goo blog サービス終了のお知らせ 

なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

サンタクロースっているんでしょうか?

2008年12月25日 | 読書
今朝…午前4時から起きてきた娘

気分上々で、学校に出掛けて行きました。

学校はクリスマスは関係ないようで…

今日が最終日です。

あぁ…また、サンタクロースについての、賑やかな論議がタイムリーに行なわれるに違いない。
昨年は、学校で「サンタクロースはお父さん説」を聞いてきて、しばらくモンモンとしてたなぁ…。

今年は、先手を打とう…と、このお話を用意しました。


「サンタクロースっているんでしょうか? 子どもの質問にこたえて 偕成社 800円+税」


1897年 ニューヨークのサン新聞に8歳の少女、バージニアから、一通の手紙が届きました。

「サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?」

この問いに、サン新聞の記者 フランシス・P・チャーチ氏が、社説で、とても愛情のこもった、あたたかな返事を送ります

このお話は、100年たった今でも。
クリスマスの時期になると、くり返し、世界中の人に愛読されています。

「サンタクロースがいるというのは、けっしてうそではありません。この世の中に、愛や人へのおもいやりや、まごころがあるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです。」

みえないけれど。はかることはできないけれど。たいせつなものは、たしかにあるのです

時を越えて。真実の言葉は。たくさんの人の心をうちます。


よし! 準備万端!と娘の帰りを待ち

張り切って出迎えたけれど・・・おや?おや?

クンの家ねぇ、サンタさんから手紙来たんだって! すごいよ~! 英語だったぁ~

昨年の疑惑は、お友達が持ってきた「サンタクロースからの外国語の手紙」で、どうやら払拭された御様子・・・


ま。そんなもんだ


ポンと机の上に置かれた本。娘が、この本に、本当に出会うのは、いつかな

コメント

だもんで静岡おでん

2008年12月22日 | 読書
以前。ビールのコマーシャルで「静岡(しぞーか)おでん」が流れていて・・・。

「え?黒はんぺんって、珍しいの???しぞーかおでんってなんぞや?」と驚いた・・・静岡県民のアタシ

その問いに答えてくれる本を見つけました。

だもんで静岡(しぞーか)おでん  新井由己 著  静岡新聞社 1000円+税」

静岡新聞社が出版なのね。さすがお膝元!!!

この本の著者の新井さん。1997年に、ふと思い立って←ここがスゴイなぁ・・・原付バイクで、日本中のおでんを食べ歩く旅を始める。

北海道から沖縄・・・途中、韓国と台湾に渡って、海外の「おでん事情」を調べた・・・というツワモノ
「田楽からおでんにつながる歴史の流れの縦糸と横糸をつなぐ!!!」って、なんだか面白いではないですか!
全国版は「とことんおでん紀行 凱風社」から、出版されているとのこと!
・・・探してみようっと

そんな「おでん道」を追求している新井さんが、静岡(しぞーか)おでんについて、いろいろ調べてくれています。

本を見て、静岡県民の私も、知らなかったコトがいっぱい!!!

