思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

母を見舞う

2013-02-14 19:27:16 | 日記
午後の時間はたいてい眠っていることが多い母。
弟から爪を切ってくれとのことで母の元へ。

2時過ぎに病院へ着いた。
介護病棟ではちょうどリハビリを兼ねた運動中?
物も握れず、動かすこともできない母に、介護士さんたちが
一所懸命声かけながら輪投げをさせていた。

私が来たことで切り上げ、母のベッドへ車いすのまま連れて行く。
座らせたまま、手の指の爪を切る。
鼻のてっぺんに引っ掻いたような傷があった。
この伸びた爪で傷つけたのだろう。

爪は切って下さらないのだろうか・・・。 
すごい伸びようで固く、力を入れないと切れない。
いつも手袋をしている右手の人差し指は、茶色に変色していて、
硬くて切れなかった。
何だか涙がポロポロ出そうで困った。

話したいだろうなあ。ただ見つめるだけ。
何か言いたいのでは?声にならない。
写真を見せたり、手足を擦ったりくらいしかできない。

つらいなあ…、かわいそうだなあ…。

教室へ戻り、保護者面談や仕事をしていると弟からの携帯メール。
「誰が爪を切ってくれた?」と聞いたら私の名前を言ったそうだ。
わかってたんだ。
時々、消え入りそうな声で発語することがあるそうな。

母さん、話したいよう・・・・・・・。







今日はバレンタインディ、昨日教室の女の子がプレゼントしてくれた
チョコです。ありがとう。