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えぬ日和

日々雑記。第二、第四土曜更新を守っているつもり。コラムを書き散らしています。

【進捗:皇帝の意志を継いでゆけ~風来リベサガ伝記7~】

2025年04月12日 | ゲーム
*長らく途切れており大変申し訳ございませんでした。

八代目となる武装商船団のマハン皇帝の冒険はまだまだ続きます。
伝承法の驚愕の事実は次の世代に放り投げ、貴重なおたからが眠るとされる雪の遺跡へ赴くことにしました。

それが誤った固定観念を植え付けることになるとはこの時は思っておりませんでした。

止むことなく降り続ける雪に埋もれかけた遺跡の中に入ると、エントランスのど真ん中に設置されている檻は壊されており、その周りを悠然と緑のドラゴンが闊歩しておりました。

どう考えても危険な場所なのは一目で分かりましたが、眠るおたからが「合成術」の可能性を鑑みてマハン皇帝は死地に飛び込みました。
術には二つの属性を兼ね備えた「合成術」が存在し、原作では一定の術レベルに達すると開発できましたが、本作では古文書なるアイテムを入手しなければ開発できなくなりました。
コスパの良い全体攻撃や敵の攻撃をシャットアウトする防御魔法など強力な効果が多く、原作では貴重品の消耗以外では使えなかった全体回復という掟破りまで存在するため、探索はより重要になりました。

少しずつ進んでマップを広げればよいとの甘い考えはわりとすぐに打ち砕かれました。
今まで頼っていた麻痺やスタンといった状態異常が効かない敵が多い上、状態異常の効く敵は足止めしないと高火力技でこちらを瀕死に追い込むような強敵ばかりで心が挫けかけましたが、思い切って逃走による強行突破を仕掛けて敵に追いかけられながら辿り着いた先には、巨大な赤い竜が宝箱を背に立っておりました。

今まではこうした敵の前にはセーブポイントと回復ポイントがありましたがそんなものはなく、代わりに近くの宝箱から仲間全員のBPを回復する貴重品「結界石」を複数入手したので迷わず使用し、マハン皇帝はおたからを守る竜に挑みました。

誰も死亡せずワンテイクで勝利できたのは運がかなり影響していたと思います。

オアイーブさんとの邂逅で、HPが0になってもライフポイントが減らない強力なアビリティ「不老不死」を手に入れ回復係のフリーメイジさんに装備させていたこと、スタンが効いたりパリィで弾き返して被害を減らせたことが幸いし、全員のBPが枯渇寸前で一人のライフポイントが残り1という総崩れ直前でなんとか撃破に成功しました。
目当てのおたからは「竜鱗の鎧」という見るからに強そうな鎧で、魔術書を期待していたマハン皇帝は拍子抜けしましたが、出口まで戻るのが面倒でしたのでファストトラベルで脱出しました。

外に出て確認すると「雪の遺跡の秘密」というイベントはまだ未達成でした。
つまりこの遺跡にはもっと奥があるということが判明してしまいました。

あの竜との激戦により主要メンバーのライフポイントは半減していたのでそれ以上の探索は次の世代に丸投げし、アホみたいな強さの敵と闇雲に戦うよりは素直に各地の問題を解決した方が良いと判断したマハン皇帝はまだ探索が進んでいない砂漠の町へ向かいました。

砂漠の町は六代目がワイリンガ湖への通過点として通り過ぎてしまって以来ですが、町の文化財である巨大な三つの塔にモンスターが住み着いてしまい、モンスターを放った七英雄のノエルを追った男たちは移動湖なる幻の町へと消えてそれっきり音沙汰がありません。

六代目が砂漠の道中で見かけたオアシスがそれと気づいたものの、六代目はその湖に入ることができませんでした。入ろうとすると陽炎のように揺らめき消えてしまうのです。
マハン皇帝も一応試してみましたが入ることはかなわず、まずは町からモンスターを追い払うことにしました。

雪の遺跡の竜のせいで敵の強さに対し疑心暗鬼に陥ってしまった一行の予想とは裏腹に、塔のモンスターの攻撃はやさしめで、こちらの攻撃も連携を使うことなく通り、塔を支配するボスたちも難なく倒すことが出来ました。
やたらビッグマウスな河馬人間が「皇帝が目の前に現れたら首を取ってノエル様へのおみやげにしてやる」となめた口を叩いていたのでマハン皇帝はお返しに物理的に河馬人間を叩きのめし、町にはかりそめとはいえ平和が訪れました。
一列に並んで足払いが効いてしまう方が悪いと思います

とはいえノエルをどうにかしなければまたモンスターが派遣されてくることは間違いがないので、マハン皇帝は移動湖の場所の情報を集め、なんとか幻の湖へ辿り着くことができました。

移動湖の水を飲むと不老不死になるという伝説は聞いていたものの、そこにとどまる人に尋ねたところ不老不死にはなるけれど移動湖から外に出たが最後ライフポイントが1になるというかなり具体的な説明を受け、水を飲むのはやめました。
目的は奥の遺跡に潜むノエルです。

適宜遺跡の宝箱を徴収していると、扉の前には久しぶりに見かけたセーブポイントと回復ポイントがありました。
この先にノエルがいることは間違いなさそうです。マハン皇帝は気合を入れて扉を開きました。

扉を開くと中ではターバンを巻いた浅黒い戦士がノエルとタイマンで戦っており、武器を弾かれて窮地に陥っておりました。
急いで割って入るとノエルは攻撃の手を止め、どこか機械的に丁寧な口調でこちらへ話しかけてきました。
ノエルはクジンシーやボクオーンと異なり外見は人の形を保っており、話も通じそうなのでマハン皇帝は事情を説明してモンスターを塔から去らせるよう説得することにしました。

案に相違してノエルはあっさりと皇帝の頼みを聞き入れ、モンスターを町から引き払うことを約束してくれました。
あの竜との大苦戦の記憶が新しく、主要メンバーが傷ついた現時点の突破は厳しいと考えていたマハン皇帝は胸を撫で下ろしたかもしれません。

話し合いを終えると、ノエルと戦っていたターバンの男はマハン皇帝の大胆な態度に感心して帝国への協力を申し出てくれました。砂漠を守るデザートガードの誕生です。
彼の申し出を受け、マハン皇帝は火山島に続いて砂漠地方を帝国の傘下に加えることに成功しました。

こうして「でっけえ国にしてやるぜ!」という就任の言葉に違わず勢力を大きく拡大したマハン皇帝は大冒険を恙なく終えて九代目皇帝を指名し、大満足の引退となりました。
なお、九代目にサイゴ族のパールナさんを指名した理由は歴史の謎となっております。

Q:ノエルは撃破カウントに入らないの?
A:対話で解決すれば撃破カウントは増えません。ある条件を満たさなければ七英雄で唯一、
  戦闘から逃げることができるので和解に持ち込むことができます。
  攻略上は一度戦ってノエルの技の見切りを取得してから和解に持ち込むのが得策ですが、
  この時はあの竜の影響で「見切りをひらめくまで戦ったら全滅する可能性が
  高い」と判断してやめました。