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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

県西おもちゃ病院(2018/02)

2018-02-17 16:17:31 | おもちゃ病院

 今月は15件(孫の3件含む)の依頼があった。
ラジコンカーの受付が多かった。主要な修理内容を紹介する。
1.乗用バイク
走らないという症状で、まずは鉛バッテリー(6V/4.5A)が劣化していたので、手持ちの新品に交換するが、やはり動作しない。モーター単体では動作する。
まずはアクセルペダルの接点を確認すると、接触部でスパーク跡があり、接触抵抗が大きくなっていたので、この部分に半田を盛る。これで前進は動いたが後退が動かない。タンク部にあるON-OFF-ONのシーソースイッチが壊れている様だ。同じものが無いので依頼者に了解を得てトグルスイッチに交換した。取り付け穴が異なるので、アダプタのプラ板2枚を貼り付けサンドイッチにして締め付ける。
これで完了と思ったが、別なドクターがヘッドライト配線が見えるので、これも点灯するのではというので後日調査した。(本体のバッテリー回路には接続されていない)
メーター部の上に電池蓋らしいのがねじ止めされているので、外すと液漏れした単二電池が2本有った。
分解してみると電極が全て緑青発生で使えないので手持ちの新品に交換。配線も交換。

基板への接続はナイロンコネクタを使用しているが、電池接続はコンタクトが緑青なのでコネクタを外し直配線とする。

これで、ヘッドライトがイルミネーション点灯し、サウンドも問題無く出た。
2.ラジコンカー(ポルシェのパトカー)
周波数表示が49MHzと、私としては初めてのものである。動作しないという症状。

OFF/A/B/Cの切り替えスイッチのあるもので、切り替えても動作しない。
【ペアリング】
従来は送信機と車体両方にABC切り替えスイッチのあるものが多かったので惑わなかったのだが、近年では送信機のみX(OFF)/A/B/Cの切り替えスイッチがあり、車体にはON/OFFスイッチしか無いのが多い。
奈良・健やか交流塾おもちゃ病院 のホームページでも詳しく解説しているが簡単に書いておく。
車体はOFFに、送信機をX(OFF)からABC何れかに設定して、車体のスイッチをONしてステアリングが左右に動作すればペアリング完了です。
送信機と車体間は出来るだけ近付けて下さい。

間違いでは無いかとハンディ受信機でモニターすると50MHz近い電波が出ているので、分解してみると基板表示は確かに49MHzにチェックが付いているので、発振のコイルを調整して49MHz付近まで下げると車が反応したので、一番距離の伸びるところにセットする。49.515MHzだった。

あとは、電池の接触が良くない。+電極がガードで届かなくなっているので電極を内側に曲げた。

3.ラジコンカー(ポルシェのパトカー)
これもOFF/A/B/Cの切り替えスイッチのあるもので、ペアリングしたら動作した。
電池カバーも紛失とのことで、プラ板で製作した。

以下は孫からの依頼です。
4.チョッパー・ランタン
スイッチをONしても点灯しないという症状。
接着や嵌め込みで分解が大変。見ると麦球が使われており断線していた。
私のお遊びで、イルミネーションLED(動作電圧が3.8~5V)に交換することにした。
単三×2本で、動作範囲以下なのだが点灯する。しかし少し電池電圧が低下してくると途中で点灯しなくなるので昇圧ICのHT7733を途中に入れることにした。動作電圧からするとHT7750のが良いのだが、これだと点滅速度が
速くムードが無くなるのでHT7733とした。
組み立てには透明部品を生かすためにUV接着剤を使用した。

5.チョッパー・ぬいぐるみ人形
モーター音はするが歩かないという症状。

ぬいぐるみからギアボックスを取り出し分解してみると、動力を伝達している9T-M0.5のピニオンギアが割れて(見ただけではわかりにくい)シャフトと空回りしていたので、手持ち品に交換して圧入すると、正常に歩く様になった。

6.電動シャボン玉器
スイッチを押してもファン用のモーターが回らないという症状。
分解するのだが、固定の鉄ねじが錆び付いて回らない。マイナスドライバーで何とか外せた。
見ると、電池電極、タクトスイッチとモーターが錆びており、これが原因なので同等品に交換し正常に回る様になった。防水構造では無いので水に入れない様にお願いした。

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県西おもちゃ病院(2018/01)

2018-01-13 16:00:34 | おもちゃ病院

 今年初めての「おもちゃ病院」で、午前中は依頼者がゼロ、これはヒマになるかなと思っていたら、午後は難しいおもちゃが来た。
1.恐竜型ABC英語玩具
あいうえおボード等のシートキーは内部フィルムに導電プリントパターンを印刷しているものが多いが、腐食等で断線したりする不良が多い。
導電ペイントで治る場合が多いが、複数個所の場合は配線を這わせる大手術となることもある。
今回は恐竜型の英語教材があり、A~Eのボタンが反応無し。
とにかく分解が大変で、ほとんどのねじを外さないと修理出来ない。

シートは平板ではなく階段状になっており、初めて見る構造だ。
コモンパターンがテスターで断線確認出来るが、レジスト絶縁で剥さなければならず難しい。そこで線を這わすことにして、これの固定に100円UV(紫外線)レジンを使用してみた。

このヒントは東京タワーでのお土産用スノーボールで、お店で好きなパーツを接着して、これを液体(水?)の入ったボールに組み込むのだが、このパーツが衝撃で取れてしまい、何とかならないかとの修理依頼で、その時ブラックライトを使っていた様だとの証言があり、今回もこのレジンで上手く接着出来た。
UVランプは自作しても良いが、私はネール接着用のライトをAmazonで入手して使用。波長が短いのが早いということで日亜化学のが良いのだが少し高価である。これも試してみたが少し早い程度だった。