だいたいが、「しぞーかおでん」の本拠地?は富士川から大井川の間の地域らしい。

我が家は、ちと西の方な為、どうやら純粋?な「しぞーかおでん」とは、違うようだ。

「黒はんぺん」が入るのと。
おでんに「だし粉」と「青海苔」を振って食べるのは、おんなじ。

でも。その「黒はんぺん」も「イワシ」原料か「サバ」原料か・・・違いがあるそうな。

「牛スジ」が入る「肉ダシ」ベースなので。振り掛けるのは、だし粉が相性いいらしい。・・・ちなみに我が家は骨付きチキンと昆布ダシだった・・・

「だし粉」って、わかりますか?サバやイワシの削り粉なんですが、削り方がカンナで細かく削ってあるので、ふわっと軽いんです。

あと。本によると。
でっかい「ナルト」1本を半分にナナメに切ったくらいの「おでんダネ」があったり。

おでんにかける「ダシ粉」と「青海苔」の他に。
あわせ味噌の「味噌ダレ」をかけるのだそうな・・・我が家の周りでは味噌ダレは、あんまり見なかったような・・・

駄菓子屋におでんがあるのって・・・常識?だよね。
え・・・違うんですか

ちなみに、串にさして売ってますけど・・・。
食べた後、この串の本数と形でお会計するシステムで・・・。
そうですか。串も。他所では刺さってないですか・・・

駄菓子屋のおでんの「じゃがいもの半分が3個さしてあって、先にコンニャクが小さく付いているおでん」が好きだったのだけど。
この形も、わりと珍しいそうです。

と言っても、私の子どもの頃は。
本にあるみたいに、学校帰りに、お小遣いで駄菓子屋に行っておでんを食べる・・・と言うよりは。
夕方。駄菓子屋の店の中で。
おじさん達が、その店で買ったワンカップを飲みつつおでんをかじる・・・という風景の方がよく見た気がする。

ソロバン塾の帰りに。お父さんの迎えを待つ間。
駄菓子屋の中で、1本買ったおでんをかじりつつ・・・奥のテーブル席は、簡易居酒屋状態になっていて、近寄れなかった記憶が・・・

うーん。おでん・・・恐るべし!
奥が深いです

「しぞーかおでん」を極めたい方。是非、ご参考にされてはいかがでしょう
コメント

庭仕事の愉しみ

2008年12月09日 | 読書
大学の頃。選択でとれる「第二外国語」という授業があった。

私は、短大から大学の3年に編入したので、「卒業必修単位」の英語をとらなくてはならず、他の単位も切迫した状態だったので、迷うことなく「パス!」したのだが・・・。

友達が「やっぱ、ドイツ語よね」と、ドイツ語を申し込んでいた。

しばらくして、彼女が言った。

「ゲーテやヘルマン・ヘッセの詩がいいのよ 声に出して読んで御覧なさいよ。韻がステキなの。うっとりしちゃう

「・・・

ゴメンナサイ。英語すら・・・。中学から10年もの月日を学んできたハズなのに。
「This is a pen.」から、一歩もすすんでいない私でございます

そんな彼女だって。はじめは、まったくドイツ語なんて知らなかったのに。
今や、仕事中の内緒話はドイツ語で話している・・・という

うーん。憧れって、大事

そんな事もあって、ドイツ方面にはとんと御無沙汰だったのですが。
図書館の棚で、私でも読めそうな、日本語訳された、ヘルマン・ヘッセの本があったので。
ふと、手にとってみました。

「 庭仕事の愉しみ  ヘルマン・ヘッセ著 V・ミヒャエルス編 岡田朝雄 訳  草思社 1900円+税 」

ヘルマン・ヘッセの著名な本といえば、「車輪の下」ですが。

この本では、彼が庭仕事をしながら思索した事が、言葉の洪水のような美しい形容で描かれています。

結婚して、意気揚々とこしらえた庭。
転居の為、庭を去る時の悲しみ。
風で倒れた木への想い。
新たな家での庭作り。
眺めのいい庭の片隅に這いつくばり、草を取り。
苗を植え。木を育て。焚き火をし。思索します。

ハタから見れば、ご隠居が、趣味の家庭菜園をしているようにも見え。
痛烈に批判された事もあったようですが。

出会いや別れ、第一次世界大戦後の反戦活動への誹謗中傷の波にもまれながら。
彼は言葉の糸を紡ぎます。
この時代。ナチスの台頭するドイツで、反戦について言及していく、ハラのくくり方がスゴイなぁ・・・。

「土と植物を相手にする仕事は、瞑想するのと同じように、魂を解放させてくれるのです。」

彼は、木々の声を聞き、花の移ろいを眺め、「生きる」という事を考えます。
そして「死」は、もとある場所に戻っていく・・・という事。解放である・・・といいます。
・・・どっかで聞いた話だな・・・と思ったら、般若心経が近い事を言ってる気がする・・・

保養の為に描いたという植物の絵や。
友への書簡。
書きかけの童話など。

ヘルマン・ヘッセ・・・が、「カタカナ名のドイツの有名人」という印象から。
ぐっと身近に感じられた1冊でした。

それにしても。たった一つの路傍の花を現すのに。
彼は、とても美しい言葉を連ねていきます。

ドイツ語は、皆目わかりませんが・・・。きっと。彼女が言うみたいに、ステキなんでしょうね。

それにしても。これだけの形容詞を、輝く言葉として、翻訳された訳者さん・・・って、スゴイなぁ・・・と。
しみじみ感じてしまいました。
コメント (6)

西の魔女が死んだ

2008年12月08日 | 読書
7月に「西の魔女が死んだ」を観に行きました。
映画館に一人で行って、映画を観たのは、何年ぶりだったのかなぁ?

一人・・・でなくても。
娘が産まれてから、子ども映画は観たけれど・・・
自分の趣味の映画を観たのは、妊婦さんだった時に観た「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」が最後だった気がする

映画は原作を忠実に再現した形で。
一人だったから、のんびり泣けて。映画の後も、感想を急ぐ事なく。余韻を抱きつつフワフワ歩き。
人ごみが、妙に優しく思えるような・・・そんな映画でした。

いつかは、娘と観たいな・・・。4年生くらいになったら、本を買ってあげようかな・・・と思っていたら。

この度、文庫本になっていました。

「西の魔女が死んだ 梨木香歩 新潮文庫 400円」

ハードブックで買うつもりでしたが。「渡りの一日」という。まいの「その後」のお話が収録されていて、気になって、思わず買ってしまいました。

映画を観た時には、まいの気持ちについていく事や、おばあちゃんの暮らしぶりに目も心も奪われていたのですが。

活字を一つずつ追っていくと、また、新たな思いが生まれます。


映画を観終わった後、いくつかの映画評論を読んだのですが。

その中に、女性の評論家さんが、「いい映画だった。でも、私は、このおばあちゃんのようには生きれない。今の社会とは、かけ離れすぎている」との意見があり。

ちょっとビックリしましたが。

この続編まで読んでみて。なるほど、さまざまな「女性の生き方」についても、語っているんだな・・・と、改めて気づきました。

続編の中では、まいが転校先で親しくなったショウコ(一匹狼的な、ちょっと変った子だけど。人の美点をそのまま受け入れる事ができる子)。その母親(元婦人警官で、今は専業主婦?家庭を大切にするタイプ)。まいのママ(仕事に熱心だけど、家事・育児は疎い)。そして、まい達が憧れる鮮やかな女性あや(ダンプの運転手。やりたいことはやるのと言う)。それぞれの生き方が描かれています。

その「生き方」が、「いい」とか「悪い」ではなく。

やっぱり、本編の魔女修行のように。

「自分のことは、自分で決める」結果の「生き方」になっているのか?

サシバの渡りのように。
「魂」が、たえず向かう先を、見つめて生きているか?

そんな問いかけが、含まれているように思いました。
コメント (2)

いつから、中年?

2008年12月02日 | 読書
流行語大賞が「アラフォー」だったから・・・ではないんですけど

題名に惹かれて、読んでみました。


「 いつから、中年? 酒井順子 著 講談社 1500円+税 」


酒井さんは1966年生まれ。「負け犬の遠吠え」で、一世を風靡した(言い回しが古い?)方ですが。

彼女も、しっかり「アラフォー」世代なんですね。

ちなみに、「アラフォー」って、35歳から45歳の間の女性層の事を言うんですね。
たまたま聞いていたラジオで、37歳の方が、「R35と言って欲しい。40じゃない」なんて投稿してました

酒井順子さんといえば・・・。
仕事をキッチリこなし、流行り物はおさえ、結婚や出産は「はいはい。結婚も出産もしてない私は負け犬ですよ」と言いながらも、「で?それが、何か?」と。

今まで、「女は結婚したら、家で子育て」時代から、「仕事もライフスタイルも選べる」時代へ・・・と教育されたのが、この世代(私もですが

バブル期に青春を過ごしてますから、確かに、比較的地味な私でも、今ドキの若者より遊んでる・・・と思う

選択していける自由さや、それに伴う不安や、男女間の意識のズレや。
「平等教育」を受けてきたわりに、まだ、古い固定観念にも縛られる。
そんな世代の、よもやま話が63編、綴られています。

毒舌まじりの酒井節。ところどころ、「それは違うんじゃない?」と、突っ込みを入れたくなるご意見もありますが。
この、「自分の意見を言い切る」所は、酒井節の魅力の一つです。

