以前のブログでFMアンテナ設置は紹介したが、ブースター収納と分配が進まなくて、受信出来ない状況だった。
久々に土日行事が無かったので、いろんな工作や修理に着手した。
ブースターは、以前アナログTV/FMに使用していたもので、カバーを壊してしまったので100円のタッパーに入れることで加工した。穴開けしてM3のねじ3本で固定する。
当初は分配器もタッパーに入れることで考えていたが同軸線が収まらないので外付けとした。なので雨の当たらないベランダの窓際に置いた。
分配器は秋月や千石で購入した安価なものである。
ブースターの電源は工作部屋に置く。
テクニクス、LUXMANそして1階居間のYAMAHAで聞き比べる。
受信はバッチリで、マルチパスも目立たない。
これでまた、エアチェックを、カセットデッキで録音。
オールアナログ構成で楽しめそうだ。
アナログの時代で無いかも知れないが、地デジ化で交換・不要となったブースターが有ったら、FM波受信増幅にお勧めです。
ついでにスペアナでFM放送周波数帯域をスキャンしてみた。
現在の住まいは築25年程度経っており、階段の滑り止めがあちこち剥がれたり割れて危ない状況なので、交換を考えていた。先日ダイソーに行ったついでに見回ったら売られていたので試験用にと1本購入し、本日交換となった(寸法は同一)。
今までのはカッターの歯を入れて引くと簡単に剥がれた。購入した滑り止めだが、接着部分が薄い両面テープだったので心配だったが案の定、貼り付けても直ぐに剥がれてしまうので、クイックボンド(30分硬化用)を塗布して付け直した。硬化後の確認では問題無さそうなので、残り分を購入して対応することにした。
10/30 ホームセンターに行って見た。
本家・川口技研の「スベラーズ」は14枚入りで3480円と1枚当たりでは倍以上の値段である。確かに作り(材質等)は全然違うのだが。
依頼者に送って、やはり到達距離が伸びず返却して貰ったUNICラジコンの再調査を行った。
まずは信号発生器からの信号(49.025MHz)を同軸コネクタに接続すると、信号発生器のレベルが下がる(オシロで観測)。
おかしいので入力回路に入っている保護用ダイオード3個(小信号ダイオード2個、アレスタらしいガラス製素子1個)を外して見るとレベル低下が無くなった。
外した素子をテスターで測定すると小信号ダイオード2個中1個が0Ω(両極性共)だった。これが破壊してショート状態になっていたのが原因の様だ。
今回壊れてはいなかった?(テスターでは確認出来ない)が、もう1つのアレスタらしい部品、部品記号DSPから三菱マテリアル製ダイヤサージプロテクタと思われる。マーキング色:白から直流放電開始電圧140Vらしい。静電容量が1PFmaxなので、高周波特性は良いと思われる。RSコンポーネンツから入手可能だが1個360円と、当方にとっては高価な部類である。
【ダイオードの壊れ方】・・「部品の壊れ方」から引用
半導体の場合、壊れた後でオープン、逆方向が低抵抗、両方向ショートの3通りのケースがあります。ダメージの度合いに寄りますので3通りの状態を想定して推理して下さい。
ダイオードを2個共1N4148に交換してフィールドでの到達距離確認と調整を行った。
先日、車に取り付けたアンテナ基台(ボディにアースが落ちる)にアンテナをねじ込む。
受信機は24V動作なので、DC/ACインバータでDC12VをAC100Vに変換し、これに24VのACアダプタを差し込み、これで動作させる。
動作状態は受信機の出力に付けた電子ブザーの音で確認する。15m以上は飛んでいる様だ。
送信器のボタンをバイスで押しっぱなしにしておいて、受信ギリギリの距離に置き、受信器の調整を行いながら距離を伸ばして行く。更にこの状態で送信器の調整(コイルのコアとトリマコン)していくと、最大24mまで届いた。
ハンディの広帯域受信機でも送信信号をモニターしてみたが、この距離になると雑音が多くなるので、これが限界の様だ。電池を新品に交換しても殆ど変化は無かった。
写真は送信器の位置から受信機の車を撮ったものです。
ちなみにホイップアンテナを50MHz用のHF6FX(アンテナ部分の伸縮が簡単に出来るので一番長い状態にする)に交換すると30mまでは伸びる。
地デジ放送も定着したが、家周辺を散歩すると見慣れない方向に垂直偏波のUHFアンテナが向いているのでパチリ!東の方向に向いており、この地域では標準的な東京タワーや宇都宮タワーとは違う。そこで、どこの中継局かネットで調べて見た。
この方向では「岩瀬中継局(桜川市)」と「八郷中継局(加波山)」が有るが垂直偏波となると「八郷中継局」の様だ。
電波にも方向が有り、混信による障害を避けるために水平と垂直を使い分けている。
自宅は地図のエリアからすると、その外になるのだが、茨城県の情報を得る為に向けているのかも知れない。
放送チャンネル周波数も低い方に有るので、高周波ロスに対しても有利な感じがする。
「八郷中継局」は古くからNHK-FMの中継局(83.2MHz)が有り、エアチェックの恩恵に預かっている。自宅からは遠いが見通せる場所に有る。
NHK茨城県域地上デジタル放送受信ガイド
茨城県地上デジタルテレビ放送の受信エリアのめやす
[Dpa]放送エリアのめやす