専用のUV接着剤だと5秒程度で固まるので良いのだが価格が10倍以上する。
100円のは約3分程度の照射が必要の様だ。ソフトタイプとハードタイプの2種類(更に色も何色かある)あるが、ハードのがこの用途には向いていると感じた。
導通ランドへは導電ペイントで接続する。
2.SL
このUVレジンはSLのモーター接触接点のモールド固定にも使った。

モーターへの配線は何故か直接では無く、ブラシにより接触させて行っている。
このブラシの取り付けモールド部が割れていた。
ここでUVレジンが活躍。
短時間で収縮も無く肉盛りが出来、半田こてでも、少しでは溶けないくらい熱にも強い。

煙突部はヒーターと断続ファンが組み込まれており、内部オイルにより煙が出るところが面白い。

3.カービーヘリ
飛ばなくなったといって同じものを2機持ってきた。
リンク部品が1個紛失しており、タイラップを加工して製作する。しかし、上昇せず、横に流れてしまう。すぐには原因がわからなかったので、入院して調べてみる。
(赤外線リモコンの接触不良もあったが)
行き詰ってしまったところで、良くみるとローターが点対称になっていないことに気付く。
どうやら、同時に落下して、外れたローター(差し込み式)を何も考えず差し込んだと思われる。
二重反転式で上のローターと下のローターは逆の傾きになる。
正常な状態に入れ替えてみると1機は見事上昇した。しかしもう1機はバッテリーが劣化(充電しても数分で充電完了になってしまう)している様で回転が弱い。これは修理不能とした。

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工作用電動ドリル製作(プロトですが)

2018-01-02 13:19:34 | おもちゃ病院

 おもちゃの修理や電子工作などでは小さなドリルで大体間に合うのでピンバイスを使うのだが、数が多い場合には電動が欲しくなる。
市販の電動ルーターも持っているのだが、市販のモーターとドリルビットコレットでも簡単に出来る。
モーターは
軸径3mm:タミヤ HOP-UP OPTIONS OP-68 RS-540スポーツチューン 適正電圧:6V~8.4V
RS-450仕様
軸径2.3mm:マブチモーター RS-380PHモーター 適正電圧 7.2V
RS-380PH仕様(-4045と-3270の2種類ある様だ)
コレットは
Bestgle 小型電気ドリル ビットコレット 電動機 マイクロ ツイスト ドリル チャック セットアレン レンチ付き 0.5-3.0mm 14ピース/セット
2.35mmと3.17mm穴の2個がセットになっているので、どちらのモーターにも使える。
可変チャックの

Lovoski 0.3- 3.4ミリメートル 小型 電動 ドリルビット コレット ミニ ツイスト ドリルツール チャック
は穴径が3.17mmのみだが、これも便利だ。
シャフトへの固定は左右2ヵ所のイモねじで行いますが、クリアランスがあるのでブレが最小になる様に交互に微調整が必要です。
あとは可変電源のスイッチング電源と組み合わせれば回転数を制御出来る。


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サンタのプーさん修理

2017-12-19 11:45:40 | おもちゃ病院

 今月のおもちゃ病院で入院となったおもちゃで、音は出るが歩かないという症状。

なんとか、ぬいぐるみを剥がし(胴部分のホットボンドを先に外し、足を抜き取る様にする:きついので骨折させない様に)みてみる。
リンクのシャフトが折れたり、支点が折れていたり、全体的にモールドが薄く強度不足である。ギアボックス内中間の平歯車もピニオン部分が減って空回りしていた。
平歯車は同じもの(シャフト部の内径は小さいのでドリルで広げる)の手持ちがあったので交換。

リンクの円盤は角シャフトに刺さる部分が割れていて補修が効かないので、手持ちの平歯車を使って、リンクの突起(足にはまる)は既存品を切り取り、両側からねじ固定する。

固定ポスト側も足にリンクする部分が欠けているので、取り除き、M4のトラスネジで固定する様にした。モールド台座部分はプラリペアで補強する。

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県西おもちゃ病院(2017/12)

2017-12-09 15:01:14 | おもちゃ病院

 例年、なぜか12月は受付が多く、今回も20点近くあり、半数が入院となった。
面白い修理おもちゃを紹介する。
【スノーイングトナカイ】
クリスマス用で発泡スチロールの粒がファンにより舞い上がり降ってくるというものだ。
茨城県ではメジャーなホームセンターである「山新」が輸入販売したもので、例によって中華製です。

全然動作しないというもので、電源スイッチをONにする際、微妙に動かすとメロディは出てくるがファンとLEDが動作しない。
電源用スライドスイッチが接触不良なので、180度回転させて反対側の接点に配線を付け替える。

このおもちゃの面白いところだが、底板に圧電サウンダーが付いており、拍手等の音により底板が振動、これによりサウンダーから電圧が発生し、これをIC内回路で起動しているところだ。
メロディとファンは同じトランジスタ(PNP型のSS8550)に接続しているが、何故かベースに接続されている。
誰かが、改造した跡がみられる(半田付けが明らかに素人)。
負荷の配線とトランジスタを外し、ベース電圧の変化をみると、動作時0VとなるのでICは動作している様だ。
トランジスタを交換し、配線をベースからコレクタに入れ換えたら全て正常に動作した。

【あいうえおボード?】
過電流保護用にヒューズ(基板に単なるヒューズ線を付けたもの)を使っているが弱そうなのでヒューズ抵抗に付け替える。

電源のスライドスイッチの接触も悪かったので接点スプレーで対応。これで動作する様になった。

物まねくまモン人形

音がおかしいということだったが、実は問題無かったということ。
話しかけると歩きながらマネマネ!かわいい声でオウム返ししながらお散歩するというのが正常。
録音ICが使われており、エレクトレットコンデンサマイクに話しかけると、その通りオウム返し(再生スピードは可愛らしくなる様に早くしている様だ)するという機能が分からなかっただけだ。なので、たたいたら少しボツッと音がして走行用のモーターが一瞬動くだけという現象になっていた。