ホリエモンとか、安部総理とか。週間現代の人気連載をまとめた本だったので、折々の時事ネタがあるのですが。
まだ、そんなに前の話じゃないのに、「そんな事も、あったわね」と思ってしまう自分がいて・・・。
やっぱり、情報が多い世の中。時間の感覚が、ちょっと狂ってきているのかな

本の中で。
意外にも。酒井さんも、「キレイでいつづけなくっちゃ」「流行モノくらい押さえとかなくっちゃ」という、「いつまでも若く」「年をとるのは罪悪」的なイメージには、「いつまでガンバりゃいいのさ」と辟易している感もある。

そうは言っても、旅行に行く時も。やっぱり、登山シューズじゃなくって、もう少し、ヒールのある靴で頑張ろう・・・とは思っているご様子ですけど。

ラジオで、小泉今日子さんも言ってたな。

「キラキラ輝いてるアラフォー・・・みたいな言われ方には抵抗あるな。疲れた顔しちゃ、いけない・・みたいな。それよりも、酸いも甘いも、いろんな経験を積んだナイス・ミドルって言われたいなぁ。」

そうだなぁ・・・。

年を重ねるって、悪いことじゃない・・・と思う。
いろんな年の積み重ね方があるけれど。
その人なりの歩幅で、輝いていけたらいいな

さて。「いつから、中年?」って訪ねられたら。
なんて答えようかな


コメント (4)

暖炉の火のそばで・コーギビルの村まつり

2008年11月21日 | 読書
あちこちから雪の便りも届き、冬がやってきましたね!

こんな日は…暖炉…という訳にはいきませんが、ストーブに火を入れて。
お鍋をストーブの上に置いて・・・。
本を読むにはいい季節になりました。

ちなみに。しっかり日本人の我が家。
石油ストーブの上で煮えてるのは「おでん」です

今日の本は…。

「ターシャ・テューダー手作りの世界 暖炉の火のそばで マーティン&ブラウン メディアファクトリー 3495円+税」
と。ターシャさんの絵本。

「コーギビルの村まつり ターシャ・テューダー絵・文 食野雅子 訳 メディアファクトリー 1600円+税」

ターシャさんの暮らしぶりと…。
こまやかに。ていねいに描かれた、優しい世界が広がります。

「暖炉の火のそばで」は、親しい友人のカメラマンと園芸家の方が、ターシャさんの生活ぶりを撮影して紹介しています。

1830年代の暮らしぶりが好きで。
たくさんの花やハーブを育て。動物を飼い。糸を染め。布を織り。蝋燭をつくり。
人形を作り。子どもや孫達と劇をして遊んだり。
友達と籠を編んだり。バラの事を心配したり。

一時も。休みことなく働きます。

絵本画家として、著名な彼女ですが。
自分の事は、「主婦」と言います。

自分の思った通りの生活をするための労力は惜しみません。
「絵」の素晴らしさは、いうまでもないのですが。
前に向かっていく強さ・・・が、すごいなぁ・・・。

「生活」を大切にしていく姿を見ていると。

大好きだった。働き者の祖母を思い出します。


たくさんの作品の中で。
代表作といえるのが、この「コーギビルの村まつり」なのかな?

ご自身が大好きで、飼っているコーギ犬と。ウサギとネコと。それから、ボガートという妖精が登場します。
ボガートは、息子さんが、小さな時に好きだったトロルだそうです。
アメリカの。昔の暮らしぶりを彷彿させる風景と。
ていねいに描かれた、優しい絵に和みます。

よく見て、じっくり描かれているので、安心感があるのかな


ターシャさんは、今年の6月に、子どもさん達や友人達に囲まれて、旅立たれました。
とても、穏やかな最後を迎えられたとの事でした。

同じ頃、義母を亡くし。ターシャさんの訃報が続いた時には。
なんだか、大きな物を、立て続けに、失ってしまったように思いましたが。

まっすぐに生きてきた方々の逝き方に。
今は、潔さを感じています。

まずは。目の前の一つ一つを。ていねいに。
向き合えるようになるといいな。

暖かい飲み物とご一緒に、いかがでしょう
コメント

もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ

2008年11月06日 | 読書
カエルの鳴き声CDネタで、菊川近郊を沸かせてくれたひぐらし師匠が・・・。
御子息の修学旅行ネタ記事で、御自身の修学旅行の記憶がない事を嘆いていらっしゃいましたので・・・。

