1週間位前から、暖房便座が温まらないので、分解して調べることに。分解したら制御用のプリント板があり、ゼロボルトスイッチ(NEC製μPC1701C)を使っている。どの様に動作しているかプリントパターンから回路図を描いてみる(写真バックに写っている)。ヒーターに供給している電圧を測定すると、温度設定ボリュームの位置に関係無く電圧が出ていない。スイッチの抵抗を測定するとONでも50Ω位あるので、接点復活スプレーをしたら0Ωになった。念のためトライアックとトランジスタを交換してみる。便座は随時使用しているので、基板のみ外して再取り付け。基板はヒーター(55W)の代わりに25Wの電球を接続(ON/OFFを制御しているトライアックというダイオードは付加電流が無いと、ゲートにトリガー電圧をかけてもONにならないので)温度センサーの代わりにボリュームを入れて調整してみる。低で13kΩ・高で7.3kΩの値で動作し、回路上は問題無い様である。そこで、もう一度取り付けることに。しかしヒーターだとONにならない。抵抗を測ると5kΩ有る。55Wだから、そんなに高いのはおかしい。便座部分を分解しようとしたのだが接着されていて外せない。20年も使っており、原価償却?もしたので、修理はあきらめて、新品を購入することに。ナショナルのが欲しかったのだが、奥行きが有り、今の便器には取り付け出来ないので、TOTOウォシュレット・アプリコットTCF414を購入することに。家電量販店2軒をまわり、20%位値切って購入。配管は工具まで含めて全て添付されているので、説明書通り行ない完了(店に依頼すると5~8千円位取られる)。今度のは洗浄も付いているので、家族は大喜び!