トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

野良猫撃退・電子工作

2018-04-11 16:50:55 | 電子工作

 家には飼っている猫が一匹いるが、勝手にサッシを開けて外出?するので、夜間閉め忘れると、開いた戸の隙間から野良猫(目撃し追い回したこともある)が入り込み、テーブルに置いてあった食糧を食い散らかすということが複数回あったので、得意?な電子工作で撃退出来ないものかとアイデアをひねって製作してみた(効果については未確認なので自己満足だが)。
手持ちの電池式人感センサーライトの点灯信号を取り出して、犬の鳴き声の入ったaitendoのメロディキット[K-ZK12HLD]を起動するというものだ。単体のICを使えば安価に出来るが、今回は手抜きである。
LEDは電源+から制限抵抗でアノードに、カソードは制御トランジスタのコレクタに接続されているので、電源(単三×3本)の+とコレクターから配線を出す。ICは3~4.5Vで動作するので問題無い。

十二支の鳴き声が出せる内、犬だけで良いのだが、3×4マトリクスで、単純にL/Hで制御出来ないので、犬のタクトスイッチ部をスライドスイッチで短絡させておき、電源の入り切りで動作させることにした。

このICはワンショットで1フレーズ流れるので、ライトが点灯している時間(調整は無し)より短い時間で終わってしまうが我慢しよう。


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電動シザースリフト用充電器修理

2018-04-11 11:20:08 | 設備修理

 知り合いの修理屋さんから充電器の修理依頼があった。
2016/9に修理したものと同じだった。
ALMが点灯し出力が出ないという症状である。

前回は腐食がひどく、多くの部品を交換した結果、動作したが、今回のは、それほどでは無かった。
カバーを外すと装置下側の基板に土の付着と錆びが見られる。(防水構造で無いので)
今回は簡単に原因が判明し動作した。
一次側のスイッチング用P-MOS-N-FET(2SK2837)を2個、プッシュプルで使われている様で、外してトランジスターチェッカーで確認すると、1個が不良になっていた。
水没中に電源を入れたことでリークして壊れたことが考えられる。

前回と同じく手持ちの同等品2SK2372に2個共交換すると動作した。半田の腐食しているランドも全て修正した。
FETはaitendoのWFW20N50も使えそうだ。
無負荷では30V位で、手持ちのバッテリー(6V×4個シリーズ接続)を負荷に接続してみたが、定格の15A近く流れ、問題無く充電している様だ。異常な発熱も無い。出力のON/OFFはカバー裏のパワーリレーで制御している。
バッテリー接続用コネクタ(赤/黒線)の他に、白/黒線(先端はギボシ)が出ているが無電圧のブレーク接点で、正常時はオープンとなっている。
電源は充電用の高電流回路と制御用の2系統ある様だ。(充電部が動作しなくても、ALM等の表示は出るので)

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