こんな本を見つけてみました

「もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ  北尾トロ 著 ・ 中川カンゴロー 写真 小学館 1300円+税」

修学旅行の記憶が鮮明に残っているのは何歳くらいまでだろうか。25歳はまだ大丈夫だろう・・・中略・・・30代後半ではもう断片的だ・・・まして30年もたてば・・・登録抹消に近い

おじさま3人組が、ふたたび、修学旅行のメッカに旅立った

京都・奈良・小豆島・琴平・岡山・倉敷・宮島・広島・長崎・平戸・熊本・阿蘇・別府・宮崎・鹿児島・日光・松島・山寺・会津若松・平泉・花巻・角館・男鹿・八郎潟・十和田湖・函館・洞爺湖・昭和新山・札幌・網走・屈斜路湖・摩周湖・阿寒湖・釧路湿原・伊勢・鳥羽・二見・志摩・金沢・輪島・東京・鎌倉・箱根・秋芳洞・萩・津和野・飛鳥・斑鳩・南禅寺・哲学の道・銀閣寺・大原・釜山・慶州・扶余・ソウル

こんだけいっときゃ、みんな、どっかは行ってる?

意外にも。修学旅行で行った時の記憶は定かではないけれど。

年を重ねて行ってみると、若かりし頃には見えなかった「侘びさび」や歴史のつながりが、ぐっときたり・・・しちゃうようである。

大人ならではの「寄り道」も捨てがたい
このおじさま方は、酒処より甘味処派か?
・・・書けなかったネタも、ありそうねぇ・・・

私の中学は飛鳥・奈良・京都・・・だったか。
高校は3コースあって、グループで選べたのだけど。私は広島・宮島・京都に行った覚えがある。

確かに。仏像の良し悪しや好き嫌いなんて、中学生には、厳しかろう
集団で行く旅の時は、なかなか、自分の思うとおりにはジックリ見れないし。
なんてったって。「みんなで行く!」のが楽しいのだから。
「どこに」は、あまり重要でなかった気がする。

そうね。今。フツフツと思い出してきたのは。
広島で「お好み焼き」を食べて感動し・・・。
「こんな美味しいモノ。親にも食べささなくては」と、オタフクソースを箱買いし。
ものすごく重い荷物で帰ってきたら・・・。
ご近所のスーパーで売ってた・・・ちゃんちゃん

などと。どうでもいいコトばかりだ

もう。こうなったら。この本みたいに。

ゆっくり。じっくり。

改めて。修学旅行・・・しちゃってもいいのかもしれません
 
師匠!「お・と・なの修学旅行」いかがでしょう?
コメント (4)

鳥頭紀行 ジャングル編

2008年11月05日 | 読書
田口ランディさんの「できればムカつかずに生きたい」が、自分の内へ内へとの旅の本とするならば・・・。

このお方は、外へ!外へ!の大放出・・・といった感じだろうか

「どこへ行っても三歩で忘れる 鳥頭紀行 ジャングル編  西原理恵子+勝谷誠彦 著 角川文庫 590円+税」

1998年刊行された本・・・というので10年前か・・・。
この頃の西原さんも勝谷さんも若い!し、パワフル

酔った勢いで、「アマゾンに行って、でっけえ魚を釣って、棍棒でぶん殴ったら楽しかろうな~!」と言ってしまった西原さん。

その企画が通ってしまい、カメラマンの勝谷氏、担当のハセぴょん、昆虫アドバイザーの西田さん。そして、この旅の後、西原さんと結婚する鴨志田穣さんは、一路、アマゾンへ

全員が、まったくの「無計画」で「無類の酒好き」
日々、飲んだくれ、悪態をつきながらの「珍道中」の漫画+エッセイです。

もう。人間の煩悩を、一切、セーブせず

「勝ちか負けでいうと、どっちや!」という価値観ですべてを仕切る西原さん。

「負けるのが嫌い」なので、突っ走る

西原さんの本は、結構、たくさん読んでいる・・・というのも、私が行く図書館の一棚に並んでいるので、その後の10年間の物も何冊か読んだのですが。

「負けたら負けた」で、モンモンと恨みつらみ・・・を漫画に「昇華」させていくパワーがすごい

悪態も。ここまでつけたら、振り切ってしまって、気分がいいもんです。

・・・とは言っても。その悪態の裏側に「やさしさ」とか「情」とか。
本人達が「けっ!」と言いながらも、しっかり感じられるから、いやな気分にならない悪態なんでしょうね。