ぬいぐるみを外すのには大分考えてしまった。
周囲のホットボンドをはがして、ぬいぐるみを最大限電池ボックスの上に引き下げる。
そして、足の部分をぬいぐるみから注意深く片足ずつ引き抜く。
今後のためにギアはグリスアップした。

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大型乗用CORVETTE修理

2017-11-23 12:26:42 | おもちゃ病院

 ランゲージパルと一緒に(遠く浦和から)持って来た大型のおもちゃ?である。
大きさは幅が約60cm、長さが約130cmである。POWER WHELLS製(USA)で1990年製造となっている。

20年以上前にトイザらスで購入したもので、暫くは遊んでいなかったが、今回、孫に遊んでもらおうと引っ張りだして充電(付属充電器)したが全然動かない。というものだ。
バッテリーは6V9.5Ahで、単体で充電してみたが、充電電圧を上げてみても電流が流れないので、完全に死んでしまっている様だ。上部にあるのはプラグイン式のサーマルヒューズである。

外部電源を接続すると消費電流が約3Aで、モーター(左右別々の2個使用)は問題なく回り、接地させ負荷をかけても動作するので、バッテリーを注文することにした。

電流容量は少し小さいが秋月から「完全密封型鉛蓄電池6V9Ah WP9-6A」を購入した。
大きさは結構小さくなるので、動かなくする工夫が必要かも知れない。
特殊な接続コネクターを使用しているのでバッテリー側のケーブルを切断してタブ端子に交換する。
問題なく動作した。
フロントガラスの固定部が割れていて固定が出来ないので手持ちのエポキシPT基板を当てて固定する様にした。

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県西おもちゃ病院(2017/10)

2017-10-14 15:42:51 | おもちゃ病院

 今月は臨時おもちゃ病院があったせいか7件と少なかった。
「新おふろの知育」を残して修理完了した。
このおもちゃは、初めて見るもので、本体容器に水を貯めて、内部ポンプでシャワーを出すというものだが、全て水没するので電気部品には厳しい。注意書き通り逆さにして水を切り、乾燥させないと、またこの様になるので引き渡し時に説明したいと思う。

モーター回らず、スイッチ動作せず、電池ボックス液漏れということで、普通は修理困難ということで、お断りしているのだが、ダメ元で見てみた。
ポンプ、電池ボックス、スイッチが全て接着なのでこれらを分解するのが大仕事である。
カッターを合わせ目に差し込みカットしていく。全体で2時間以上要した。
モーターはシャフトが固着していたので、これは分解して潤滑油塗布により動作した。RE140と同形状だが、定格の3Vを加えると、このオリジナルのが回転数が早い(消費電流も、その分多いが)ので、ローターはそのまま使用することにしてRE140に組み込む。

電池ボックスは液漏れでマイナスのばね電極が腐食で無くなっている。
同じものは無いので、この電極を磨いて、手持ちの電極を半田付けする。

スイッチは給水栓のレバーを倒すことでONになるのだが、このスイッチ接点が腐食していて接触不良になっていたので、磨いて対応。今後のためにマイクロスイッチで対応しようとしたのだが、レバー(内部カム)との調整がシビアなので止めた。
防水に関しては、シリコン接着剤を必要以上に盛り付けた。

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生涯学習フェスティバル2017で臨時おもちゃ病院開院

2017-10-01 15:37:29 | おもちゃ病院

 毎年恒例のフェスティバルが今年も開催された。
今年は相撲巡業と重なるので1週間早い日程(9/30・10/1)となった。
天候にも恵まれ、沢山の方が来ていた。
病院は、いつもの1Fエントランスから2F学習室になったので、来てくれない方が多くなるのではと心配したが、今年はセンターで「ラリースタンプ」を企画してくれたので、子供連れの方はほとんど来てくれた様だ。
結果、9/30は13件、10/1は14件の依頼があった。

仁平、深谷、八田、吉本、田中の4ドクターが対応した。
部屋(3団体)だったので、レコードプレーヤーでBGMを流す様にしたが、レコードの大変なのは、片面(20~30分)毎に交換する必要があることだ。
毎回故障する「綿あめ機」も案の定加熱しなくなったとお昼頃呼ばれた。
回転するヒーターに電圧を供給するブラシがやはり接触不良となっていた。
前回は応急修理としたが、今回はセンターの職員にも手伝ってもらってオーバーホールした。
綿が出るメッシュ部は職員のアドバイスで熱湯につけたところ、こびり付いたザラメが綺麗に溶けた。
難しかったり、面白かったおもちゃの修理を紹介する。
1.ミッキーのIcan!おしゃべりEinglish
本の絵をタッチしても音が出ないという症状で、分解するとスピーカーのマグネットが外れていた。
先端キャップは内側の突起にはまっており、これを外すのが大変である。

Φ27のスピーカーだが一般的な物より薄いので、手持ちの薄型スピーカーを使うことにし、ワッシャーを曲げて押さえる様にし、正常に音が聞こえる様になった。センサー部の故障でなくてよかった。

2.タイヤが水平になるラジコンカー
動かないというもので、原因はスライドスイッチの接触不良でON/OFFを入れ替えて動作OKとなったが、タイヤが水平になる(デロリアンみたい)スイッチもあり、どの様に遊ぶかは分からないが面白かった。

