2021年も残すところ一日となり、その道のりを概観してみたい。前半は1月に兄、そして春には2人の友人の死という悲しい出来事が続いた。一方、合唱団の活動としてはコロナ禍に悩まされながらも、今年こそは演奏会を実施したいという強い気持ちをもって全員で取り組んだ。その結果、5月30日の混声合唱団「樹」第2回演奏会(創立10周年記念、横山直樹傘寿・指揮生活60周年記念)を無事に終えることが出来た。
個人的には、6、7月にはコロナワクチン接種を終え、引き続き例年恒例の各種健康診断も終えて、今のところは健康上の問題は特にないということで今年が終わりそうである。また、入院中の妻とは長期間面会が出来ずにいたが、6月からは月一でガラス越しの面会が可能になった。我々は外から窓越しでの面会であったが、毎回、コールアイリスの有志の方々も駆けつけてくれて、歌を歌い励ましてくれた。誠にありがたく感謝している。冬になり面会は室内となったが、病室には入れず病棟ロビーでの面会ではあるが、久しぶりに身近での面会が可能になった。しかし、面会者は2名限定ということなので、アイリス応援団の活動は無い(寂しい)。
12月26日、27日には高校・大学の卒業生との旧交を温め、27日、慶應義塾大学混声合唱団楽友会第70回定期演奏会を聞いた。更に29日は「どさんこクラシックス」札幌公演を聞いた。両演奏会共に素晴らしい演奏内容であり、2021聞き納めにふさわしいものであった。2022が良い年になることを期待したいものである。