さて。結果的には、なんとか同行者が魚を釣ったものの。
「自分が釣れなきゃヤダ!」と。
カーニバルを断念させて、釣りをして・・・。
ようやく釣り上げ、納得

その後、この旅で知り合った鴨志田さんと結婚するのですが。
かもさんは戦場カメラマンの時の余波で、ヤク中だったのが、アル中に改善?したものの。
その後の結婚生活でも、各地を放浪・・・子どもをもうけるも、アル中が抜け切らず離婚。
アル中の治療をし、また西原さんと事実婚になった・・・と思ったら、すい臓ガンになり。
西原さんはカモさんを看護し、看取ります。

戦う人は、壮絶な人生も。戦っていけるんだな。

「勝ち負け」で言ったら・・・ずいぶん傷ついただろうけど・・・「勝った」んだろうな。

「負」の感情は、どちらかといえば「悪い」ように思えてしまうのだけど。
「勝った」「負けた」に始終しちゃうのは、大変だと思うのだけど。

「前を向き、突き進む」「逃げない」事で、すごいパワーを生むんだな。

当然。漫画やエッセイは、デェフォルメされていて。
実生活すべてがこのようではないのでしょうが・・・。

フフフ・・・と笑って。たまには外にドカンと行くのもいいもんだと思える1冊です。
コメント

できればムカつかずに生きたい

2008年11月04日 | 読書
「できれば ムカつかずに 生きたい」 田口ランディ著 晶文社 1400円+税

「そうだよね~」と手にとった一冊です


田口ランディさんの本は「題名」がいいですね。ぱっと目につきます。
これは、やっぱり「広告」に関するお仕事をされていたからなんでしょうかねぇ。

14歳の頃から、自分って上手く生きられないなぁ・・・と思ってた。
感情に押し流されずに生きたい。頑張って自分を出そうとすると、周囲から叩かれ自信をなくし。
「自分なんてたいしたもんじゃない」と思おうとしたら、今度は、さみしくてたまらなくなった。

・・・そんなランディさんが、「できればムカつかずに生きたい」というテーマの回りを。自分の家族の事。サリン事件や5000万円恐喝などの事件の事。いじめの事。アイヌのシャーマンの事や屋久島での不思議な事・・・いろいろ語りながら、ランディさんなりの「落としどころ」を見つけていくエッセイです。


だいたい。この本の題名に、ぐらっときてしまう辺りが。
日々、やっぱり、ムカついて生きてるんでしょうか?・・・

私は、意外にも、他者を「嫌い」とか、「ムカつく」とか、その場で思う事は、めったにないし。

あばれはっちゃく(ダンナ)の家系が、「瞬間湯沸かし器」のような方々の集まりなので、嫁の私は、かなり「温和で寛容」的地位?にいるらしいのですが。

ペースにのっかれず。後で、「もしかして、私って、あの時は怒った方が良かったかも」・・・とモンモンとする事があります。

おおむねは・・・忘れてしまうんですけどね

ムカムカも、モンモンも、身体にいい事ではないですね。
できれば、どちらも、はやめに「流して」しまいたい


本の中で、ランディさんが「呼吸」について書かれています。

オギャーと生まれてから、死ぬまで、人は「呼吸」をし続けるわけですが。
自分の身体の事なのに、この「呼吸」が、ままならない

「呼吸」なんて「あたりまえ」の事なのに、いざ、意識しようと思うと、なかなかコントロールできないんですね。

これは、ヨガの時にも思うんですけど。
「吐く」という事が、意識すると、難しいんだな。これが
身体を動かしながらだと、壊れたマリオネットみたいになっちゃって、もっとややこしい

