高裁判所がライトアップされている、遠くの山の上まで明かりが点いている。
これは目が覚めたときの印象です、時計を見たら1時過ぎで身体はまだまだ順応していない。ムリに目を瞑り5時ごろまで寝る。
リマの夜景は美しかった。光が白熱灯の色なのが他所、特に日本と違う。暖かい色で街を包んでいた。