YAMAHA CA-1000Ⅱで聴いていると、時々クリック音の入る時がある。
状況を確認すると、蛍光灯のON/OFFと同期している。
更に詳しく調べると、全ての蛍光灯が出るわけでは無く、特に雑音発生の大きいのは2ヶ所だけで、そのタイプはグローランプ点灯式(安定器内蔵)で、電球タイプ蛍光灯やLEDランプは皆無だった。
グローランプが悪さをしてるかも、と電子式に交換しても大して変わらず。それというのも、ONする時よりOFFする時の雑音が極端に大きいからだ。この雑音もOFFするタイミングにより変わる。多分、正弦波の位相で、一番電圧の高いところで発生しているのかも知れない。
試しに、バリスタ、コンデンサを線間に入れて見たが変わらず。
オシロで線間をモニターしても、見える様なサージは検出されなかった。
CA-1000Ⅱは、以前アマチュア無線でもアンプアイが発生していたもので、回路的なのか外部雑音に弱い様だ。ボリュームを0にしても、少しは聞こえるので、パワーアンプ部にも直接入り込んでいる様だ。
これ以上の調査・改善は望めないので、発生側を変更するしか無い様だ。
【続編】
そういえば、超音波洗浄機修理用としてインバータ式蛍光灯用のハーフブリッジドライバIC(IR2155)を秋月から入手(200円)してあったことを思い出した。
構成回路はトラ技2013/1号のP154/155に載っている。
外付け部品は寄せ集めで作れそうなので、時間の空いた時に挑戦してみよう。
但し、直接AC100V回路に入るので、自己責任で行う必要がある。