犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

辰巳ダム>9月25日現場から(その3)

2013年09月27日 | 辰巳ダム
 「常用洪水吐きの穴のステンレス板の剥がれ」と「流木止めの流木の取り除き作業」についての報告。
 
「常用洪水吐きの穴のステンレス板の剥がれ」
 前に穴のステンレス板の剥がれをブログで紹介したが、まだ、補修されておらず、さらに反対側のステンレス板も剥がれてきた。16日の出水で傷んだようだ。下部のところだけの剥がれだが、こっちの方は幅が広く、少し丈夫そうだから、流木がひっかかると今度は閉塞のきっかけになりそうだ。
 ダム湖からみた穴の様子、穴の右下のステンレス板が少し剥がれている。
 

「流木止めの流木の取り除き作業」
 7月の末の出水によって堆積した流木をやっと取り除きをしていた。
 この流木止め工は、建設機械で流木を取り除くために、中くらいの油圧ショベルが入れる口があるが、そこで堆積した流木を人力でチェーンソウを使って適当に切断しながら取り除いて空間を確保する、そこへ油圧ショベルが進入して流木を運び出すという作業を繰り返していた。川際にトラックが用意されていて、そこから管理道路を通じて搬出しているようである。
 全体の様子

 運び出された流木の山

 流木が取り除かれた後の流木止め工の上流の土石の堆積の様子。
 1mほども堆積しているだろうか。ミニダムのようになっている。つぎの出水で流されるのだろうが。大きな洪水があれば、流木と土石で自然のダムができそうだ。ダムができてしまえば、流木止めの機能はなくなることになってしまうが。
コメント
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