3.KOMATSUのショベルカー
修理依頼の多いおもちゃで心配(内部ギアのボス強度不足で折れるケースのが多く治すのが大変)したが、症状は違っていて、電池を入れると、スイッチを操作しなくても動作してしまうという症状。
スイッチ部を分解してみると、接点(ニッケルメッキ)が塑性変形で接触したままになっていて、これを戻すと折れてしまった。
以前の会社では設計をしていたが、バネ材料をニッケルメッキすると水素脆性?で固くなってしまうのでこのメッキは使えないというのが決まりだった。
他のスイッチに変えるのも全部になり大変なので、部品リード線を渡し半田で両側固定することで折れを防止する。
これで当面は良さそうだ。

4.アンパンマンのドライブ?
全然動作しないという症状で、原因は電源のスライドスイッチ(音量低/OFF/音量大)の不良とサウンド/おしゃべりボタン(導電ゴム)の接触不良で、スライドスイッチは手持ち品に、押し釦はタクトスイッチに交換したが、それでも左のサウンドボタンは動作するものの、右のおしゃべりボタンは動作しない。スイッチはちゃんと動作している。
テスターの電圧レンジで当たってみると動作することがあるので、抵抗(1kΩ)でプルダウンしてみたら確実に動作する様になった。消費電流も測定したが、OFF時は流れないので問題無さそうだ。

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第10回ふれあいアジサイ祭り・臨時おもちゃ病院は最高の受付が

2017-06-17 09:00:00 | おもちゃ病院

 おもちゃ病院を開院させてもらっている茨城県県西生涯学習センターで毎年恒例になっている「ふれあいアジサイ祭り」が今年は10回を迎え6/17(土)開催された。天候にも恵まれてたくさんの来場者があった。
空梅雨の傾向があり、アジサイにとっては、まだ少し早いかなと感じました。(この1週間後、綺麗に咲き誇っていました)
ドクターは仁平、深谷、吉本、田中の4名で対応したが、次から次と依頼者は来られ、その場で治せるのは簡単なもので、終わってみると31件の受付と1日当たりでは最高の受付となり、半数以上が入院となってしまった。
入院おもちゃはドクターに協力いただき6/25(日)にようやく完了した。
【綿あめ機故障】
 途中では、「綿あめ機」の綿あめが出なくなったというので、修理をおこなった。
(かなり盛況で、まだ治らないのと問い合わせしきりで焦ってしまう)
ブラシで回転子にヒーター電圧を供給しているが、片側から火花が飛んでいる。
接点スプレーをしても改善しない。仁平ドクターが来られて、分解してみてはということで、たらいを外してみると
回転子に砂糖が炭化して固着しており、これが不導通の原因の様だ。仁平ドクターがサンドペーパーを持っていたので#120を使って固着した部分を落として磨いてやると正常に戻った。今後は何かカバーを考える必要があるかもしれない。
【おもちゃ受付内容】
1.コンビあかちゃん用くるくる(名称は依頼者が命名したもので、正式名称と異なる場合があります)
くるくる回る部分が途中引っ掛かり、回らなくなる場合が多いという症状。
分解してグリスアップする。また電池容量が低下していたのも原因でした。

2.アンパンマンコロコロ
起き上がりこぼしの様なものをレバーにいれてロックしボタンを押すと、レバーが徐々に回転し、うえにある台に運ぶというおもちゃだが、途中で止まってしまうという症状。
分解し調整(巻きバネの取り付け位置がズレていた)。
3.ポポちゃん歯ブラシ
ボタンを押してもしゃべらないという症状。
スイッチが接触不良(導電ゴム製)なので、タクトスイッチに付け替え。スピーカー断線の為交換。
4.動物ピアノ
青い音符のボタンがひっかるという症状。
分解・清浄しグリス塗布でスムーズに動作する様になった。
5.赤ちゃんの音鳴るおもちゃ
全然音が出ないという症状。
電池(LR41×3個)が容量無しの状態で交換したら問題無く動作。
6.さわっていいとも!!
各シートをボードに挟み込んで、その絵を押すと、メッセージが出るというものだが、違ったシートのメッセージになったりするという症状。
ボードには4個の検出スイッチが有り、シートの穴によってこれがON/OFFして認識する構造だが、スイッチの接触不良だったので接点グリスを塗布してOKとなった。
7.アンパンマンボール
音は出るがボールが出ない(風力でボールを浮かす構造だが、モーター回らず)という症状。
モーターへの電圧が掛からないのでドライブしているNPNのチップトランジスタに交換して回る様にななったが回転が弱い。吉本ドクターにモーター分解してもらい、ブラシ・コミュテーターを清浄したところ強力に回り出した。ケーブル断線も接続。
8.バズのピストル
電池を入れても音が出ないという症状。
液漏れによる電池接点の接触不良で、磨いてOKとなった。
9.ベーブレード・シューター
ゼンマイが巻けないという症状。
ギアボックスを分解するとゼンマイが途中で切れていたので、切れていた部分で巻き付ける様にして動作した。
10.カートレインDD51
全く動かないという症状。
電池ボックスとスイッチの接触不良で、組み直してOKとなった。
11.どうよううたのえほん
音が出ない(たたくと出るときもある)。
電池液漏れによる-側接点の接触不良で磨いてOK。電池の容量低下も原因。
12.だいすきピアノ
「ド」の音が出ないという症状。
鍵盤下のシート状接点で銀ペースト印刷パターンが腐食で断線していたので導電ペイントを塗布して接続。
13.アンパンマンことばずかんDX
電池交換しても、はっきり聞こえないという症状。
スピーカー(Φ27)の断線、電源SWの接触不良のため交換してOK.
14.ブライトスターズ(ボールプール)
下の回転する部分が動かないのでボールが飛び出してこないという症状。
異物(25セントコインとキャップ)が入っており、これにより引っ掛かっていたので除去してOK.
15.ピンクのくまの時計
電池ボックスの接点が液漏れで折れてしまったという症状。
リン青銅で接点を作り接続しOK.
16.ミルクちゃん(ぬいぐるみ)
後ろ足が外れてしまったという症状。
後ろ足部根元部分の破損としっぽの割れで、接着しOK。
17.マイカツスマートホン
表示が付かない。Φでガチャガチャ音がするという症状。
電池(単四×4本)の容量低下が原因の様で交換しOK.
18.スターチェンジガン
カチッとはまらないという症状。
分解し調整しOK。
19.パトカー
ゆっくり動かないという症状。
ゼンマイの外れが原因で、入れてOK.
20.救急車(白)
タイヤが回らないという症状。
ギアがローレットから外れており治してOK.
21.アンパンマンパソコン
音が出ないという症状。
スピーカーの断線で交換してOK.(表面シールをはがさないとねじが外せない)
22.おしゃべりくまさん
おしゃべりしなくなったという症状。
スピーカー断線、スイッチ接触不良で交換。カムリンクのシャフト折れにて修理。
23.24CATショベルカー他
時々動くという症状。
乾電池液漏れでBOX・接点錆び。BOX清浄し接点の錆び取りを行いOK.
25.電話
受話器のカールコードが切れてしまったという症状。
カールコードは無いので真っ直ぐな線で了解を取り0.8D/2Vの同軸線に交換しOK.
26.アンパンマン・ユーホーキャッチャー
チェーンが巻き上げ出来なくなり、ネットでの修理記事を見て挑戦したが、出来なかったというもの。
チェーンドラム駆動用ピニオン、モーター3個(左右/前後/上下)のピニオン全てが割れており交換。
景品出口検出の光センサーがうまく動作していない(動作していればヤッターのメッセージが流れ止まる)
赤色LEDとcdsセルを使っている。
高輝度のLEDに交換し、赤外フォトトランジスタに交換したら正常動作したが、やはり不安定なので依頼者に説明する。

