山菜と言えば、わらび、少々、採取してきた。
能登では、4月の中旬から、今が、盛り。
原野などの開けた日当たりのよいところに群生しているので、採取は気持ちがいい。
ところで、「わらび」とは変な名前だ。
類似したことばに、「わらし」がある。子供のことで、「わらべ」ともいう。
多分、「わらび」も「わらべ」も同じ発想から出た言葉だろう。
若芽の頭を出したとおもうとすくすくと伸びることから、童子を連想したか。
「わらし」の漢字の「童」をあてる。
「わらび」は、漢字の「蕨」。
「艹」草冠と「厥(ケツ)」の組み合わせ。「厥」は縮んで曲がるという意味で、若芽の姿から出来た漢字とか。
「(あたまが)曲がる」のはわかるが、「縮んで」の意味がよくわからないが。
「わらび」が芽を出して春になったという喜びの歌を探した。
「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」(万葉集:志貴皇子)
能登では、4月の中旬から、今が、盛り。
原野などの開けた日当たりのよいところに群生しているので、採取は気持ちがいい。
ところで、「わらび」とは変な名前だ。
類似したことばに、「わらし」がある。子供のことで、「わらべ」ともいう。
多分、「わらび」も「わらべ」も同じ発想から出た言葉だろう。
若芽の頭を出したとおもうとすくすくと伸びることから、童子を連想したか。
「わらし」の漢字の「童」をあてる。
「わらび」は、漢字の「蕨」。
「艹」草冠と「厥(ケツ)」の組み合わせ。「厥」は縮んで曲がるという意味で、若芽の姿から出来た漢字とか。
「(あたまが)曲がる」のはわかるが、「縮んで」の意味がよくわからないが。
「わらび」が芽を出して春になったという喜びの歌を探した。
「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」(万葉集:志貴皇子)
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