福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

国立国際美術館「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」

2019-12-02 | ■お祭り・イベント等
国立国際美術館にて開催中の展覧会、
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」に行ってきました。



展覧会のウリはタイトルにもあるように、世紀末ウイーンの人気画家クリムトの絵画。
ポスター中央には「エミーリエ・フレーゲの肖像」。
タイトルには他にもエゴン・シーレの名前もあるし、
世紀末ウィーンの絵画展かな?と思ってたのですが、ちょっと違いました。
そういうのを期待してた人は、ちょっととまどったかも。

東京や豊田市で開催されてたクリムト展はすごい人気やったみたいですが
それとはどうも感じが異なっているような。
クリムト展、面白い展示内容だったそうですが、残念ながら大阪には来ないらしい・・・
(近年、美術展の巡回が大阪を飛ばすケースが増えてる気がするんだけど気のせい??)

会場に入ってすぐの場所にあったのは、
女帝マリア・テレジアの肖像とその隣には息子であるヨーゼフ二世の肖像画。
二人が活躍したのは18世紀、
その頃から近代に至るまでの大都市ウィーンの歴史と芸術をたどる内容でした。
なので、絵画や彫刻などの美術作品だけでなく、
ウィーンの都市計画や建築、万博、各時代の調度品やファッション、生活用品など
多彩な展示内容でした。
以前行った「プーシキン美術館展-旅するフランス風景画-」と構成が似ているかな?
絵を時代ごと、もしくは作家ごとに陳列するだけでなく
その時代背景やそこに描かれた人々のライフスタイルなども併せて紹介してて
面白いのは面白いんだけど、視点が散漫になっているようにも感じました。

販売コーナーでびっくりしたのは、サンリオとクリムトのコラボ。
マイメロちゃんが何だか世紀末(聖飢魔II ではない)で、ちょっとおどろおどろしかった。
展示会場を出てすぐの販売コーナーは閉館まで営業していたのですが
美術館直営のミュージアムショップは早いうちに閉店してしまってて
見終わった後に立ち寄ることが出来なかったのが非常に残念です。
私が行ったのは金曜の夜だったのですが、
美術館の入場は19時30分まで受付可能なのに、ショップの終業は19時なんです。
美術館にも色々とご都合があるんでしょうけど、
ショップでの買い物も美術館に行く楽しみのひとつなので、何か悲しい。

日本・オーストリア外交樹立150周年記念 
ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道

場所:国立国際美術館
会期:2019年8月27日(火)―12月8日(日)

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