27.アンパンマンクレーンゲーム
チェーンが切れてしまったのと、動作(タイミング)がおかしいという症状。
(26項とはバージョンが1つ新しい様だ)
玉型チェーンなので、切れた部分の玉中央にある接続穴にステンレス細線を差し込みステンレスフラックスで半田接続する。
タイミング合わせ機構は無いので楽だが、ギアボックス上下合わせのモーターとギアが別々の面なので横にしながらはめ込む作業が難しい。
電池(単二×3)も消耗・0.8Vしており、これが誤動作の原因と思われ、新品交換で正常動作。
サイドの取り出しアクリルドアの支点が折れていたので、プラスペーサーを接着し代用する。

28.アンパンマンあいうえお
「くろ」の縦列(一番左の列)が反応しないという症状。
鍵盤下のシート状接点で銀ペースト印刷パターンが腐食で断線していたので導電ペイントを塗布して接続。

29.ポケモンクレーンゲーム

クレーンが動かないとい症状。
潤滑が悪くなっている様で分解し清浄しグリスアップしてOKとなった。
30.ショベルカー

ショベルですくうことが出来なくなったという症状。
リンク部分のポスト折れとリンクモールドの破損が原因で、ポストは真鍮のねじスペーサーに交換し外側から固定、リンク部分はステンレス細線接続だけでは強度不足で、リン青銅でかいものを作りモールドにねじ固定した。
完全にすくう角度まで動かないが了解いただく。
31.ワイヤレス拡声器
おもちゃではでは無いが、音が途中で出なくなるという症状。
原因は音質調整用のボリュームが接触不良だった様だ。接点スプレーで良くなった。
電波形式はFMで800MHz帯を使用、クループと周波数のDIPロータリースイッチで認識させている。

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県西おもちゃ病院(2017/06)

2017-06-10 15:42:17 | おもちゃ病院

 意外と少なく8件(6家族9の依頼があった。
1.ラジコンカー
症状:全然動作しない。
原因:電源のスライドスイッチ接点腐食による接触不良。
修理内容:スイッチを同一品に交換。
その他:タイヤゴムが劣化で固くなっており、スリップするが、代替品無しで、このままで対応してもらう。
2.くまのプーさん・いっしょにかぞえて
症状:前面ボタンを押してもボールが出ない。音も出ない。
原因:治してもカムのタイミングがだんだんずれて動作しなくなる。
入院にて継続調査。
3.ゴリラのぬいぐるみ
症状:腕、足、股の付け根縫い合わせが切れてしまった。(洋服等プロのお店では扱ってくれなかった)
修理内容:梯子縫いで縫い合わせる。
4.おやすみ絵本シアター
症状:全然動作しない。(赤外線リモコン付き)
原因:電池ホルダーからの配線が断線(電池液漏れによる腐食)
修理内容:導線が全て腐食しているので、別線で配線し直し。
5.ハイスターぬいぐるみ
症状:中のボールが振動し転げ回るのだが、これが動作しない。
原因:ギアがローレットから外れてずれてギアが空回りしていた。
修理内容:ローレット部にロックタイトを塗布して正規な位置に固定する。
6.クレーンゲーム

症状:レバーに対しバケットは動作するが音とLEDが動作しない。
原因:制御しているCOB-ICが不良と判定(裏から温めたら一時期LEDが正常点滅、ボール排出も検出、スピーカーは正常だが音声出力が+-どちらも信号無し)
修理不能と判定(COB-ICが動作しなくてもバケットの動作はする仕組みらしい)
7.メロディの鳴るおもちゃ
症状:音の出ないときがある。
原因:電池の劣化(0.5V以下)にて誤動作していた。
修理内容:新しい電池を入れたら正常動作。
8.ディズニーメリー
症状:音が出ない。
原因:S付きボリュームのスイッチ部接触不良だった。
スピーカー断線無しだったので、電流増幅のトランジスタ-のベースに信号を加えたら何故かスピーカーから音が出た。大きな信号入力により接触部の絶縁膜が少し接触改善したと思われる。
(当初、電源関係のスイッチかと思われたが、配線を見ると、音声を完全にON/OFFしていたので、気が付かなかった)
修理内容:接点グリスを塗布。

