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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

欧州、首脳会議で包括策を合意

2011-10-27 | つぶやき

26日に開催されたユーロ圏17カ国の首脳会議で、①民間銀行が保有するギリシャ国債の元本を50%削減すること、②債務危機国に対する緊急支援制度「EFSF」の支援能力を現在の4400億ユーロ(約47兆円)から1兆ユーロ(約106兆円)に拡大することで合意(独仏の合意は2兆ユーロの筈だったが)、さらに、EFSFの後継となる恒久的支援制度「欧州安定メカニズム(ESM)」(欧州版IMFの位置付け)の発足を13年6月から前倒す方針を示したそうだ。また、欧州27カ国によるEUの首脳会議で、③域内銀行の財務を再査定し、2012年6月までに「中核的自己資本比率」を9%以上にするよう要請することを決めたそうだ。尚、EUの欧州銀行監督機構が行った再査定の結果によると、欧州70行の資本不足は総額1064億ユーロ(約11兆2000億円)に上ったそうだ。国別ではギリシャが300億ユーロで最多、続いて、スペイン(261億ユーロ)、イタリア(147億ユーロ)、フランス(88億ユーロ)と続くそうだ。 ⇒ 10/27読売新聞夕刊

対策は決まったが、実行はこれからであり、市場の不安が一定程度、緩和されたに過ぎないようだ。

(関連:10/23マイブログ


世界人口が70億人に

2011-10-27 | つぶやき

国連人口基金が発表した2011年版「世界人口白書」によると、今月31日に世界の人口は70億人を突破するそうだ。過去12年間で10億人増加したそうだ。また、13年後には80億人、2050年には93億人になる見込みと言う。国別では中国が13億4800万人で1位、インドが12億4200万年で2位だが、2021年にはインドが14億人に達し、中国(13億9000万人)を追い越すそうだ。日本は1億2700万人(@95年の国勢調査)で昨年と同じ10位とのこと。●一方、総務省が26日に発表した2010年10月の国勢調査確定値によると、日本の総人口は1億2805万7352人で5年前の前回調査に比べ約29万人増えたそうだ。但し、日本在住3カ月以上の外国人を除く人口は、1億2535万8854人で約37万人減少し、日本人と外国人を区別して集計を始めた1970年以来初めてのことという。人口減少社会の到来が浮き彫りになったと言えるようだ。外国人は「中国」が46万459人(27.9%)で「韓国・朝鮮」(42万3273人)を抜き、初めてトップになったそうだ。 ⇒ 10/27読売新聞

世界人口は今後もまだまだ増加する予測だが、人類の消費は既に地球の扶養能力を超えている。何れ、人口増加を抑えるか、消費を抑える必要に迫られる日が来るのではないだろうか。(関連:9/23マイブログ