でも。意識しなくても、「あたりまえ」に、自然にできちゃってる「呼吸」だけど。
意識するだけで、ずいぶんと、違った感覚が生まれてくるから、すごいな。

人間、生きてるってすごいよ。私ってすごい。なんて


ランディさんは、夢の啓示?で、「受け止めればいい。そして、放せばいい。」という事を聞き。

「呼吸」と一緒。よしなごとを「受け止め」。受け止めても「放す」事ができれば、自分は揺るがない・・・と考えた。

「吐く」のが難しいのと一緒。「放す」のは難しいのだけど・・・ね。
それも鍛錬か?

でも、「受け止めて流す」を、イメージするだけで、ずいぶん「楽」かなぁ・・・

そんな事を考えてしまう1冊でした
コメント (6)

血液をサラサラにして健康になる!

2008年10月06日 | 読書
早々に。バナナダイエットに見切りをつけたあばれはっちゃく(ダンナ)

やっぱり運動だよ…と自転車で出かけました

昼…。

「今、東栄町!お蕎麦と五平餅食べて帰るね~!」

って…写メ。

あーた。行き過ぎでしょ

あばれはっちゃくの数多い趣味のうちの一つ。自転車。
ブルベ・・・というマイナー(世界的にはメジャー?らしい)な競技に時々参加している。
これは、規定時間内に、100キロとか!200キロとか!400キロとか!
地図みて自転車で走る競技で。
1000キロまで走れたら、フランスの大会にでられるらしい。

・・・が。そこまで行く気力と体力とお金がないあばれはっちゃく

ちょっと走りに・・・というと、こういうコトになる

ダイエットになるのか??? 激しい運動の方が、リスクが高いんじゃないの?


「血液をサラサラにして健康になる!」 山田信博 川島容子 共著 高橋書店 1100円+税

 何冊か読んだダイエット本の中で、一番、続けられそうな本の御紹介。

筑波大学臨床医学系内科教授の山田さんと、管理栄養士の川島さんが書かれた本で。
他にも。「専門医が治す!」シリーズで、腰痛や糖尿病、高脂血症などもあります

まず。 

簡単なクイズに答えて、自分のリスクをチェック!

その後。どろどろ血がまねくおそろしい病気の数々の紹介

で、ドキッとしたら。血液をサラサラにするポイントを解説してもらい。

食材毎に、簡単調理法を紹介!

後半は、食べ方の工夫や。ゆっくしの運動や生活の工夫で、サラサラ血を目指す!というモノ。

2週間で改善できる方法もイラスト入りで載ってます。

自分の生活を振り返り・・・確かに、こりゃ、身体に悪いな・・・と反省

食生活では、青い魚や、きのこ、海藻類など。
そう言われれば、魚より肉の方が多いし・・・。
野菜も食べてるようで、意外に少ないのかも・・・。

タマネギは切って15分以上おくほうが、さらさら血になる成分が安定する!とかのマメ知識や苦手な人向けへの調理法も載ってます。

ゆるーい効果的な運動は。足の裏のつぼ押し・マッサージから始まって。腹式呼吸。末端からのマッサージ。ストレッチ。・・・あれれ?ヨガでやってることばっかりじゃないですか

ちょっと頑張って、ダンベルとウォーキング。
ゴキブリ体操もどき・・・横になって、手・足をあげてブルブル・・・も載ってました

後は。朝・寝る前の1杯の水でしょうか・・・。

海草は。ここの所、寝る前にお水に昆布を入れておいて。
朝のお味噌汁のダシをとった後の昆布を。
煮物に入れたり、佃煮にしたり・・・で、もう一品

お肉・魚・大豆・・・迷ったら、大豆か魚をチョイス。肉は鶏。

・・・このくらいなら出来るかな?と続けて1週間。お味噌汁が美味しい美味しい

・・・あ!・・・食べすぎも注意だわね

男の人の方が、高脂血症や痛風になりやすいそうですし。女性も閉経すると、とたんに代謝が悪くなるそうですし・・・。

もう。ぼちぼち、頑張るしかありません

本は読んだ! 後は、続けられるかだなぁ~
コメント (4)