佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

田舎暮らしの目的再確認

2010年06月24日 09時53分14秒 | 農作業
2002年3月に早期退職して、佐渡ヶ島生活を始めて、丸八年。

女房の実家で義父と3人暮らしで、現在6反の田んぼと5反の畑で

コシヒカリと自給の野菜を作り、趣味の釣りを楽しんで暮らしています。

「趣味の園芸」とか「人生の楽園」族とか、テレビ番組のタイトルで

呼ばれたりしています。

田舎暮らしを始めた目的は

  1.孫たちに田舎を持たせたい。

  2.子供や孫たちにうまい佐渡米と自家製の野菜、魚を食べさせたい。

  3.漁師の親父に仕込まれた経験を生かして自分の船で好きな釣りを楽しみたい。

これが、大きな目的です。

人から見れば田舎生活を遊び半分で楽しんで、何の気苦労もなさそうで

いい加減に見えますが、ほとんどそのとおり。

それでも、長年のサラリーマン生活で体積だけは立派で中身スカスカに

なまってしまっている肉体には正直、つらい作業がいくつかあります。

心筋梗塞を起こして、冠動脈にステントが入っている心臓には

かがんだ姿勢ではメタボの腹が胸を圧迫してすぐ息切れをおこして

つらくなりますので、鍬で土を耕したり、田んぼで溝切り機で

溝切りしたり、苗の補植したり、手で田んぼの草を取ったりする

作業がつらい部類です。

耕すのはトラクターやティラーでできますし、溝切り機も

昨年自分で工夫改造して、ハンドルを高くして解決しましたが

補植、草取りは手作業でしなくてはなりません。

根気のいる手作業ですから、作業中は頭は空っぽです。

そんな時思い浮かべるのが、上記の2番です。

自分の持家のある滋賀県に住んでいる3人の娘たちとそれぞれ2人ずつの

6人の孫たちの顔を思い浮かべながら、この一株があの子の一口になるかな?

とか、考えながら、つらい作業をこなします。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする