言っては悪いが、私が今まで製作したaitendo製アンプキットで、最初から正常に動作したのは無かった。
先日、メル友のおもちゃドクターから、aitendo製アンプキットで良いのが有ったという情報が有り、早速注文して、本日届いたので組立を行った。
★50%OFF祭り★ローノイズパワーアンプ [AKIT-326]販売価格: 375円(税別)
メル友からのアドバイスで、R4/R5がリストで4.7kΩ(KITの現品も)となっているが回路図とシルク表示は1K8(1.8kΩ)となっており、リストが正しい様なので、その通りに実装。
あとは、47uFの電解コンデンサを多用しているが、IC(TEA2025)のデーターシート上だと100uFが推奨になっているので、全て手持ち品に交換。あとは出力コンデンサに470uFを使用しているが、更に容量を大きくすると低音が伸びるというので、電源のコンデンサと共に1500uFに交換した。
組立・配線上の不具合は無かった。
早速、電源を入れて、入出力を接続すると、先に紹介した小型アンプと違いパワーが有るので、出力を上げても歪が少ない。
スピーカーには以前aitendoから購入したノートPC用?を接続した。(相手が3Pプラグなので写真の様に3Pジャックを基板裏面に直付けする)ボックスに入っているので案外、良い音がする。
3Vから動作するICだが、電源入力に逆接防止用なのかシリコンダイオードが入っているのでそのVf分上げないと歪が大きい。それでも出力は小さいので、実力を発揮するには6V以上をお勧めする。
心配された発振も見られず、問題無い。確かにLM386アンプ等と比べると、アナログの知識のある設計者がパターンを引いた様に感じられる。
私も、現役時代は20年近く、基板設計に携わっていたので、良くわかる。
他のアンプには無いTREBLE調整ボリュームが付いており12時(中点)の位置でフラットになる様だ。
発振器を接続して簡単に特性を見たが、20kHz手前から減衰してくる。
低い方は100Hzまではフラットだ。
入出力性をグラフ化してみた。
Min-Mid間の変化は少ないが、Mid-Max間は大きな変化をする。
電源電圧6Vの場合、電圧電圧までは綺麗なサイン波で、それ以上は上下対称で綺麗?にクリップする。