平成29年度「第10回ふれあいアジサイ祭り」が6/17(土)に開催され、例年通り臨時おもちゃ病院を開院しますので是非お越し下さい。

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レジスターおもちゃにも高度なテクノロジー(RFID)が

2017-04-09 18:05:31 | おもちゃ病院

 4/8の県西おもちゃ病院だが、3件(レジスター、ラジコンカー、ラジコンヘリ)が入院となった。
そのうち、レジスターの修理が完了したので報告しておきます。
正式名称はタカラトミーの「ディズニー マジカルマート 英語と日本語! スキャンでおしゃべり☆ ドリームレジスター」です。
品物をバーコードリーダー(実際は違ったが)の上に翳(かざ)すとピっと音がして、その金額が音声アナウンス(英語と日本語切替)と液晶表示されるのが正常なのだが、これが反応しないという故障です。
分解するのだが、配線の長さがギリギリなので、結局は殆どのネジを外さなければならない。
分解してみると、商品の検出はレジ台前方にある赤外線LEDと、レジ表示下部にあるフォトトランジスタの間を遮ることで行っている様だ。

外光の影響を少なくする為、単純な直流点灯ではなく、波形を観測すると100Hz/デューティ比50%のON/OFF信号になっている。

赤外線LED側を外して、フォトトランジスタに近づけると反応するのでLEDを手持ち品に交換してみるが、現状の距離ではどれも反応しないので、フォトトランジスタも手持ち品に交換してみるがあまり変わらない。
LEDの確認だが、秋月のファンクションジェネレータで100Hz/デューティ比50%のON/OFF信号を発生させ、出力電圧を上げていくと動作距離が伸びる。

しかし製品使用のφ3mmタイプでは限界があり、製品の距離では使えないので手持ちのφ5mm(L-53F3BT)に交換すると、その距離以上でも反応する様になった。
LEDが出る穴のモールドをφ5mmに広げる。

LEDは+4Vから100Ωの制限抵抗が直列に入っておりNPNトランジスタでON/OFFさせている。このままではやはり動作しないので100Ω抵抗を並列(合成抵抗50Ω)に入れたところ動作Okとなった。
デューティ比50%なので、最大定格以内には収まっている。VF=1.2V

あと、面白かったのは、商品をどうやって認識しているかである。
バーコードラベルが付いているのだが、これを読んでいるのではなくて、商品内部にあるRFIDチップ(分解は出来ないので以下の測定からの想像だが)からの信号で読み取っている様だ。
というのは、本体側読み取り機(の形)表面にインダクタを接続したオシロプローブを当てて、読み取らせると13.51MHz付近(オシロでの値)の正弦波が観測される。

[RFID]でネット検索すると周波数13.56MHzが使われており、基板にも13.56MHzの水晶が使われており一致する。
センサー台の裏側に「Sino Matrix Technology」社名の基板があり、この社名で検索すると台湾のメーカーで、RFIDの製品も作っているので、間違いない様だ。

以上、本当の原因は調査困難なので、今回はこの様な改造で対応した。

余談だが、組み立て終わって、ちゃんと動作したので安心したら、透明アクリル部品が残った。液晶表示の保護用アクリル板だったので、もう1度全部バラシて組み立てし直しとなってしまった。

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Robyラジコンの追調査

2017-03-31 10:45:57 | おもちゃ病院

 先日のブログで修理内容を報告したが、原因がクロック周波数ズレの様だったのでヤフオクで安価に落札して確認することにした。
ついでに、今回のダイソーRCカー、CCP製RCカーとの送受信機互換性を調べてみた。
この調査でRobyちゃんにも2CHと4CHのバージョンが存在することが分かった。
(写真の様にボタンの表示も、もちろん異なっている)
2CHタイプはヤフオクで落札したもの。4CHタイプは修理依頼品。
2CHタイプの送信機を分解すると、前後スイッチ間、左右スイッチ間がジャンパーされていたので、これを切り離して、基板のパターン表示(R,B)にそれぞれ接続してみたが4CHタイプの受信機(Robyちゃん)は動作しなかったので受信側でも違いがあるのかもしれない。
2CHタイプは前後ボタン(ボタンの表示は前後でない)で前のみ、左右ボタン(ボタンの表示は左右でない)で左のみ動作することが説明書に記載されている。


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県西おもちゃ病院(2017/03)

2017-03-11 16:03:46 | おもちゃ病院

 私は、仙台での東日本大震災仙台市追悼式および墓参りのため休みとなり、病院は八田、吉本ドクターに対応していただいた。
受付:11件(先月品:1件含む)
対応状況
1、怪獣(一部部分:事前連絡品)のおもちゃ
・音が出無い→電池~の配線(基板側)で断線:完了
2、蒸気機関車(大)
・駆動軸(ゼンマイ)の軸受け異常
分解が出来ない-----→車輪カバーが接着されているので、割れるのを覚悟の上で外す(やはり割れてしまった)。
車輪の軸受け部がガタガタになっており、接着でも固定出来ないので、樹脂製六角ボルトで中継することにした。
六角ボルトのM3穴をシャフトより少し小さいドリルで開けて圧入する。
車輪側は六角ボルトと同一のドリルでキリモミして差し込む。そしてクイックボンドで接着補強する。

