トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

DSPラジオキット[AKIT-6959]を製作

2014-11-13 15:06:26 | 電子工作

 
 暇が出来たので、買い貯めたKIT部品の中からDSPラジオを作ることにした。
最強版!DSPラジオキット
[AKIT-6959]の基板単体DSPラジオ基板 [P-6959]だと販売価格: 395円(税別)と安いので、ICのみ(DSPラジオ [DSP6959])入手すれば、手持ちの部品で組み立てられる。
SOPの半田付けは慣れて来たので、問題無く出来た。
今回は、ICリードを纏めてブリッジした状態で一体に半田付け後、吸い取り器で余分な半田を吸い取り、リード先端部を修正することで、ある程度綺麗に出来た。
バーアンテナも持っているが、前回の確認で470uHのラジアルインダクタでも差が殆ど無かったので、これを使用した。
FM受信用アンテナコネクタはF型を半田付けした。

この時にaitendoのはんだフラックス [FLX25]を使うと、コネクタ本体に簡単に半田付け出来た。

aitendo製に有りがちな(失礼!)パターンミスは無く、一発で動作した。
バンドの表示とHP上の表示が違っていて、受信周波数範囲が分からないので、
範囲周波数を
シグナルジェネレータで測定してみた。
バンド    カタログ値                 測定値
FM1     87-108MHz              88-107MHz
FM3     70-93MHz                70.9-91.9MHz
TV1     56.25-91.75MHz       58-90.1MHz
TV2    174.75-222.25MHz     測定器用意出来ず未確認
MW   522-1620kHz       570-1548kHz
SW2  3.2-4.1MHz        3.24-4.05MHz
SW3  4.7-5.6MHz        4.74-5.55MHz
SW4  5.7-6.4MHz        5.73-6.36MHz
SW5    6.8-7.6MHz        6.83-7.55MHz
SW6    9.2-10MHz         9.23-9.96MHz
SW7    11.4-12.2MHz      11.44-12.16MHz
SW8    13.5-14.3MHz       13.54-14.26MHz
SW9    15-15.9MHz        15.04-15.85MHz
SW10  17.4-17.9MHz        17.42-17.87MHz
SW11  18.9-19.7MHz        18.94-19.66MHz
SW12  21.4-21.9MHz               21.42-21.87MHz
カタログ値より高低共に少し狭くなっていた。
現物でも、受信周波数が一目で分かる様にラベルを貼りつけした。
動作は、しているのだが、音声出力アンプのゲインを設定するピン(K1,K2)を変えても変化無しである。


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3 コメント

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フラックス洗浄が必要ですね (クマノフ)
2014-11-18 15:44:36
このフラックスは昔ながらの板金用フラックスですので
はんだ付け後はフラックス洗浄(水洗い)が必要です。
そのままにしておくと湿気で腐食が始まり錆びると思います。
返信する
ゲインはリセット後反映では? (クマノフ)
2014-11-18 23:40:01
データシートを見るとゲインの抵抗はアナログ的なものではなく起動時にマイコンが読みこむようにも読めますのでリセットしないと反映されないのでは?
返信する
アドバイスありがとう (トラブルシューター)
2014-11-19 07:25:26
1.フラックスについて
確かに、そうですね。清浄しておきます。
2.ゲイン調整について
英語(中国語)が読めなくてわかりませんでした。
試してみます。
返信する

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