佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

田んぼの溝きり

2015年06月14日 11時36分05秒 | 農作業
5月連休に田植えをしたこの地区の水田では

好天気に恵まれて順調に稲が生育しています。

例年よりも生育は早めのようです。

入梅前の時期に田んぼの中干指導会が行われていますが

今年は例年よりも早めの9日にここでは行われました。

モデル田んぼの稲の生育状況を指導員が見て

中干の時期を指導します。

今年は例年よりも早く、指導会時期でもうすぐにでも

溝きり中干を実施するようにとのことでした。


この「中ぼし」というのは田んぼの給水を止めて

田んぼに排水用の溝を切って排水して乾かし

稲の余分な分けつを抑え、根に酸素の供給をするものです。

過剰な分けつを抑えることで稲の粒への養分が十分に

行き渡るようにします。

茎数を多くすると稲穂の数、粒数も増えますが小粒な粒と

なって、未熟粒となって等級を落とすことになります。

一旦、田んぼにひびが行くまでに乾かしてその後間断給水を

して収穫を迎えるのですが排水、給水で十分に行き渡るように

溝を切ることが大切です。

作業は溝きり機で行います。

昨年から乗用の溝きり機を使っています。

それまではエンジン付きの手押しのタイプでしたが

泥田の中を足を抜きながら歩くのは重労働で

切なくなり乗用に換えました。

大幅に時間短縮され楽になりましたが方向転換では重いので

力が要ります。

両足を交互に運んで支えていきますが日頃使っていない

両足の筋肉が悲鳴を上げて終わると足がつることがあります。

私が使っているこの乗用溝切機は商品名「田面ライダー」

なんかどっかからパクってきたような名前です。
コメント
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