3、蒸気機関車(小)
・片側の駆動輪との連結棒が折れ→吉本さん持参
4、トーマス(大)
・音が出無い→音源の専用ICの不良
修理不可と判断したが、IC周りを見てみるとパターンが断線している様に見えるので、パターンのレジストを剥がして半田補強したら音が出る様になった。

5、プラレール(トーマス緑)ので
・機関車と石炭貨車(電池収納)間のリード断線→再配線:完了
6、プラレール(機関車名不明)
・動いたり・停止したりする→ギヤボックスを分解し接点部を曲げて、接触が良くなる様にして動作。
ギヤボックスを左右に倒すと動いたり・停止したりする(モータ音が違う):未完了
7、4WDラジコン
・前輪の片側車軸折れ→これもガタガタになっているので、シャフトをこれより太いM3ねじに交換して車輪のボスにねじ込んで、クイックボンドで接着固定した。

8、立体駐車場
・回転タワー(螺旋状)の回転時の異音/停止する:ギアボックス部を分解してクリスアップする。

9、変身の剣
・音が出無い→スピーカ不良:交換:完了
10、ロバのラジコン
・リモコンから動作しない:送信器は変調電波がちゃのんがと出ているが、受信機が動作していない。
送信器はDIP製のTX-2Cが使われているが、受信側はCOBのICが使われており、クロック調整らしい抵抗の両端を観測してもクロック信号が出ていない。フルブリッジ回路は動作している様だ。
単51本の1.5Vで動作させているのが珍しい。
修理不能ということで処理する。
参考までに、DIPタイプのTX-2CとRX-2Cはイーエレで、まだ在庫がある様だ。

【3/20追調査で動作】
まだ、諦め切れないので、CCP製市販小型ラジコンカーを購入して確認することにした。

ロバラジコン送信器を操作すると、ラジコンカーが正常動作するので、信号フォーマットは互換がある様だ。
分解してみると、送信器には8A977,受信器には8A978が使われており、データーシートをTX-2C/RX-2Cと比較するとほぼ同一でセカンドソースの様だ。
まだわからないので、受信器の電源電圧を最大定格の5Vまで可変してやると、動作する電圧がある。
クロックが出ていないと書いたが、再度調べるとR8(測定では160kΩ)にクロックが観測される。
電圧により、かなり周波数が変化する。
だが、受信器内に可変抵抗を入れるスペースは難しいので、送信器側の抵抗R5(180kΩ)を500kΩ多回転トリムポットに交換して可変してみると、動作するところがあり、この時の抵抗値は122kΩだった。
それでも、距離を離すとモーターが断続動作となるので、モーターケースを0Vに落としてやったら収まった。
モーターノイズを受信入力が拾う様だ。

11、トーマス回転ジオラマ(先月品)
・動作しない→電池2本(1本電圧低下)正常品で正常動作:完了
【3/25:パソコン相談室でも3件依頼あり】
全てプラレール
1.トーマス機関車
音が出ないというもので、分解すると、これはモーターが無くメロディ専用車の様だ。
電源用スライドスイッチが腐食しており接触不良になっており、手持ち品を使うことにしたがレバーの長さが短いので製品のとレバーのみ交換した。
スピーカーΦ29mmも断線で同一品に交換して正常に動作。
車軸にカムがあり、車輪を回すとこれに触っているレバーが上下に作動し、これに付いたマグネットでリードスイッチをON/OFFさせ走行音を出すという面白い仕掛けがある。
2.新幹線
動作しないというもので、マイナス電極からギアボックス接点にはめ込んでいる部分がガタガタで接触不良になっていたので、曲げて接触を良くして動作した。プラレールの車両によっては、この部分が半田付けされているのもある。
3.客車
動作しないというものだが、ギアボックスのグリスアップで動作する様になった。

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県西おもちゃ病院(2017/02)

2017-02-11 15:59:21 | おもちゃ病院

 1家族で4個のおもちゃを持って来た方が2家族あったので、13件と先月より多かった。
毎度の事だが、電池液漏れによる接点の接触不良が特に多かった。
1.ポケでるガチャ2.0
液晶画面が有り、裏側のダイヤルを左右に回すと、画面の設定が切り替えられるというものだが、これが全然反応しないという症状。

分解するとダイヤル裏側の放射状突起で基板のスイッチ3個が動作して、いわばロータリーエンコーダになっている。
これの導通を確認すると、2個が動作(押して導通)していない。
ズバリの部品は無いので、手持ち品で近いものを探した。
秋月より購入したディテクタスイッチESE22MH4XDKが一番近いのだが、高さが高すぎるので、基板をスイッチの大きさにミニルーターで、くり抜き、裏側から出す様にした。

交換したスイッチは左右一方向からの動きに対応する構造で、このおもちゃの様にスイッチ上下で検出させるには引っ掛かるので、レバーを丸める様にした。スイッチは2液性のクイックボンドで固定する。
これで、正常に動作する様になった。

2.アンパンマンカラーパッド
電源ボタンを押すとONになり表示するのだが、スイッチから離すとOFFになってしまうという症状。
スイッチは基板パターン接点を導電ゴムで押すタイプで、接点を直にショートしても現象が変わらないので、オルタネイトのスイッチに交換するしか無いと了解してもらって穴あけしてみたら、何故かショートで正常動作する様になった。不思議である(不完全にリークしていたのか?)。
なので、一般のタクトスイッチを取り付けることにして、高さ調整を行った。これで正常動作(長押しでON/OFF)となった。

