社説[ジュゴン保護に疑問符]工事止め実態調査急げ
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/239764
報告書は、ジュゴン保護について「生息密度など量的数値を把握する調査がない」などの難点を挙げ、「ほとんど価値を持たない」と辛らつに批判している。
専門家の一人は米海兵隊司令部にメールを送り、「非常に不十分で科学的検証に耐えられない」と突き放す。
貴重なのはジュゴンだけではない。辺野古・大浦湾は、豊かなサンゴ礁に海草藻場、マングローブに干潟と、多様な生物が生息する「生物多様性のホットスポット」と評価されている。
日本のアセスメントの歴史の中で、辺野古アセスほど「情報公開」「住民参加」「説明責任」が不十分なアセスはほかにないだろう。このようなアセスに基づいて工事が強行され、貴重な海が失われようとしているのである。
全て安倍の馬鹿野郎の所為でこんな前代未聞のでたらめがまかり通ってしまった。今辺野古大浦湾は瀕死の常態に置かれている。これを何とかしないと日本は世界中にその愚かしい政治的環境と従米路線の低劣さを晒すことになる。同時に、これを食い止め得ない日本人の、戦後堕落した人間性さえ問われることだろう。