3.救急車
電池ボックス接点の腐食で、磨いて動作OK。
4.とけいくん
電池ボックス接点の腐食で、磨いて動作OK。
5.アンパンマンあいうえお教室
電池ボックス接点の腐食で、磨いて動作OK。電池ボックスの蓋固定ねじ山くずれにて交換。
6.テレビリモコン
おもちゃ対象外だが、簡単に治りそうなので調査。
単四×2本直列だが、2本間の接点が液漏れによる腐食で導通が無かったので磨いてOKとなった。
スマホによる赤外線確認方法を教える。
7.乗用の新幹線
ハンドル部タイヤのキャスター受けのモールド割れ。
部品は全て揃っていたのでステンレス細線で接続して、クイックボンドで補強する。
8.トーマス運転ボード
円周状のジオラマだが、途中で止まってしまうという症状。
円周裏のギア部にゴミが溜まり抵抗があったので除去してOKとなった。
9.ドミノ列車
ドミノをホルダーにセットして列車を走らせると、ドミノを自動的に置いていくという面白いおもちゃだが、このホルダーが破損(列車に差し込む部分)してしまったというもので、プラ板で補修した。
だが、どうしても100%間違い無く置いていくのは出来なくて列車内部で詰まってしまう。
原因不明なので、このままで使用してもらう様お願いした。
10.ニンニンジャーピストル
トリガーを引いても、動作(音が出ない、光らない)しないという症状で、接点復活スプレーで動作する様になった。
11.ことばずかんDX(あんぱんまん)
ペンの電源が入らないという症状。
電池液漏れによるマイナス側バネ接点が腐食していたので、磨いてOKとなった。
12.アンパンマンの歩行器
歩行器に付いているメロディの出る円形の部分で、音が出なくなったという症状。
分解するとタクトスイッチが4個有り、全てに錆びが発生しており、接触不良の箇所があったので念のため全て交換した。またリード付きガラス管ヒューズが切れていたので交換する。
屋外でも使っていたのではと思われるので、室内で使う様お願いした。
13.スノードーム
修学旅行のお土産品で、いじっているうちに栓を中に入れてしまったという内容。
ズバリのゴム栓が無いので、プッシュリベットで対応したが、隙間からやはり漏れて来るので、間にゴムスポンジを挟み込み、この周囲をクイックボンドで密閉する様にした。様子を見てもらうことにする。


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ドラえもん The Sound/DORAEMON S-100 修理

2017-01-20 15:14:02 | おもちゃ病院

 先日の「県西おもちゃ病院」でドラえもん The Sound/DORAEMON S-100 修理依頼があった。
(販売元である(株)ジュンプランニング は2009/4/30付けで破産申請していた。)

演奏に合わせてドラえもん8体が動くという、高価なおもちゃであるが、全然動作しないという症状である。
初めてみるもので、具体的にどの様な動きをするのかはわからない。
電源(スイッチ付きボリューム)をONにしてもパイロットランプが点灯せず、動作しない。
分解してみる。
断線もあったので接続するが同じ。
人形への接点接続配線だが、故障品はコモン線も独立してコネクタに接続していたが、正常動作の中古品はコモン線を裏側で接続してあり、メイン基板との接続線が少なくなっている。

DCジャックからのコネクタが+-逆に接続されていた(逆流防止のダイオードが入っているので逆でも、回路が壊れることは無いが)ので差し替えたら、動作したので、治ったかなと思っていたら、何度か曲名を切り替えたりON/OFFしたりしてたら動作しなくなった。
そのため、ケーブルを交換したり、半田を付け直したり、ジャンパーケーブルは根元が断線し易いので一般の配線にし直したが変わらず。


水晶発振(6MHzと32.768kHz)の波形が出ないので近いものに交換してもダメ。
電源はACアダプタ(定格出力7.5V/600mA)だがトランス式なので12V以上出ている。

これを5V用三端子レギュレータ2個で2回路に供給しており、この電圧は出ている。
基板タイプでプラグイン式CPUの端子電圧を測定すると、電圧がどの端子にも出ていない。

原因がどうしてもわからないので、同じものの中古品を探したら、Amazonで1万円前後でしたので、検証が完了したら、孫にプレゼントすれば良いと思い購入しました。新品では3.3万円もするから、これよりは割安です。
CPU電源供給元と思われるところを辿っていくと、サブ基板のCOB-ICがあり、出力が0Vでした。出力の電解コンデンサ(47uF)を同容量セラコンに交換しても同じ。

購入した正常動作品は3.3Vの出力が出ていたので、手持ちの1A出力三端子レギュレータ(TA48033F)に交換(端子配列が違うので入れ替え)したところ、問題なく動作しました。
何故、わざわざオリジナルのサブ基板のCOB-ICを使ったのかは不思議なのだが。電流は約100mAでした。
電源をONにすると、パイロットランプが点灯し、表面のレコード盤デザインの凹みに人形を入れるとパイロットランプが点滅になり人形のパートを認識して演奏される。
(パイロットランプはCPUから制御しているので、電源ONでもCPUが動作していないと点灯/点滅しない)
高価?なだけあって、サウンドが綺麗だ。
左端のイルミネーション(レベルインジケータ)のR側(内部はL/R共に同じ入力なので、同じに表示される)下側4個目が点灯しなっかったので調べたら、パターンがランドの根本で切れていたのでレジストを剥がして接続しOKとなった。

SONGは6曲をロータリースイッチで選択出来る。
人形の内部には電磁石が有り、これに電流を流すことで腕が動く構造だ。
説明書によると、指揮者だけは、全てのパートが演奏される様です。

楽器パートの識別は抵抗値で行っている様です。
指揮者 2.38kΩ
ピアノ  3.1k
ティンパニー 5.54k
ハープ  8.2k
コントラバス 11.9k
フルート   18.1k
トランペット  25.6~27.1k(テスター極性により変化)
バイオリン  33.7~43.3k(テスター極性により変化)

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